憤死しそう
何かに怒りを露にして、
物を殴ったり地団駄を踏んだりするのは、
大変見るに耐えない。
怒るということは、恥である。
私はそう考えて生きてきたし、
これからもそう考えて行くつもりである。
怒るという事はその事象に対して敗北を認めたような物である。
冷静に対処することが出来なくなり、イライラして、
声を荒げたり顔を強張らせたりするのは、
周りにも迷惑であるし、自らの価値を下げているようなものだ。
私は心のうちで怒りを覚えることはあっても、
それを外側に出すことは全く無い。
これはそういう理由からである。
そもそも慣れというか、癖と言うべきか、
しょっちゅう怒る人は実際よく怒る。
怒らない人は滅多なことでは怒らない。
怒る人は怒ることが日常的なものであり、
そうすることで無意識的に安心しているのはなかろうか。
怒らない人は怒りの感情を忘れてしまって、
怒らない、平和的な日常を望んでいるところを見る。
そうではないだろうか。
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