第一部、灼熱と氷の新宿篇

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さて恒例のライブレポ行きます。
大阪を出たのが昼・・新幹線に飛び乗ったけど、目を開けたのは京都と名古屋だけ、あとはほとんど爆睡していました。

ライブの前に他にちょっとした飲み会があって、その後マクドナルドへ。
しかし、夜の新宿駅前、なんで路上でクリオネが5万円で売ってるんですか??(北の国の妖精って10ミリくらいの軟体動物ですけど)

知った顔が色々いるのでご挨拶、マックでしばらく話してから、ぞろぞろとライブ会場のロフトプラスワンの階段に並ぶ、11時過ぎだったかな、しかし暑い(^_^;)

見知った顔も多いけど、あちこちから新しい人が来られているようで、階段を上がったり下がったしながら、gさん、一依さん、sakuraさん、なっちゃん、ぴんかさんとか挨拶しまくり・・・。浴衣姿の「紫の人形娘さん」(仮称、HN考えてないようで)親子ともちょっとお話、浴衣の方がかえって暑いそうですね。それにしても何なんですか、手錠を持ってかちゃかちゃしている某夫婦は・・

他の常連さんたちとも立ち話をしていると、やっと11時50分頃開場、中はそれなりにクーラーが利いてました。

12時過ぎから、色々注文して飲みながら、はじまったのが定刻ちょっと遅れの12時半過ぎ、階段で並びはじめてから、はや一時間半、この時点で私はすでに疲れていました(^_^;)

さて、いつものように、菊地先生、飯野先生、外谷さん(すでに常連ですね)登場です。


しかし、飯野先生の顔、なんだか変です、どうもすでにかなりお酒入っている感じ。
本来は、飯野先生のお誕生日と4〜6月の人で乾杯ですが、全員に紙コップでシャンペンを配っていただきました。(誕生日の人は多めについでくださるそうで)ロフトの斉藤さんが配ってました。

シャンペンを配っている間に最初の軽いトーク、公認HPの報告、今日はチャーシューパーティ(朝からアクセスできなかった私は意味が分からなかったけど、HPに書いてあったらしい)
妖魔城は完成・・・しかし上下巻になるらしい(ちょっと薄めだそうで出版社に紙を厚くしますかといわれたそうです(苦笑))
あと残念ながらDの映画は地方では惨敗したそうですね。出来れば他の系列の映画館でもやってほしかったのと、やはり日本では吹き替えのアニメが主流なのでそれが何とかならないかといったお話。

さて、シャンペンやワインも行き渡ったようで、乾杯です(^_^)v
その後のこったシャンペンをユイちゃんについでもらう、女の子に跪いてつがれたら飲まないわけにはいきません。しかし、よく考えるとあのスカート丈ならそうせざるをえなかったのかも。しかも胸に十字架、ストッキングも十字だし、吸血鬼でもさけているんでしょうか?

さてAIP特集に入ります。AIP特集というか今回はB級の帝王と呼ばれているロジャー・コーマン大先生の製作した映画の特集といってもいいでしょう。

ところで、酔っぱらった飯野先生に、ロジャー・コーマン、結果は1+1が2になるようなもので、予想通りの言葉を連呼されてましたね(苦笑)

さてとまずは「海底一万リーグからの妖怪
ようするにボートに乗ってた博士が放射能の影響で出来た海の怪獣(2〜3m)に襲われるって話なんですけど、この怪獣が、海の中をのたーっと漂ってるのは、迫力がないですね。なんとなくボンキッキーズのガチャピンが、潜水ボンベ背負って潜ってるのをを連想してしまいました(苦笑)

まあ、例によっての即席アフレコつきで、電話がかかってくれば「菊地先生原稿まだですかぁ?」とか入るので爆笑ものです。ええ、いつものように●上○彦先生ネタもたっぷりとありましたし、チャーシューパーティーも使われていましたね。

ロジャー・コーマン映画の場合はたいてい意味のない綺麗な女性のサービスカット(入浴とかシャワーシーン)が入るのですが、そのへんのアテレコは書けません(×××酒とか・・・自爆)

