来なきゃ損・損               京都私学教研ニュース 


京都私学教研

    実行委員会
  第5号
2003.1.27

2月23日(日)京都私学教研 会場:京都橘高校
 10時〜12時:分科会 12時〜13時半:立食昼食会 13時半〜15時半:分科会

 レポート131本 (1月26日現在)
  初レポート17本 新人教員レポート10本

多くの学校で取り組みが広がっています。

○ノートルダ

 「暗い話題が多い中、新年に希望を語りましょう」というニュースが発行されました。
 その中で「私たちの希望は、生徒とともに、楽しい生き生きとした授業やクラスづくりが
できること、また、生徒も父母も安心しできる楽しい学校づくりができることなのでは
ないか。この希望に近づく絶好の機会が私学教研だ。」との呼びかけが。
 教職員であれば、「これはうまくいった」というものが一つや二つ絶対にある。
少ないかもしれないきれど、それを持ち寄って知恵を出しあおうとの呼びかけの中で、
レポート参加者も増えてきています。


○京女・光華

 京女小学校からレポートが出ました。光華でも、小学校からのレポートが出せるという話とつながって、小学校の発表も増えそうです。また、光華では日刊のニュースを出して、教研の取り組みを広げていく予定。


☆レポート200本で活気ある教研を

 今年の教研は200本のレポート発表を目標にしています。レポートの数が増えれば行ってみようという人も増えます。参加者が増えれば、分科会の議論も活発になり、レポートも掘り下げられます。
 今、京都の私学はいずれの学校も頑張っています。その「頑張り」や「取り組み」や「工夫」がたくさん集まる教研ですから、参加した人も元気をたくさんもらえます。悩みがあるから、それを何とかしようとして実践が生まれる。レポートの数だけ悩みもあるはず。レポートの数がたくさんあるということは、参加者の悩みを共感しあうということにもつながります。


☆完成したレポートだけでなく、
  日頃の問題意識、ちょっとした挑戦、
   失敗を交流できる場に

 レポートは10分、20分、30分で分類しています。
  次のようなものも、レポートとして大歓迎。

 教師一年目の奮闘記、初担任奮闘記、HRでのちょっとした失敗、ちょっとした成功、最近近うれしかったこと、学校行事の中で感じたこと、最近の子どもたちの変化に苦労していること、生徒指導のある場面、最近学校の中でなんかおかしいんじゃないかと思うこと、クラス通信紹介、自分の出版した本の話、などなど…。


こんなレポートが出ます。。。


「遺伝子組み換え実験と必修の『生命』の授業」

                 立命館高校:久保田一暁

 2002年3月より、中学や高校でも簡単な遺伝子組み換え実験の許可がおりるようになりました。久保田さんは早速、11月に高校生を対象として、遺伝子組み換えの実験をされました。実験は米国で教材用に市販されている実験セットで、発光オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質をつくる遺伝子を大腸菌に組み込むというものです。この報告を中心に、理科教育における生命科学の大切さを報告される予定です。


「初めての担任」
                京都橘高校:石田真希子

 本年度、新任で初担任のレポートです。
 クラス通信を紹介しながら、生徒とどういう関わりをしてきたかが報告されます。
 3学期を迎え、生徒の中に一定の変化(成長)が見られた部分もある一方、担任としての「やり方」に限界を感じて、行き詰っている点もあるそうです。特に彼女が気になっているのは、「生徒同士の関係の希薄さ」。この点について、多くの人から意見(実践)を聞ければいいなと思ってのレポートです。