そうして、あたしたちはついに、その場所に辿り着いた。
セントラル・ドーム。
第一次植民計画の中心地。パイオニア1の人々はこの施設を中心に植民活動を行い、そしてそれは十分軌道に乗っていたはずなのだ。だからこそ、あたしたちはパイオニア2でこの地を訪れた。
だけど、あたしたちがこの惑星に到着したそのとき、セントラル・ドームと回線を開こうとしたまさにその瞬間に、原因不明の爆発が起こり、地上からの連絡は途絶えた。
不幸なことに、フロンティアを目的としたパイオニア1と違い、単純に移民のためだけに用意されたパイオニア2には、満足な軍隊が搭乗していなかった。船内――シティと呼ぶ――の治安維持がせいぜいの、警察に毛が生えた程度の部隊しかいなかったのだ。
そこで白羽の矢が立てられたのが、あたしたちハンターズだったというわけだ。
故郷では荒っぽい何でも屋として、ともすればならず者のように見られがちだったハンターズは、一躍脚光を浴びることになった。総督府の依頼を受け、ラグオル地表で何が起こったのか調べるために、たくさんのハンターたちが降りていった。
誰もが、英雄になりたかったのだと思う。あたしみたいに、子供っぽい憧れでハンターズになろうとする人々も増えた。
……だけど、その多くが帰ってこなかった。
ラグオルで何があったのかもわからないまま、いたずらに時間だけが過ぎ――。
そして、今。あたしたちは、セントラル・ドームの前に、立っているのだった。
「……」
「……」
「……」
ルルージュが無口なのはいつもどおりだったが、引き結んだ唇に、やはり緊張しているのが感じ取れた。
いつも太陽のように笑う千鳥も、不安げに眉をひそめて、セントラル・ドームを見上げていた。
そして、あたしは――自分が今、ここに立っていることが信じられなくて、ぽかんと口を開けたままだった。
「……行きますわよ」
先陣を切るのは、いつもルルージュだ。緊張はしていても、不安や怯えとは全く無縁な様子で、ルルージュはセントラル・ドームの扉に手をかけた。
「ちょ、ちょっと待ってよ、ルルージュ〜」
慌てて千鳥が彼女を引き留める。ルルージュは少し苛立った風に眉をひそめて、千鳥を振り返った。
「なんですの?」
「その……大丈夫かな〜と思って。メイトやフルイドもだいぶ使っちゃったし……出直したほうがよくないかな〜」
「何を……」
珍しく少し声を高くしかけたルルージュは、千鳥の視線に気づいて、言葉を止めた。
千鳥は、あたしを見ていた。気遣わしげな瞳の色。
そのことに気づいて、ルルージュは小さくため息をついた。ドアから手を放し、踵を返そうとする。
その姿を見たとき、あたしは思わず口を開いていた。
「行こう!」
「え……ほ、北都ちゃん?」
千鳥が慌ててあたしを振り返る。ルルージュもちらりと一瞥した。
あたしは虚勢を張っているのがバレバレだと気づいていたけど、それでも無理矢理笑顔を浮かべた。
「せっかくここまで来たんだもん! 次にまたここまで辿り着けるって保証はないんだよ? シティの人たちも、ラグオルで何があったか知りたくて、ずっと不安に思ってる……。こんなとこで足踏みしてる暇ないよ!」
「北都ちゃん……」
困惑顔で、千鳥はあたしとルルージュを交互に見た。
あたしは唇を噛みしめて、ルルージュを見つめた。
ルルージュはもうあたしを見ていない。セントラル・ドームのドアに、じっと視線を注いでいる。
……もし、ルルージュがそれでも帰ると云えば、これ以上反対する気はなかった。
あたしはルルージュの戦いを見届けることで、彼女が戦う理由を知りたかった。だから、あたしが足手まといになって、彼女が前へ進もうとするのを邪魔するのが耐えられなかった。
だけど、それが子供っぽい意地だってこともわかってる。あたしのせいで、全員が危険な目に遭うかもしれない。ルルージュがそう判断したなら、それはやむを得ないことだと思っていた。
沈黙の時間は、どれぐらいあっただろうか。
やがて、ルルージュは呟いた。
「行きますわよ」
重く分厚いセントラル・ドームのドアを、ルルージュがゆっくり押し開ける。
