第一部、ビッグなゲストと質問だらけ篇

●トップに戻る ●レポのページに戻る

ライブ前のプロローグ


さて今日はライブの日、それも今年最後の忘年怪3

これはいかねばということで、伊丹空港発14時半のJAL便にて東京入り、首都圏はあいにくの雨、ねこさんが後から到着するそうだったけど、こちらも定時に着いちゃったので、先に行くことにする。道案内のメール打ったけど、後でみると届かなかったようです(^_^;)(鬼と呼びたければどうぞ(笑))

さて、いつもどおりの新宿、ロフトプラスワンに着いたのが夕方の5時前後、2番目でした。並んでいると、オートミラーさん、黒羽さん、優子さん、冬狐さん、ファイルさん、ぴんかさん、ゆいちゃん、いちいさん、信さん、捨てていったねこさん.、なっちゃんとお友達など、徐々に人が集まり出す。階段であーだらこーだらと喋っていると、ふぁるこんつりーのたかきちゃんご一行が到着、頭で一発でわかりましたよ(^o^)。
ちゃんとアヒルのクッションを持っていたのも、わかりやすすぎっす、なんか階段を上がったり下がったりして、色々ご挨拶していたような(笑)

喋っているうちに、今日のお手伝いスタッフがコスコンの受付に、そうなのです。今日はいつもと違う忘年怪、ファンによるコスプレのコンテストがあるのですよ。しかし、スタッフが紅蓮殿に越前くん、kaieさん・・・(ーー;) なんか菊地系でこれ以上凶悪な取り合わせって考えにくいんですけど(爆)
心配したとおり、さわりもしない申込用紙に、勝手に名前を書かれてしまう(苦笑)
今日はなにもしてない普段着なんですけどね┐('〜`;)┌

だいいちコスコンで気合いを入れて、大荷物を持ってきている人にすまないです。冬狐さんなんて話をきくと生地を14メートルも買ってすべて手作り、かたや普段着、非常に気が引けますです(^_^;)

階段でぎゃーぎゃー喋りながら、信さんが紀伊国屋に行ってみるというので、サイン用に新刊「D 邪神砦」の買い出しをお願い、全部で6冊買ってきたそうです。このへんでどーも、信さんとねこさんの関係が噂になる(^_^;) 男同士で手を握りあったりしないように。でも真剣に嫌がってましたね(笑)>信さん

ロフトプラスワン会場にて



さて、6時半頃開場、総婦長さんに番号札を渡される。なにかあとでクイズをやるらしいっす。
いつもの定位置に陣取ると、なぜか時間でもないのに突然菊地先生が・・?
第1部の最初のゲストの田中文雄先生を紹介するのに、血を吸うシリーズのビデオの編集版をかけるということで映画を見つつ、ぼーっとしてました。スクリーンにつけてあったくす玉でちょっと見にくかったですね。その間にも人が増えていてほぼ満席

私らのテーブルでは飲み物の注文、私はとりあえず生中、ぴんかちゃんみたいにバーボンにいったり、ソフトドリンクの人もいれば色々でした。

食べ物はね、最初は夕方ということでご飯物、焼きそばとかチャーハンをとる。その後、チーズ、キムチ頼んだり、ピータン豆腐や大根サラダ、でもさすがに5時間過ぎたあたりから、誰もなんにも頼まなくなりました(^_^;)

定時の7時半に開始、まずは菊地、飯野両先生ご登場。
「今日の忘年会はおとなしいですね、この前やったのに比べると、だってみんな服着てますから」というつかみで爆笑。。



その後、ビール片手に最初のゲスト田中文雄先生登場(注1
一連の「血を吸うシリーズ」の話、映画の話。岸田森の話、映画の原作料の話などなど。



惑星大戦争は東映の『宇宙からのメッセージ』同様、『スター・ウォーズ』日本公開前に東宝があわてて作った便乗映画。惑星大戦争 スター・ウォーズって日本語に訳すと惑星大戦争だからそのまんま使ったとか(笑)

ゴジラのノヴェライズの話や、ゴジラが壊した出版社の話、怪獣映画で建物を壊すときには許可がいるんだろうかとか、不思議な話題?
ここでケビンさんのお子さんが登場、ちびDらしく大人気でしたね。最年少のファンといってもいいでしょう(^o^)

すごく喜んであやしている菊地先生



映画の話のついでに、井上先生、TVの西遊記の第一回で夏目雅子に抱きつくエキストラで出ているそうです。

ときに田中文雄先生はいーの先生の仲人だったそうで、もう10年だそうです、この辺から、かなり酔っぱらってきたいーの先生、「10年で契約終わりだっていわれちゃったよぉ」とか「赤ん坊少女って、姓は金っていうんだよ、金たまみ・・」などエンジン全開ですね。そういうとこすごく好きです(^o^)

