キックボクシング世界王者
  「蒲田のロッキー」 
               
                  
高橋 勝次選手

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 大田区北千束に住むキックボクシングの高橋勝次さん(33)は蒲田のロッキーだ。
現在目黒藤本ジムに所属。
2015年に新日本キックボクシング協会の日本ライト級王者に輝き
3
度の防衛に成功。昨年10月にはムエタイ南米王者のアルゼンチン人選手にTKO勝ちし
念願の
WKBA世界王者に。高橋勝次選手にインタビューした。

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世界王者おめでとうございます。当日はどんな気持ちで試合に臨みましたか。

―昨年4月のノンタイトルマッチで敗れたうえに顔面2か所を負傷。引退したほうが良いのではと忠告してくれた方もいた。
しかし「世界王者になる!」と自分に言い聞かせ「絶対に勝つ!」というポジティブな気持ちで試合に挑んだ。その思いが
叶い大変嬉しい。

今年は新型コロナウイルスの影響で試合も練習もできなかったでしょうが、どう過ごされましたか。

―今年2月の試合で足を骨折したので治療に専念できたことが大きかった。妻、2歳の長女、1歳の次女と家でゆっくり
過ごす時間も与えられたので、心身ともにリフレッシュできたと思う。

現在の一日のスケジュールを教えてください

―朝早く起きて家の近所をランニング。加圧、整体資格を持っているので昼はパーソナル・トレーナーとして個人宅や
会社へレッスンに行くことが多い。夜7時から9時半迄藤本ジムで練習に励んでいる。

キックボクシングを始められたキッカケは

―中学2年の時にたまたまテレビで観た格闘技番組の影響です。それまではサッカー少年だったが、兵庫県の三木東高校に
入学後、家の近くの道場へ通い本格的にキックボクシングを始め、タイに何度も修業に行った。

20歳で上京後、長く蒲田に住んでいましたね

―出身は兵庫県三木市で、昨年まで12年間蒲田2丁目に住んだ。近くのコンビニのオーナーさんをはじめいろいろな方々に
応援してもらった。感謝で一杯です。蒲田は今でも大好きな街。家族みんなでタイヤ公園などへ行って楽しんでいる。

今年1月「大田区観光PR特使」に任命されましたが、大田区の魅力を聞かせて下さい

―日本の玄関口羽田空港があるので重要な都市だと思う。また、大田区は暖かく人情味あふれる街。その中でも蒲田は、
住みたくない街の
1位だけど、住んでよかった街の1位なのも面白い。

高橋さんの将来の夢を聞かせて下さい

―キックボクシングをメジャーな格闘技にしていくのは私の責務であると感じているので現役のうちに個人ジムを大田区内に
作りたい。やはり大田区は私にとって第
2の故郷ですから。

※高橋勝次選手のツイッターKickBoxKもご参照ください。