次が「金星人地球を征服」、いわゆる金星ガニという、アイスクリームのコーンをひっくり返したようななさけない形の金星人が地球を征服しに来るというお話
若かりし頃のピーター・グレイブス(スパイ大作戦で有名)が出てます。んでエイみたいな子供を発射して、地球人を洗脳して支配しようとした、銃弾も平気な金星人は、小さなガスバーナーで目玉を焼かれて倒れてしまいましたとさ、ちゃんちゃん。

さて「恐怖の獣人」若き日のロバート・ボーン(ナポレオン・ソロとか)が出てます。
最初は原始人が怪獣に襲われるという、恐竜100万年みたいな映画と思いきや、実は核戦争後に人間が退化している原始世界を描いていた高尚なSFだったのです。(猿の惑星ですか)
しかも、上から石を落として、怪物がダウンって、コントの落ちですか(苦笑)
これもよくわからん原始人の女性がシャワーしているサービスカットあり。ロケ場所はほとんどの映画でも使っている裏山です。

ロフト内は私にはちょうどいいくらいのクーラーの効き方だったんですけど(酒のペースで体温調整するんで)、女性陣にはなかなか寒い温度だったようで、半分夏にも関わらず、上を羽織ったり、後ろじゃ二人してショールにくるまっているしで、逆にクーラーをゆるめにすると、後半男の方が眠くなって困りましたね。

このへんで休憩があったのかな、写真をとったりとられたり、色々してましたが、トイレの前では抱っこ合戦をやっていたようで、外谷さんをK女帝さまが持ち上げようとしたり、Gさんに姫抱っこされたり、Sさんを持ち上げようとしてこけたり色々やっていたようですね。
私は忘年怪とかでひととおりやっているので今回は傍観者ですとも、冷たい目で「きみたちはいったいなにをやってるんですか」という感じでもなかったか、面白がって写真撮ってましたね(爆) しかし、飲んで力を誇示したいという欲求でもあるんでしょうか(爆)



希望により、顔はぼやかしてくれということなんで・・・・
外谷さんのびっくりした表情をお楽しみください


さて次は何だっけ、そうそう「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」でかいヒルの怪獣が血を吸う話です、終わり。でも首に吸い付いているシーンはグロですね。ただ、白黒映画だからそう見えるのもあって、もしカラーにしたら見られないかもしれません(笑)


巨人獣」は「戦慄プルトニウム人間!」の続編でバート・I・ゴードン(頭文字がBIG)の大きいことはいいことだ映画の一つ。前作で谷に落ちた巨人(放射能を浴びた元軍人)が片目になってあらわれるという話で、なんというかおむつタイツのような腰布をつけた半裸の巨人が暴れ回ります、各シーンによってなんとなく縮尺が違うのは気のせいでしょう(笑)、薬で眠らされて、飛行機の格納庫でガリバー状態になって、何十人もの警官と綱引きするのは笑えましたね。
しかし、これが悪魔くんのペロリゴン(白黒TVの実写版の悪魔くんに登場する舌が長くって、みんな溶かしてしまう怪獣)というのはよくわかりませんでした。

心霊治療人間
大草原の小さな家のお父さん役の、マイケル・ランドンが若いときの主人公の狼男風話。しかし実は人間が先祖帰り、では猿になるのが普通では??と後の質問コーナーに出てましたね。アルタード・ステイツですか?? 変身シーン結構雑です(笑)

暗闇の悪魔
暗闇の悪魔というか暗いところでしか生きられない、大頭人。四方からの車のライトのいっせい砲火を浴びて消えてしまいます。
ちっちゃくって、可哀相という気はしないでもない。

X星からきた吸血獣
眠たくってあんまり覚えてない・・・(^_^;) か、亀の頭がどうとかこうとか・・?