その後の質問コーナー、好きな俳優、ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ、映画の話からブラッドベリの小説の話にうつり、火星年代記、短編の話、湖、やっぱり初期のが好きと菊地先生。「入れ墨の男」とか「10月はたそがれの国」がお気に入りだそうです。

話は飛んで、ちょっと前に忘年会をノーパンしゃぶしゃぶ(ローランかな?)でやったそうなんですけど、でっかく「菊地秀行先生忘年会会場」という看板が貼ってあったそうで、大汗かいたという話。「それでなくても風俗好き作家といわれてるのに、あんなの写真にでも撮られて雑誌に載ったらどうすんだよ」とのこと(笑)
さて退場される前に、田中文雄先生が還暦だそうで、くす玉とクラッカーでお祝いされてました(^o^)



しかし、エスパイに惑星大戦争、さよならジュピター・・・どれもこれもB級というか、ジュピターなんて映画館に見に行って頭抱えた映画(ーー;) 終わって見れば、三浦友和の無重力Hしか頭に残ってない(笑)、そうそう、いーの先生が「三浦友和の●んぽこ見た〜?」と聞いておられたような(爆)
でもちょっと若いファンの人には年代的に話について行くにはきつかったかな。

ここでちょいと小休止、まだ1/4も終わってないのですね
ファイルさんとか信さんとかは胸に風船入れて遊んでるし、あちこちでご挨拶合戦もはじまってる。
三田誠さんも、無事原稿をおえて到着されたようですが、座る席に苦労されてましたね。


第1部の第2部?
アニメバンパイヤハンターDの監督、川尻監督と、キャラクターデザインの箕輪さんが登場、
本当は、箕輪さんはお忙しくってここにいちゃいけなかったそうなんですけど、貴重なお話を聞かせてくれました。




シャーロットの髪の毛は、たくさんあって大変だった。ここで菊地先生、「え・原作じゃ名前無かったのか?」といいだし大爆笑。

軽い話から、質疑応答、(全部覚えてる訳じゃありませんから、詳細はビデオ撮ってた公認FCの方でどーぞ)

Q:Dの髪の毛、全体にウェーブがかかっているのはなぜ? 
A:絵としてのアクセントがつけやすい、決定稿の前のデザインでは、もっとごついのやらストレートにしておかまのようになったのがあるとか

Q:映画の進め方としては矢をつかむ登場シーンを先に持ってきて、あとで依頼を回想でやる手もあったのでは?(菊地先生) 
A:それをやると米国で見せるときわかりにくいそうで

Q:原作のラスト(シャーロットが自決)もひかれたが結末はどうでしょう
A:、それだと最後にDが笑うことができないとか。

映画の製作費は内緒(笑)作画は約二年かかったそうです。
バルバロイの長老が一輪車にのっているわけ、仕事に追い回されていてついそう書いちゃった(爆)
海外公開の評判、ニューヨークで一ヶ月公開、ロスは入らなかった
マシラとDの戦闘シーンは、全体のリズムの問題で、短くしちゃったそうで、企画段階では狼の群を呼んじゃうなんてのもあったそうです。

天野喜考先生の絵から映像に写す場合の問題点、あの鞘の長さじゃ、刀が抜けないとか、帽子のデザインだと180度回せない(^_^;)

英語字幕で公開した理由 ヘラルドが洋画にして売りたかったため

せりふ面
日本語を喋っているのに英語を載っけている。DVDに日本語版を入れられなかったのは容量の問題。
英語版はアドリブが多いし、日本とアメリカのアニメ観の違い(アニメは子供がみるもの)で、あれでも台詞をずいぶん減らしたとか、最初あがってきたのでは左手喋りっぱなしだったとか(笑)

日本語版の声優さんの決定には色々候補があって、話題性という点では誰か役者さんになる可能性もあったそうです。

全体にかなりまじめな突っ込みが多かったですね。ためになりました。

第2部 コスコン&福引き篇

さて、時間は11時半、ここで約30分の着替え休憩

女性陣は、専用の着替え部屋へ、男はその辺で着替えろとのこと(笑)
おや、くりめんさんが化粧してますね。なかなか可愛いです。

コスコンの前に12月の誕生日の人のケーキと乾杯が行われました。いつもの外谷さんケーキでしたが、舞台脇にいたので写真とれなかったです。
ファイルさんが胃が痛い。早くすまないかなといってました。しかし、あの巨体で外谷さんコス迫力でしたね、近寄るのがこわかったっす

