●「アキヒカ小劇場」状況説明● | ||
塔矢アキラは進藤ヒカル君に本人的猛アタック中ですが、端からは仲のいい友達という感じです。 アキラ君はヒカル君にラブラブファイヤーですが、ヒカル君は・・・微妙です。 (小説恋のシャレードシリーズのずっと後・・延長上のお話だと思ってください。) しかし、アキラ君とヒカル君は「運命の恋人」。 登場人物すべてがアキヒカを密かに応援しています。 行け行け!世界はアキヒカ中心に回っているぞ! |
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▼下に行くほど古いです。▼ |
7月2日(火) 映画に行こうよ4
■ 先に席に着いているアキラ。ヒカルは席にカバンを置いたまま、どこかに行ってしまった。
アキラ『進藤・・どこに行ったのかな?トイレかな?』
■ ヒカルが戻ってくる。
ヒカル「おまたせーー。」
■ その手には二人分のジュースとポップコーン(特大)1つ。
ヒカル「はい。お前の分のジュース取って。」
アキラ「あ、ああ。」
ヒカル「ポップコーンは二人で食べようぜー。」
アキラ「こんなにたくさん・・上映まであと何分もないのに、食べきれないだろ。」
ヒカル「えー、見ながら食べるんじゃん。」
アキラ「見ながら食べる?!」
ヒカル「そうだよ。2時間以上あるんだから、平気だよ。」
アキラ「・・・食べてたら、映画に集中できないじゃないか。」
ヒカル「食べた方がより楽しいぜ。」
アキラ「・・・。行儀が悪くないか?」
ヒカル「悪くない、悪くない。何言ってんだよ。」
アキラ「何か別事しながら何かするものじゃないと、ボクは幼稚園で習ったんだが。」
ヒカル「もう幼稚園じゃないじゃん。」
アキラ「!」
ヒカル「いいったらいいの。駄目だったら売ってないよ。売店に。」
アキラ「そりゃそうだが・・。」
ヒカル「あ、はじまるぜ。ポップコーン、ここに置くからな。」
■ 映画が始まる。アニメ映画。
ヒカル「こいつがさ、あいつの仲間なんだ。」
■ とか、ヒカルがテレビ版のこのアニメを見ていないアキラのために、途中途中内容の解説をしてくれる。幸い周りは空いていて、余り人気がないので、ヒカルがしゃべっても近所迷惑になる事はない。
ポップコーンのバターのよい香りが鼻をくすぐる。アキラも思わず、ポップコーンに手を伸ばす。どうせ映画の内容は子供向けで単純明快なストーリーでそんなに集中してみていなくても平気そうだった。
アキラ「あ・・。」
■ アキラの手がヒカルの手に当たった。ヒカルもポップコーンを取ろうと手を伸ばしていたのだ。
ヒカルは気づかない振りをして、手を引っ込めた。アキラは思いもかけず、ヒカルの指先に触れた感触にほわんと酔う。
アキラ『進藤の手に・・僕の手が・・。』
■ 映画館の闇も手伝って、そんな些細な事がとっても甘美な二人だけの秘密を持ったように思えた。
ヒカル「!」
ヒカル「!!」
ヒカル「!!!」
■ ポップコーンを取ろうとすると、ヒカルの手にアキラの手が当たる。毎回だ。
ヒカル『まさか・・塔矢の奴・・わざと??』
■ アキラを睨むヒカル。ヒカルの視線に気づいて、顔を向けるアキラ。
アキラ『進藤がボクを見ている・・。指先から想いが伝わったのかな・・。ボクの熱い思いが・・。』
ヒカル『げっ、塔矢の目・・なんだかぎらぎらしてる・・。』
アキラ「進藤。・・・手を・・繋ごうか?」
ヒカル「な!」
アキラ「大丈夫。近くには人がいないから・・。」
ヒカル「何言って・・!!」
アキラ「進藤・・。」
ヒカル「余計な事考えずに、ポップコーンでも食ってろ。」
■ 身の危険を感じて、ポップコーンをとっさに手のひらに取り、アキラの口にねじ込むヒカル。
もぐもぐと入れられたポップコーンを食べながら、
アキラ『進藤って、案外照れ屋さんだな・・。でも初めて進藤に食べ物を食べさせてもらった。これは俗に言う「あーんしてv。」っていうラブラブカップルや新婚さんがよくやるあれだよな・・。ふふふ・・。』
■ なんだか勘違いで一人幸せモードになっているアキラだった。そして初めての二人の映画デートだったが、二人ともまともに内容を覚えていないのであった・・。
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全開から1か月くらいあいちゃってすみません!