千鳥はやはりまだ困ったような顔をしたまま、あたしを見て小首を傾げた。
「……無茶はダメだよ〜、北都ちゃん?」
「……うん」
頷いたあたしに、千鳥は優しく微笑んでくれた。
そうして、あたしたち三人は、セントラル・ドームへと踏み込んでいった。
*
非常用電源だけはかろうじて生きているのか、ドームの中は非常灯だけがぼんやり灯っていた。
生き物の気配は、まるでない。モンスターも――人間も。
あたしたちの足音だけが、気持ち悪いぐらい反響していた。
「誰も……いないね……」
「そうだね〜」
言わずもがななあたしの台詞に反応してくれるのは、当然、千鳥だけだ。ルルージュは無言で先頭に立ち、ドームの内部を調べていく。
最初に居住区を見たが、やはり誰もいなかった。こんなこと云うのはなんだけど――死体すら、なかった。
次に管制室へ向かった。だけど、そこでも収穫はゼロ。コンピュータを動かせる電力はなかったし、もし仮に電気系統が無事だったとしても、意味はなかったろう。コンピュータ類はどれも超高圧の電流にさらされたように、焼け焦げていた。
「なんだか、作為的だね〜」
「ここに人がいた痕跡を……消してしまおうとしてるみたいだね……」
「……」
そのあと、各フロアを順次回ってみたのだが、結局、なんの情報も得られはしなかった。 いったい、どういうことだろう? ここに来さえすれば、すべての真相がわかると思っていたのに……。
このままなにもわからなければ、あたしたちはどうなってしまうんだろう? パイオニア2は、どこへ行けばいいの?
あたしは込み上げる不安に、叫び出したくなった。
それをぎりぎりで抑えることができたのは、普段と全く変わらない二人のフォマールのおかげだっただろう。
千鳥は「おかしいね〜」とか云いながら、いつもどおりニコニコと微笑んでいる。ルルージュは落胆も焦りも知らぬげに、端然と歩いていく。その二人を見ていれば、何が起ころうと平気だと思えた。
上階から先に回ったあたしたちは、今、最下層のフロアにいた。あたしと千鳥が、顔を見合わせて肩をすくめる。
そのとき、何かに気づいたように、ルルージュが首を巡らした。
「なあに〜、ルルージュ? どうかしたの〜?」
「風が……ありましたわ」
「風?」
問い返したあたしには答えず、ルルージュは通路の奥へ歩いていった。あたしと千鳥も、急いであとを追う。
見取り図によると、この先は、行き止まりになっていたはずだけど……。
あたしたちが追いついたとき、ルルージュはやはり通路の端に立っていた。壁に手を当てて、何かを探っている。
「どうしたの〜、ルルージュ?」
「……」
やっぱりルルージュは答えない。真剣な表情で――ルルージュはいつも眉間にしわを寄せているけど――壁を探り続け、やがて、カチッと小さな音がした。
そのままルルージュが壁を押し込む。すると、壁が向こう側に静かに開かれていった。
「わわわっ」
「わ〜、びっくりだね〜」
目を丸くして、あたしと千鳥はその奥を覗き込んだ。地下深く降りていく通路があるらしい。まだ舗装もされておらず、岩肌がむき出しになっていた。
「なんなんだろう、これ……。どうして、こんなとこに……?」
「しかも、わからないようにカモフラージュしてたってとこが、怪しいよね〜」
「……行ってみれば、わかりますわ」
そう云ったときには、もうルルージュは歩き出していた。死神の大鎌を肩に担いだ、いつもと変わらない姿で。
「あ〜、待ってよ、ルルージュったら〜」
千鳥がぱたぱたとあとに続く。あたしもハンドガンを握り直しながら、闇の中へ進んでいった。
*
突然、大きく開けた場所に出た。
そこは非常に広大な広場のようになっていた。セントラル・ドームの地下に、こんな空洞があるなんて。
だけど、あたしたちが本当に驚いたのは、そんなことについてじゃなかったのだ。
「な……なに、あれっ!?」
あたしたちがこの広場に辿り着くと同時に、キシャアアアアというような、金切り声が響いた。強い風も吹き付けてくる。それの羽ばたきで巻き起こる風だった。
広場の高い天井近くを飛び回るその姿は――。