なんだかよくわからないまま、私もちょっとだけ舞台にだされる(ーー;) いいんだろうか。
しかたないのでしけ煙草くわえて朽葉刑事・・・? 人からどう見えたか不安でしたね・でも参加賞でいただいた携帯のストラップ、非売品でなかなかの貴重品でした(^o^) ところで、私の舞台の写真撮った人、お手間でなければ劉貴まで画像送ってもらえると嬉しいです。

携帯ストラップのアップ

後で聞いて回ってみると1/3くらいはそういう感じで、スタッフにむりやり出されたらしい(笑)
私の後は、浪蘭幻十の信さん、マシラのgさん(アライグマの頭をお腹につけていた)と順調に進みます。
オートミラーさんの屍さんもなかなかのもの。ケビンさんのちびDの親(ようするに神祖様)もよかったですね。

でも、二極分化が進んでいて、気合いの入っている方のコス衣装はすごいです。
今回は、なんというかバラエティ系というか相撲さん?の着ぐるみの方もおられましたね
浴衣に着ぐるみの「外谷の海」 そして「踊る外谷さん」( ̄□ ̄;)!!
菊地先生との事前のお約束につき、コスコンの画像はのせられないのが残念です。

あとは耽美系のみなさん、衣装や化粧に凝っておられましたね。夜香や人形娘。シャーロット、マイエルリンク、カーミラ(真っ赤な衣装におへそが・・・)、村の娘、ミランダ伯爵夫人、ツェザーレ、メフィスト病院の看護婦さん男女・・・。
やっぱり華やかさは女性の方がいいですねぇ。賞の方は公認の方を参照してね。



コスコンが終わって、休憩中、ハイ劉貴さん、ってプラスティックの牙を渡される、はっと見ると菊地先生(;^_^A アセアセ
スタッフの人に任せればいいのに・・・。あちこちで、にわか吸血鬼になった人の咬みっこが始まるし。
なかなか、楽しい風景ですね(^o^)

そうそう、突然クイズがありました・ホラーや西部劇の映画の画像を見て、そこからイメージを得た小説の題名をかけというもので、全部で6問です。これが難しい(^_^;) 全体の成績を見ると、1問正解が50人ほどで、2問が二人(笑)

私も聖魔遍歴とね、エイリアン魔獣境の蛇人間のはわかったんだけど、普段パソコンで文章書いてるもんで、漢字が書けませんでした、バカじゃん(爆) テレカ当ればよかったのに・・。





 井上先生のグラスをかけるいーの先生

その後は去年と同じく福引きっす。

最初は、飯野先生の新作「惑わしの森」からはじまって、ダビンチのインタビューを集めた井上先生の「夢魔たちの宝箱」
外谷さんの秘蔵写真。そのあと菊地先生の初版本など、「夢幻舞踏会」のハードカバーは欲しかったですね。
「グッバイ万智子」は持ってるから、いいんだけど。
そうそう「黙示録戦士」小さいコミック版の方は初版でも再販物ですね。本当は大きなB4版の赤い表紙の本が先に出てます(黙示録戦士

このあたりで、いーの先生ちょっと沈没、考えれば夕方から飲み続け、よく持ったもんです。お疲れさま。
そういえば、酔っぱらったいーの先生の口にゾンビを殺すって、井上先生が清めの塩(食卓塩)を流し込んだことがあるそうです(爆)

あとは、ユニバーサルモンスターのフィギア多数、先生方もほしがってたのも福引きにだされる。
最後の大目玉、生原稿、やっぱり私は運がないですね。あたったかたおめでとうございます。




その後、質問コーナーなどもあって、4時前に終了。
質問の方はあんまり正確に覚えてないのでパス。

いつも通り楽しい忘年会ありがとうございましたm(._.)m ペコッ
菊地先生も出ずっぱりだったのでお疲れでしょう。
裏方のスタッフの方もお疲れさま。

いつもよりちょっと早かったので、出待ちして、喫茶店によって始発を待ってから、帰宅組は新宿駅に。
新宿駅でぴんかちゃん、あおさん、いちいさん、東京駅でゆいちゃんとわかれて、私は7時半の新幹線で帰阪。よく寝られましたよ。

エピローグ


土曜日の夜、レポ書きしたあと、ちょいとうちのチャットを覗いてみると、新宿のネットカフェからつないでいるという来栖さんとねこさんと出会う。私はいけなかったけど忘却怪の方も楽しかったようですね。黒い人が黒い看護婦にいじめられてたり、ねこさんがgさんにせまってたとか色々あったそうですが、それはどっかのレポであがることでしょう(笑)
(文責・劉貴)
注1
田中文雄氏 映画製作者 
野獣の復活 (1969) 製作
幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形 (1970) 製作
ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 (1970) 製作
呪いの館 血を吸う眼 (1971) 製作
血を吸う薔薇 (1974) 製作
エスパイ (1974) 製作
惑星大戦争 THE WAR IN SPACE (1977) 製作