もうちょっと更新しないと、いかんですね。(正直、1か月もほってあるとは思わなかった・・(汗))
6月9日(日) 映画に行こうよ3 ■ 碁会所帰りに映画館へ
ヒカル「ええっと・・何見るんだっけ?」
アキラ「このシアタービルの中ならなんでも見れるそうだが・・・。」
ヒカル「ふーん。この6つの中でか・・。」
アキラ「うん。」
■ 上映映画のポスターが貼ってある
ヒカル「えっと、『トリックルーム』・・ホラーかぁ・・。ホラーはパス。オレ、怖いの苦手。あ、こっちの『エイリアンパニック」も怖そう。これもパス!」
アキラ「うん。ボクもだ。」
ヒカル「『黄砂の道しるべ』本格的中国歴史映画・・。ううーん。難しそうだなぁ・・。」
アキラ「ボクは・・構わない。」
■ そう言いかけて、アキラは母に言われた言葉を思い出す。
「アキラさん、映画はロマンチックなものを!」歴史映画じゃちっともロマンチックじゃない。
アキラ「いや・・ボクも・・苦手かな?」
ヒカル「じゃあ、次!『マンハッタンで逢いましょう』・・恋愛映画か。あとは・・『猫のニャンともとんでも大冒険』動物映画ね。ふーん。あと1本は『角河アニメ祭り』アニメの3本立てか。」
アキラの心の声『この中だと、ロマンチックなのは『マンハッタン』しかないな・・。』
アキラ「えっと・・この中だと、ボクはマンハッ・・」
ヒカル「よし!決めた!!」
アキラ「な、何?」
ヒカル「アニメ祭りにしよう!!」
アキラ「え?!」
ヒカル「このさぁ、『シャー魔ニック・モンスター』って言うの面白いんだぜ。」
アキラ「いや・・えっと・・ボクは・・。」
ヒカル「塔矢テレビの方見たことないだろ?大丈夫。オレが解説してやるから!」
アキラ「そうじゃなくて・・。」
ヒカル「けってーい!!あ、5分後に開始だって。早く行かなきゃ!」
■ 早く早く!と手招きするヒカル。
アキラの心の声『・・・ごめんなさい・・。お母さん・・。ボクは失敗しました・・・。』
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さらに続くっす!すんません!
6月3日(月) 映画に行こうよ2 アキラ「・・実は今日は、映画のチケットが二枚あるんだ・・。」
ヒカル「ふーん。」
アキラ「だから・・・・二枚あるんだ・・。」
ヒカル「ふーん」
アキラ「・・・。」
ヒカル「・・・二枚あるんだろ?」
アキラ「ああ・・・。」
ヒカル「ふーん。」
アキラ「・・・。」
ヒカル「・・・。」
■ はっきり誘えよ!おかっぱよ!(ナレーターつっこみ)
アキラ「えっと・・進藤は、今日はこのあと予定があるのか?」
ヒカル「ないよ。」
アキラ「遅くなっても平気?」
ヒカル「平気かも。」
アキラ「・・・そうか。」
ヒカル「・・・もしかして、塔矢、映画、オレと行きたいの?」
■ カーッと赤くなるアキラ
アキラ「進藤が行きたかったら・・。」
ヒカル「オレが行きたくなかったら?」
アキラ「え?!」(それは考えてなかった)
ヒカル「オレが断ったら塔矢は誰と行くの?」
アキラ「・・・。(涙がでそう)」
ヒカル「塔矢はさぁ・・映画に行きたいの?それともオレと行きたいの?」
アキラ「!。そ・・そりゃもちろん君とだから、映画に行きたいんだ・・。」
ヒカル「そっか。」
■ ちょっと照れるヒカル
■ そうして、ようやく映画館へ!(まわりくどいなぁ・・)
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そ、そして続く!
