HONDA CT110

上野で格安購入しレストアしたCT110です。バカみたいな価格で取り引きされるようになったのはいつからなんだろう?

いつからか忘れたけど、オーストラリアを走るのなら『これしかない!』って決めていました。もしかしたら、オーストラリアの郵便屋さんがCTを使っているのをどこかで目にしたのかな?? とにかく、すごく昔から憧れていました。
しかし、手に入れてみると窮屈なポジションに7.6馬力と非力なエンジン。これで本当にオーストラリアを一周できるのかとビビってしまいました。

1981年製国産CTは副変速機、フロントキャリア、サブタンクが無く、このへんは買い足し、カブに比べるとステップが上ぎみでハンドル幅が狭くポジションが窮屈なため、ハンドルを代えました。

(TAKAさんのXR100改と撮影。XR100はカナダ〜アメリカと旅してきました)
しかし、まさか輸出使用との違いがあんなにもあるとは思わなかったなぁ。現地で始めて気付いたんですが、スプロケの減速比から、ピストン、細かくはキルスイッチまで異なっているのです。予備パーツは心配ないと思っていたのでこれにはやられました。
ちなみに、北米の輸出使用とも微妙に違いがあるそうです。

でもまあ、なんと言っても魅力はすげばかでかのキャリアでしょう。見た目以上に丈夫で(パッと見、ペラペラで頼りないですけど)ほんと助かりました。ロングダートに入るときには予備タンク10Pを満たんにしていたので、負担も相当だったと思います。その分サスがやられたけど・・・
そして、注意しなければならないのが吸気口がキャリアにあるということです。ここを荷物で塞いでしまうと大変! キャブまわりにも直接水が入らないように工夫されていて、一応水没にも耐えられますということだろうけど、大丈夫なのかな・・・?試してないのでわかりません。