 ファンからプレゼントのお酒をもらってご機嫌の飯野先生(^_^)

映画の話で、「エド・ウッドとロジャー・コーマン」とか比較されてましたが、ちょっと違うかもとは思いました。
でも、ふっと思ったけど、こういう映画に若い頃出てた俳優さんというのは、後で思うとはずかしいんでしょうねぇ。
それを考えると、梅宮パパとか遊星王子だし、宇津井健はスーパージャイアントだし・・・。

さて恒例の質問コーナー
眠気が来ていたのと興味のない話は適当にパスします、ええ

自分の質問
Dのアニメで英語でDのことを、「Your Father Vampire king」「Son of Vampire king」といっていた件
アメリカで公開した場合(ことしの後半らしい)Dの世界を知っている人がいないので、日本と違ってイメージや筋書きをはっきりさせる為に、言い切っているのだそうです。川尻監督とも相談の上だとのことです。

後DのDVDは9月か10月頃に発売予定、日本語吹き替え版はこれでしか見られないそうですね。

後の新刊などのこと
リリスのブルーソルジャー、あと50枚くらい
魔界都市ブルース、あと120枚で8月頃に出る
ソノラマの拳獣団あと100枚。
新魔界行は出版社にイスラエルに行かされそうでいや(これはHPに書いてあったけど)
公認ファンクラブのこと、やってくれるという人が出来たから作ったそうです。
夢枕獏&夢野久作や江戸川乱歩その他、先生の小説の原点はどこにあるのか・・?(山田風太郎でしょ、しかし)
吸血鬼ドラキュラのノヴェライズ、書くとすれば、イギリスに行く前のドラキュラが実は日本に来ていたという話になるとか?とすると時代は明治の初め頃になりますね。
メディアミックスの話、「魔界医師メフィスト」を少年マガジンに連載する企画が進行中とのこと。実は話自体はずいぶん前(去年)からあったのですが、その企画を担当していた人が、少年マガジンから「たのしい幼稚園」の編集部に変わったそうで、いくらなんでもたのしい幼稚園でメフィストはないだろうと、止まっていたそうです。今回また動き出したそうで楽しみですね。
日本語吹き替えで塩沢さん、そりゃ無理ってもんです。
アニメの次回作があるかどうか、基本的にはアニメは好きじゃないので、川尻監督とか信用できる人ならまかせることもあるとか。でも今回のDの成績じゃ次はお金出してくれる人いないでしょうって、残念な話ですね。
あ、大昔のゲームブックの「妖魔館の謎」私はこれが両先生の最初の繋がりかと思っていたんですけど、菊地先生は飯野先生がライターしていたことを全然知らなかったそうですね(笑)。
伝奇とホラーの関係、私もそう気にすることはないと思います

そうそう、この辺でF誌にブルー・レスキュー連載の高山裕樹さん(漫画家)も舞台に登場、毎月すごい長時間かけて書いておられるそうですね(^_^;)



暑いから菊地先生が上着脱いでいるのがわかりますね。飯野先生の横にはプレゼントのお酒が・・・

雑感その1
となりのテーブルでは一依さんを中心にしてなぜか激辛話に花が咲いていて、タバスコが10日でなくなるとか、何十倍カレーとか、七味とか・・・・、激辛党の私も参加して、テーブルにあったキムチを食べさせてもらう。ロフトのキムチは辛いというよりも酸っぱい。発酵しすぎです。

雑感その2
すぐとなりに座っていた、新宿と思って原宿で降りたという相変わらずの天然ぶりの某Yさん、DUNEさんの小冊子をみて、目の前に説明があるのにこれはどれって聞かないでください(爆)それとワニに背びれをつけた恐竜を見て生きてるみたいって、生きてるんですけど。

雑感その3
とても酔っておられた、飯野先生、来月の大蔵貢特集の話を・・・と何度もいっておられましたが、もうやった後でしたよ(苦笑)
お帰りの時の甚平姿とてもお似合いでしたよ。

雑感その4
前は地下2階まで行くとまるっきり圏外だったロフトですが、今回は階段では駄目でしたけど、会場内では携帯が通じてたしメールも来ましたね。近くにJフォンのアンテナでも立ったんでしょうか?まさかどこか壁が薄くなってるとか(^_^;)

さて終了後、暑い中、汗びっしょりでタオルでふきふきファンにサインされていた菊地先生が印象的でした、ほんとにお疲れさまでした。私はサインじゃなくって、前にやったファンアンケートのファンの声を印刷したものをお渡ししてきました。

今回は、gさん、一依さん、sakuraさん、なっちゃん、丼さん(前とイメージ変わってた)、くりめんさん、kujiraさん、など、話したことのない方と現実でたくさん話せたのがとてもよかったですね。ピンカさんともちゃんと喋ったのは初めてかもね??