「で、でっかいトカゲ!!」
「トカゲに羽根はないと思うよ〜、北都ちゃん」
「じゃあ、じゃあ、なに、なんなの、あれ?」
「……ドラゴン」
パニックを起こしたあたしに呆れるでもなく、落ち着かせようとするでもなく、やはり独り言のように、ルルージュは呟いた。
「ドラゴン? なんでそんなものがいるの? メルヘンだよ、そんなの!」
「……理由は存じませんけど」
ひゅっ、と風を切る音を響かせ、ルルージュはソウルイーターを振った。その音と、その刃の輝きに、あたしはほんの少し平静を取り戻した。
「そこにいるのは現実ですわ。そして、あれを倒さないことには、前に進めないことも」
「倒すって……あれを!?」
「千鳥」
もうあたしの叫びは完全に無視して、ルルージュは千鳥に向き直った。
「あの手の相手には、これは不向きですわ」
そう云って、ソウルイーターを軽く掲げるルルージュ。千鳥が頷いた。
「フォローに回りますわ」
「オッケー〜」
答えながら、千鳥はダブルセイバーを振り回した。
そうしている内に、ドラゴンが高度を下げた。着地しようとしてる。
それを見てルルージュと千鳥は、一気に駆け出した。
あたしも、あとに続いて飛び出そうとした――そのとき。
「北都さん」
ルルージュが、振り返った。真っ直ぐにあたしを見て、呼びかける。そんなの、初めてだったかも知れない。だから、あたしは、思わず足を止めてしまった。
「見ていなさい」
「そ……そんな!」
「無茶しないって……約束したよね〜」
いつもどおり微笑みながら、千鳥も云う。
そうして、二人はいよいよ地上に降りたドラゴンに向かっていった。
確かに、あんなのにあたしなんかが迂闊に近づいたら、一撃でやられちゃうかも知れない。だけど――だけど!
あたしは悔しさと情けなさで、全身が震えた。
ルルージュたちの言葉が悔しかったんじゃない。ドラゴンを見てすくみ上がっていた自分が、心底情けなかった。
ドラゴンは見かけによらず敏捷な動きで、ルルージュと千鳥に迫る。二人は左右に散開し、氷雪系テクニック・ギバータを唱えた。氷の刃がドラゴンに突き刺さり、悲鳴を上げさせる。ドラゴンがひるんだ隙に、千鳥が近づいて、その足下にダブルセイバーの斬撃を叩き込んだ。その間も、ルルージュはテクニックを連発して、ドラゴンの注意を引きつけている。
「すごい……!」
あたしは今更ながら、感嘆のため息をついた。そのときだけは、悔しさも情けなさも忘れた。
この二人のコンビネーションにかかれば、こんな図体のでかいだけの怪物なんて、相手にもならないんじゃないか。
あたしのそんな楽観的な予想を裏付けるように、ドラゴンは首を地に垂れた。かなり弱っているように見えた。
「……!」
チャンス、とルルージュも考えたのだろうか。これまで距離を保ってテクニックを使っていたけど、ソウルイーターを振りかぶって、ドラゴンの正面に走り出た。
鎌を振り上げるルルージュの頬は、紅潮していた。いつか見た激しさと切なさを、あたしは思い出した。
――そのとき。すっかり弱り切ったと思っていたドラゴンが、首をあげた。真正面にルルージュを捉え、おぞましい牙の並んだ口を大きく開く。その奥から、火焔が吹き出そうとしていた。
「……!」
「ルルージュ!」
すさまじい炎のブレスが、吐き出された。その炎に巻かれたのは――しかし、ルルージュではなかった。
「千鳥!」
大地に倒れたルルージュが、顔を上げて、悲鳴のような声を上げた。ルルージュのそんな声も、驚愕に目を見開いた顔も、あたしには初めてだった。
そう、間一髪のところでルルージュを突き飛ばした千鳥が、代わりにドラゴンのブレスを浴びたのだ。
「千鳥!」
ルルージュが千鳥に駆け寄る。あたしも全力で走った。
「千鳥! しっかりなさい、千鳥!」
「えへ……ごめん、へましちゃったね〜」
ルルージュに抱きかかえられて、千鳥は微笑んだ。全身に火傷を負い、虫の息であっても、千鳥は、笑ってくれるのだ。
ルルージュは即座にレスタを唱えていたけれど、そんな応急処置でどうにかできるレベルではなかった。
キシャアアアアアアア!