5月31日(金) 映画に行こうよ1 塔矢母「アキラさん、今日も学校帰りは碁会所?」
アキラ「そうです。待ち合わせしているので・・。」
塔矢母「進藤君とね。ねぇ、この前商店街で映画のただ券をもらったんだけど、進藤君と行ってきたら?はい。駅前のシアタービルの中でやってる映画ならどれでも見れるから。二人で決めなさいな。」
アキラ「え、お父さんとお母さんが一緒に行くのでは・・。」
塔矢母「お父さん今度の週末いないのよ。このチケット今週末までなの。ね?行ってらっしゃい。」
■ 無理矢理チケットを握らされる。にっこりと笑う母。
塔矢母「聞けばあなた達、碁会所か棋院でしかデーとしてないそうじゃないの。若いうちはもっといろいろなところに行くものよ。ね、アキラさん。」
アキラ「・・・でも・・ボクは碁会所と棋院で満足してるんですが・・。」
塔矢母「あなたが満足していても、進藤君が満足しているとは限らないじゃないの。」
アキラ「そ、そうか!(がーん)」
塔矢母「今でこそ、お父さんは私と街でデートするけれど、私もお父さんと結婚前にはね・・寺とか・・神社とかにしか連れて行ってくれなくて、随分苦労して街に誘ったものよ。アキラさんもそんな苦労を進藤君にさせてはいけないわ。」
アキラ「そうですね・・。」
塔矢母「アキラさん、デートなんだから、ホラーとかギャグ映画は駄目よ!」
アキラ「はぁ・・。なんならいいんですか?」
塔矢母「そんなの決まってるじゃないの。ロマンスよ。ロマンス。映画を見たあと、進藤君がアキラさんのことをより好きになってくれるような!」
アキラ「ロマンス・・。」
塔矢母「そうよ!進藤君が好きそうなロマンス映画をね!」
アキラ「・・進藤が・・好きそうな・・ロマンス映画・・。」
アキラの心の声『そんなのあるのかな???』
塔矢母「ファイトよ!アキラさん。成功を祈ります。」
■ 塔矢母は手を握って親指を立て、ぐっと押し出した。アキラもつられて同じポーズをとる。
塔矢母「そして、進展した暁には、進藤君をうちに連れていらっしゃいね!お母さん楽しみにしてるわよ。」
■ 結局自分がヒカルに会いたいだけの母であった・・。
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次回は、いよいよ二人で映画に!
5月23日(木) 公認 ■塔矢門下勉強会後の雑談
アキラ「ふぅ。」
白スーツ「ん?アキラ君、ため息か?」
芦原「ため息なんて若いうちからついちゃ駄目だぞ。ため息つくと幸せが逃げるってな。」
アキラ「え?本当ですか?」
■ ため息をついてしまった自分の口を思わず押さえるアキラ
芦原「おや?アキラ、幸せを逃がしたくないって顔してるぞ。なんかめずらしいな。アキラってあんまりそういうこと気にしなさそうなのに。」
白スーツ「今、アキラ君は幸せの貯金中なんだよ。ふふふ。」
■ ちょっとむっとするアキラ
アキラ「・・緒方さん、どういう意味ですか?」
白スーツ「どうって、その意味はアキラ君が一番知ってるんじゃないのかい?ふふふふ。」
芦原「なに?なんだよー。」
アキラ「なんでもないですよ。」
白スーツ「恋・・。」
■ 白スーツの言葉にびくっとするアキラ
白スーツ「恋・・それははかなくーー、恋・・それはせつなくぅ〜。」
芦原「うわ。緒方さんが歌ってるーー。でもそれ歌詞違ってるよ。」
アキラ「緒方さん!」
■ 動揺してガタッと立ちあがるアキラ
芦原「ん?どうしたアキラ。ああ、緒方さんの歌がへたくそで聴きたくないんだな。はははは。」
白スーツ「アキラ君、オレはただ歌ってるだけだぞ。なんだ?血相を変えて。」(にやり)
アキラ「な・・なんでもありません・・。」
白スーツ「まぁ、アキラ君もお年頃だからなぁ・・・ふふふふ。」
芦原「お年頃?」
アキラ「・・緒方さん・・。何が言いたいんです?」
白スーツ「別に。」
アキラの心の声『緒方さんはボクと進藤のこと・・どこまで知っているんだ・・。思わせぶりな態度をとって、ボクにカマをかけているだけか?それとも・・。』
芦原「んー?なんだよー。緒方さんは知ってて、俺には教えてくれないの?アキラ。」
アキラ「なんでもありませんよ。緒方さんの戯れ言です。」
芦原「ああ、そうか。いつものね。緒方さん、今は何人の女の子とつきあってるんです?」
白スーツ「さぁ・・数えたことないからわからないな・・。オレには女性とつきあうのは食事をするのと同じなのでね。1週間の間に3食何を食べたかなんて普通覚えてないだろ・・ふふふふ。」
