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通称マメタン(81年以降のサイズアップされる前の型です)で親しまれた、RG50のエンジンを載せた2ストチョッパーという何だかヘンテコなバイクです。発売当時70年代後半にはミニバイクブームでミニトレやGR50、同じスズキのミニタンと共に町にあふれていたといいます。アメリカンなんて言葉もなかった時代、チョッパーと呼ばれていました。 [追加です:友人U君からご指摘を受けました。当時よく目にしたミニバイクはダックスだったそうです。それにモンキーやゴリラ。GR50は珍しかったそうです。] 上写真の右に写っているスズキ蘭の次に手にした始めてのギア付きです。こんなにちっこいのに、スクーターに比べてズッシリと重く感じたなぁ。バイクを操る楽しさも加わってこいつにはお熱でした。ツーリングにもよく行きました。初めての信州へは一日600キロも走ったものでした。その後は北海道、日本一周とボロボロになるまで走りまくりました。ライディングポジションの悪さでこっちの体もボロボロになりましたが。 中写真、タンクとサイドカバーを自家塗装。カラーリングは赤ベタにHOT SPUR(『すごい奴』の意)でした。これは輸出仕様の名前から取ったのですが、なんと時を同じくして「HOT SPAR」というコンビニが出来始め、まいりました。恥ずかしいので、そのコンビニには絶対に寄らないようにしていました。 何年かしてこの塗装もはげ落ちてきたので、次にはイージーライダー仕様の星条旗に塗りました。映画を何度も観て正確に作ったつもりです。しかし今度はスティードなどのアメリカンブームが起き、こっぱずかしくって乗っていられなくなりました。JAZZに横に並ばれた日にはあんた・・・ ほとんど後輪加重で1、2、3速までウイリーしたこともあります。とんでもない設計ですね。 ダートを行くならミニタン用のブロックパターンがグーでした。(F2.50-15 R3.00-14 今こんなサイズあるのかな?) 初期型にはプレミアがついているそうだけど、この型はだめかな。 想像だけどマメタンって『ファンティック チョッパー』がお手本じゃあないのかなぁ、ねえ鈴木さん!? |
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日本一周時の装備。走る荷物だ。バカを通り越して芸術的でもある。 当時は、『誰にも声をかけられたくない、一人にしてくれ!』なんて思っていたけど、 こりゃ目立つから皆声かけたくなるよナ。 写真は北海道の湖畔のダート。これで林道とか平気で走ってたから我ながらスゴイ根性。というか、ホントただのバカだよナ。 |