あたしたちの背後で、ドラゴンが勝ち誇ったような叫びをあげる。
ルルージュは振り返り、ドラゴンを睨んだ。いつか見た、憎しみに燃える視線。
「北都さん」
「は、はいっ」
「千鳥を、頼みますわ」
ルルージュはあたしの腕に、千鳥を預けて立ち上がった。
ソウルイーターを構えるルルージュ。死神の大鎌が、怪しい輝きを放った。
「――!」
「ルルージュ!」
止める間もなく、ルルージュはドラゴンの懐に飛び込んでいった。大きく振りかぶった鎌を、ドラゴンの足下に叩き込む。すると、あれだけ固そうに見えたドラゴンの体が、紙のように引き裂かれ、鮮血が吹き出した。
悲鳴を上げるドラゴンに、ルルージュは二度三度と斬撃を繰り返した。
「す……すごい……」
あたしは茫然とその姿を見ていた。ソウルイーターに、あれほどの威力があったなんて。
でも、だったらなぜルルージュは、最初、「不向き」だなんて云ったのだろう?
「ダ……ダメ……」
千鳥が、震える手で、あたしの袖を引いた。
「千鳥? どうしたの、大丈夫?」
あたしが千鳥の顔を覗き込むと、千鳥は恐怖に震える表情をしていた。自分がどれだけ傷ついても、こんな怯えた顔をすることはなかったのに。
「北都ちゃん……ルルージュを止めて、お願い……!」
「え? どうして? だって、あんなに……」
「ダメなの……! ソウルイーターの本当の力は……使っちゃダメ……、あのコ……死んじゃう……!」
「――ええっ!?」
涙ながらのその言葉に、あたしは驚いてルルージュを見た。
ルルージュの顔色は、蒼白を通り越して、土気色だった。
あたしは思い出していた。ソウルイーターの噂を。振るうものの命まで吸い取る魔性の鎌……! それが、本当のことだったなんて……!
「お願い……北都ちゃん……!」
ルルージュがもう一度ソウルイーターを振りかぶる。しかし、もはやその大鎌を振る力もないのか、体勢が大きく揺らいだ。ドラゴンがすかさず首をルルージュに向け、再びブレスを吐こうとする――。
その頭めがけて、あたしはハンドガンの引き金を弾いた!
あたしが与えたダメージは微々たるものだったけれど、ドラゴンの注意を引くことはできた。あたしは続けざまにフォトンの弾丸を叩き込みながら、ドラゴンに向かって走った。
「――北都さん!?」
ソウルイーターを支えに体を起こしながら、ルルージュが叫ぶ。
あたしも負けずに叫び返した。
「フォローします!」
「……」
もちろん、彼女が感謝の言葉なんて云うはずがない。
だけど、そのとき。彼女は、笑ったのだ。あたしはそう思った。とても小さな笑みだったけれど、あたしは決して見逃さなかった。
そして、ルルージュは自分にレスタをかけて立ち上がると、気力を振り絞って、ソウルイーターを振り上げた……。
*
メディカルセンターから、あたしとルルージュは出てきた。
千鳥を見舞ってきたところだったのだ。
文字通り満身創痍で、あたしたちはどうにかドラゴンを倒した。そして、そのまま全員揃って、メディカルセンターに直行したわけだ。
千鳥は、どうにか一命を取り留めた。ルルージュの応急処置が効いたのだろう。あたしときたらほんとに、おたおたしていただけだったんだから。
なんのための後方支援だろうと思うと、またしても情けなさが込み上げてきたが、今はとにかく千鳥が助かった喜びで、胸がいっぱいだった。
「よかったねー、ほんとに。一時はどうなるかと思ったけど……」
「……」
「しばらく入院だっていうけど、後遺症とかの心配はなさそうだし。ほんと、よかったよー」
「……本当、余計な真似をしてくれたものですわ」
「……え……?」
「千鳥があんなバカげた真似をするなんて。見損ないましたわ」
「そんな……!」
なんてことを云うんだろう。千鳥は、ルルージュをかばって大けがをしたのに!