芦原「うわー、すげー。オレはまねしたくないけどね。」
白スーツ「一人の人間だけに心奪われるなんて・・若い証拠だよ。な、アキラ君。」
アキラ「・・・。」
芦原「アキラが誰かに心奪われてるの?はははは。人間?碁盤とかいうなよー。」
アキラ「芦原さん、『人間?』とは何ですか!進藤は・・オレの進藤はこの世でもっともかわいい人間ですよ!はっ!」
芦原「進藤?」
白スーツ「ふふふふ。アキラ君も大胆だなぁ。」
アキラ「く・・緒方さんの策略にまんまとのってしまった・・。(屈辱)」
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これで、塔矢一門の人にも公認ですね。
・・白スーツに翻弄されすぎ。おかっぱ先生よ・・。
5月17日(金) デート2 ヒカル「で、どこ行くんだよ。」
アキラ「・・・。」
■ 連れ出したものの、今まで碁会所でしかデーとしたことのない二人。
ヒカル「棋院はいやだぜ。和谷とかに見つかったらぜってー何か言われるもん。」
アキラ「何か?」
ヒカル「オレが塔矢がライバルだって院生の時いいふらしたから・・院生の誰かに会うとさー、いろいろ・・。」
アキラ「ライバルだって言われるのがいやなの?でも・・別に不都合もないと思うんだが。間違ってないし。」
ヒカル「・・ライバルだって言ってたのに、休日に仲良く遊んでるなんてかっこわるいじゃん・・。」
アキラ「・・進藤・・もしかして照れてるの?」
ヒカル「て、照れ・・?!照れてなんかいないよ。」
アキラ「だって、ボクと一緒だったらライバルって言ってたのに、本当は恋人同士なんじゃとか詮索されるのが困るんだろ?」
ヒカル「こ・・恋人!?」
■ 真っ赤になるヒカル。それを見て、アキラは心の中でふふっと笑う。
アキラの心の声「あんなにはずかしがって・・かわいいなぁ・・。』
アキラ「ボクは構わないけど。君とどんな関係だって噂されようとも。」
ヒカル「うーん。ま、恋人だなんて言ってくるやつはどうせからかってるんだからほっておけばいいよな。」
アキラ「からかう?からかい半分で恋人だなんて言うなんてそんなの失礼じゃないか。」
ヒカル「およ?お前、さっきと言ってること違うぞ。気にしないんじゃなかったのか?」
アキラ「からかい半分というところが気に入らない。どうせなら本気で!」
ヒカル「本気でって・・。」
アキラ「本気で噂してもらいたいじゃないか。」
ヒカル「はぁ・・。」
アキラ「この際だから、本気で噂を流してもらおう。うん。進藤、棋院へ行こう。」
ヒカル「誰にだよーー。塔矢、変だぞ。塔矢ってば。」
■ ヒカルの腕をぐいぐい引っ張るアキラ
アキラ「もちろん、週刊碁に載せてもらうのさ。噂話は新聞に載った方が早くみんなに広まるからね。そうすれば、もう君もボクと一緒にいることを言い訳しなくてすむだろ。」
ヒカル「ちょっ、ちょっとまてよ!何言ってんだよ!」
アキラ「進藤、言ってなかったが、もう君とボクとのことはお父さんも知っているし、お母さんも知っている。後は君の家のご両親に了解さえもらえば、法的な手段に・・。」
ヒカル「法的な手段?」
アキラ「そうだ。市役所に行けば用紙をもらえるそうだよ。」
ヒカル「え・・。それって・・。え?え?ちょっと待て!!」
アキラ「待つ?ああ、法的な手段をとってから、週刊碁に載るのもいいか・・。進藤・・やっぱり、こういう事はきちんとしないとね。」
ヒカル「お、落ちついて話そうぜ。えっと・・何最初話してたんだ?あ、そうだよ。今日はどこ行くかだろ?」
アキラ「今日行くところ?じゃあ、善は急げで・・日取りを決めようか・・。」
ヒカル「何の日取り?」
アキラ「君のご両親にご挨拶に行く日取り。その後結納・・式は簡単でいいかな?」
ヒカル「何の話だよ!」
アキラ「僕らの将来の話だろ。」
ヒカル「わーー、もう何がなんだかわからねー。」
■ その頃の碁会所の白スーツ。
白スーツ「ふふふ。若者がいつまで経っても碁会所でデートじゃだめだ。アキラ君は進藤君をどこへ連れて行ったのかな?ふふふ。俺っていい奴・・。恋のキューピットだな。進展しろよ。アキラ君。」
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アキラ君、思いこみ激しすぎ。っていうか、君はもう告白したのか?!