ロフト前で色んな人とうじゃうじゃと喋って、先生方をお見送りして適当に解散して私はホテルに帰りました。
とても楽しいライブでございました。
次回は参加が難しそうなのが残念ですね、滅多に見られない新東宝映画・・・・見たい・・・。

時間の止まった国浅草篇

さてと、ライブが終わって、最近夜更かしに無理が利かなくなっているので、ホテルにて寝ることにする。
シャワーを浴びて、ほっと一息してベッドに倒れ込む・・・・寝る・・・・・ん、これは何の音?耳元でじゃーんと。起きてみると携帯の着信音、某嬢からのお疲れさんメール、とりあえず腹たつので、「なんてやつだ!」とメールを打って、ついでに電池が減った携帯を机の上の充電スタンドに刺す。そして寝る、しまったマナーモードにし忘れた、またじゃーんと音が、起きる、ベッド離れるのがめんどくさい、また寝る、また起きる。そういうのを5・6回繰り返したような(^_^;)

ボーっとしながら、9時過ぎに部屋のカーテンをめくってみるとなんと今日は雨ですかい?
傘持ってきてないので、300円のコンビニ傘を手に浅草待ち合わせ場所のアルタ前の広場を目指す。
10時ちょい過ぎにファイルさんとgさんが登場、なっちゃんに電話してみると、広場じゃなくってアルタの下にいたそうで、無事遭遇。JRにて上野を目指します。

しかし、それでなくてもくそ暑いのに、雨が降ったおかげで湿度が上がって不快指数200%くらいいっているのは?

上野から地下鉄に乗って浅草へ、先週初日に来たというgさんに案内をお任せして、仲見世から映画館に歩いて行くと、地図で考えていたよりも歩いていると距離がありますね。商店街を通り過ぎると、浅草の劇場街、ロック座の前の生ちんどん屋なんて、見たのははじめてってファイルさんがいってました。

しかし、ここの劇場街、昔の寅さんとか、高倉健とか上映してるし、建物はそこそこ新しいけど、オヤジが道ばたで寝てるし、スマートボールはある、プレーリードッグ遊ばしているやつはいるし、大阪は新世界と何となく共通の匂いがする。ちょっと、時間に置き忘れた街って感じですね。

無事、映画館到着、Dのポスターが一枚貼ってあるのみ(苦笑)、映画館の前に行くと、案内の人がいる。しかも、オリジナル○谷さんを当社比で300%くらい太らせたのが入り口のドアの所に立ってたので、通せんぼをしているのかと思ったぞ(^_^;)。

15分くらい待ってというので、近くでお茶してから入る。(私は気づかなかったけど、レイラって名前の店だったとか)
260人くらいはいるという、映画館にだいたい40人程度、すり鉢型の急傾斜した座席で、前の人は気にならず、別に煙草の匂いはしなかったですね。音響は古いのでマイカルに比べると、落ちますけど、それほど気にはならなかったです。

途中から冷房が止まったらしく、暑い・・・扇子であおぐけど眠気が来てこまりました。
6回目という事もあって、展開は完全に覚えているけど、それでもいいなぁ・・・この映画(^_^)
やっぱり、日本語版で攻めればよかったのに・・・と無理な回想・・
なっちゃんはこれが初回なのでとても感動していたようです。夜予定があるというので、時間が押していて、一応昼の部は散会。
私はファイルさんと新宿へ、gさんは一度帰宅して着替え、なっちゃんは自宅から別のライブへ( ̄○ ̄;)! すごいですね。

新宿へ帰ってきてフィルムを現像に出して、また一寝入り。
とうことで、後は夜の飲み会なんですけど、そちらの方は他のレポの方が面白そうなので、そっちにお任せします。
黒いお酒が出たりの面白いレポになることでしょう。

まあ、私的には古いリンク先の兎月さんとはじめてお会いできたのが楽しかったですね。
(文責・劉貴)