あたしは頭に血が上って、ルルージュのその声が持つ響きに気づかなかった。それは、いつもの独り言のように聞こえる言葉ではなく、感情をむき出しにした、吐き捨てるような呟きだったのだけれど。
怒りに顔を赤くして、あたしはルルージュを振り仰いだ。
そして……見た。見てしまった。
ルルージュの頬を、流れる涙を。
ルルージュはいつもどおり、端然と佇んでいた。その表情にも、変化はない。
ただ涙だけが、静かに止めどなく、流れていた。
その静かさが、あたしの心を突き刺し、言葉さえ失わせた。
「誰かに守ってもらって……そして、ひとり残されるのがどんな気持ちか……あなたにわかる……?」
「……」
答えられなかった。
茫然と見つめるあたしのほうを見ず、ルルージュは歩き出した。
涙をぬぐおうともせず、彼女はシティへの転送装置へ向かい、姿を消した。
あたしは最後まで言葉もなく、その背中を見守っていた。
*
あたしたちが見つけた地下への入り口は、思いがけないほど大規模な洞窟へと続いていた。
パイオニア1の人々の行方は、杳として知れない。
パイオニア2総督府は、調査の継続を、ハンターズギルドに要請した。
あとがき
たいへん長らくお待たせいたしましたm(__)m。
更新が一カ月以上遅れたのは、決して、メモオフ2ndにはまったせいではありません。……たぶん。仕事も忙しかったし……、愛着のあるお話だっただけに、どうまとめるか苦心して……。
言い訳モード、終了m(__)m。
以前、掲示板でもちょっと話しましたが、PSOって世界観がちゃんと発表されてないんですよね。なので、それをいいことに(^^ゞ、今回はお話として進めやすいよう、実際のゲームの状況とは異なる設定も盛り込んでいます。セントラル・ドームの辺りは特に。だって、いきなりボス部屋への転送装置があるなんて、ゲームではよくても、お話では変でしょ(^^ゞ。
書いている内にどんどん愛着のわいたキャラたちだし、ありがたいことに、一部では好評だったようなので、シリーズ展開したい……とは思っています。あくまで願望なので、あまり期待しないでください(^^ゞ。
次はジョルジュ&弥十郎編かなあ……(これも願望です(^^ゞ)。
ご感想など、いただければ幸いですm(__)m。
補足
ソウルイーターの設定が、ゲームをやっていない人にはわかりづらいと思いますので、ちょっと説明します。
PSOでは、武器によっては「エクストラアタック」という特殊攻撃が出せます。そして、ソウルイーターのエクストラは、自分のHPを削って敵に大ダメージを与える、というものなのです。当然、乱用すると、HPがどんどん減って瀕死になります。そのせいで死ぬことはないですけどね(^^ゞ。危険であることは間違いないです。ちなみに、ストーリー中では言及していませんが、ソウルイーターは装備しているだけで、HPが自動的に減っていく「呪われた武器」です。
また、ソウルイーターがドラゴン相手には不向き、というのは、こうした大振りで複数の敵を同時に攻撃できる武器は、反面、振りが遅くて硬直が長いというデメリットがあるんですね。だから、雑魚敵を掃討するにはいいんですが、ボス戦のように強大な敵1体を相手にするには不向きなんです。