5月15日(水) デート1 アキラの心の声『今日は碁会所で進藤とデート・・。』
■ 碁会所でヒカルと待ち合わせをしているアキラ。そこへ白スーツこと緒方さん登場
白スーツ「ふふん、ふふふふん。」(鼻歌)
アキラ「はっ!この鼻歌は!」
白スーツ「おや、アキラ君。」
アキラ「こ、こんにちは・・緒方さん・・。めずらしいですね。碁会所に顔を出すなんて・・。」
白スーツ「ああ、たまにはな。久しぶりに打とうか?」
■ そういいながら、アキラの向かいに座ろうとする白スーツ。
アキラの心の声『そ、そこは進藤の席なんだ!す、座らせるもんか!』
アキラ「あ、緒方さん、打つならこっちの席で打ちましょう。」
白スーツ「ここじゃだめなのかい?」
アキラ「駄目です。」
白スーツ「ふーん。・・・もしかしてここは誰かと打つための特別な場所なのかな?」
■ いやらしくにやりと微笑む白スーツ。
アキラの心の声『ちっ、気づかれてはまずい。』
アキラ「別にそんなことはありませんよ。」
白スーツ「ふーん。そういえば、最近進藤君がよくここに来ているそうだね。」
アキラ「・・・。」
白スーツ「今日は来ないのかな。来たら一局打ってみたいな。あんな手やこんな手でぎゅぎゅーっといたぶって・・『負けました』って言わせてみたいなぁ。ふふふ。」
アキラの心の声『き・・危険だ・・。』
白スーツ「泣かせてもいいな・・泣き顔もかわいいだろうしなぁ・・。」
アキラの心の声『駄目だ!ここに進藤が来たら、緒方さんの毒牙に・・いや、緒方さんのいやらしいオーラに進藤が・・ボクの清らかな進藤が汚されてしまう!』
■ ガタッと席を立つアキラ。
アキラの心の声『進藤がここに来る前にどこか違うところへ連れて行かなければ・・。』
アキラ「緒方さん、すみません。急用を思い出しましたのでこれにて・・。」
白スーツ「んー?つれないなー。アキラ君。」
ヒカル「こんにちはー。」
白スーツ「お?」
■ 入り口にダッシュするアキラ
ヒカル「お、塔矢、ごめん。遅くなっちゃって・・って何?うわぁ。」
■ ヒカルの腕をつかんで外へ出ようとするアキラ
アキラ「ここは危険だ!さぁ、早く!」
ヒカル「危険って、ここ、お前んちの碁会所じゃん。」
アキラ「今日は駄目だ。危険な動物がいるんだ!」
ヒカル「動物ー?」
アキラ「いいから!早く。」
ヒカル「って、どこ行くんだよー。」
■ アキラ、ヒカルを外に出すことに成功・・しかし、碁会所デートしかしたことがないのに、この後どこへ連れていく気だ?アキラ君!
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なんか長くなってしまいました・・。しかも続きます。
今日アニメのヒカ碁のOP・ED変わりましたね。私はdreamファンなのでひいき目もあるでしょうが、前のOPの方が好きかな・・。勢いがあったし・・希望とか未来とかいう言葉がピッタリ来る感じがします。新しいOPは絵もちょっと・・。うーん。最後のヒカルと佐為が糸みたいなのにぐるぐる巻きになって碁石になるのはどうなんでしょうか・・。ちょっと鬼太郎の髪の毛玉(?正式名称不明)を思い出したよ・・。鬼太郎が自分の髪の毛でぐるぐる巻きになって手まりみたいになるやつ・・。
新EDは歌詞もいいし、絵も動きと曲が合っていて良いと思いました。やっぱりひいき目?
5月12日(日) 母の日 ヒカル「今日は母の日だな!塔矢は何かお母さんにあげるの?」
アキラ「ああ。毎年母の日は花をプレゼントすることにしているんだ。」
ヒカル「ふーん。今持ってる奴?その百合とかいっぱい入った豪華な花束。すげーなー。」
アキラ「いや、母のプレゼントはもう予約して今頃宅配便で届いているはずだよ。」
ヒカル「じゃあ、それは?」
アキラ「君のお母さんへの花束。」
ヒカル「?。なんで塔矢がオレの母さんへ花束?」
アキラ「君のお母さんは、ボクのお母さんでもあるじゃないか。ははははは。」
ヒカル「え?!なんで?」
アキラ「いいから、いいから。さ、君のうちへ行こう!」
ヒカル「ちょっと待ってよ。なんでオレのうちに行くんだよ!」
アキラ「なぜって・・今日が母の日だからだろ?」
ヒカル「だから、なんでオレの母さんに花束?!」
アキラ「だから、それは君のお母さんは、ボクの・・。」(以下エンドレス)
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気が早すぎますよ、アキラさん。
5月10日(金) 突然の雨 ヒカル「うへー、雨降ってきたよー。もうー。今日傘持ってないのにー。」
アキラ「進藤は雨は嫌いなの?」
ヒカル「嫌いっていうかさ・・やっぱ晴れてた方が気分いいじゃん。」
アキラ「ボクは結構雨好きだよ・・。」
ヒカル「なんで?」
アキラ「内緒。」
ヒカル「なんだよー。教えてくれたっていいじゃんか。」
アキラ「それより進藤。ボクは傘持ってるけど、一緒に入る?」
ヒカル「お、サンキュ。っていうか、お前カバン持ってないのにどこから傘を・・。」
アキラ「ははははは。入るの?入らないの?」
ヒカル「入るってば。もう。」
アキラ「折り畳みの傘だから、狭いけどね。」
ヒカル「うん。」
アキラ「ほら、もうちょっとこっちに来ないとぬれるよ?」
■ そういいながら、ヒカルの肩を引き寄せるアキラ。
おおっ!今日はなんだか攻め攻めですな!
ヒカルの心の声『一人用の傘に二人だから狭いのはしょうがないけど・・なんかすっげー緊張する・・。塔矢の肩が歩くたびに触れるし・・。ううっ、やっぱりオレ、晴れの方が好き・・。』
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アキラ君、笑ってごまかしてますが・・一体どこから傘を・・。っていうか、相合い傘できるから雨が好きだったんですね・・。
この用意した傘、もしかしたらわざと小さいのをセレクトしていたりして・・。やりかねない・・塔矢アキラ・・。
5月9日(木) ログはどこへ行った ヒカル「なんかさ、今まで書いた分のログが見れなくなっちゃったらしいぜ。」
アキラ「ボクと・・進藤の愛の軌跡が・・。ふ、ふざけるな!!」
ヒカル「まぁまぁ。落ち着けよ。え?お前今なんて言った?あい?加藤あいか?」
アキラ「加藤?誰のことだ?」
ヒカル「お前がさっき『あい』っつったじゃんかー。」
アキラ「言ったけど・・。加藤さんの話はしていない。」
ヒカル「よくわかんねーけど・・、まかいいや。塔矢がテレビの女の子の名前なんて知るわけないよな。」
アキラ「どっちにしても、もう君と綴った物語が見れなくなるんだ・・。」
ヒカル「いいじゃん。」
アキラ「なんだって?君は僕らの物語が消されてもいいって言うのか?」
ヒカル「だって俺たちには未来があるじゃんか。」
アキラ「!」
ヒカル「これからオレがもっと強くなってそのうち連戦連勝を勝ち取ってやるぜ!」
アキラの心の声『・・・進藤が、ボクとの愛を深める未来をこんなに望んでいたなんて・・。う・・嬉しい・・。』
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かなりな勘違いです。会話がかみ合っていませんよ!お二人とも!!
しかし、無料の日記借りて連載してたんですが、ログは見れない、問い合わせも無視では・・私はどうしたらよいのか・・。というわけで、ちょっとめんどくさいんですけど、(めんどくさいのは私だけ)普通にhtmlで連載しまーす。がんばりまーす。