BASARA
*STORY*



(c)田村由美・小学館・ケイエスエス

最終更新日:98年5月1日

*ネタばれしたくない方は、漫画・アニメの方をごらんになってから読んで下さい。*

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第1話「運命の少年」
第2話「宿敵!赤の王」
第3話「襲撃」
第4話「試練の闇」

第1話「運命の少年」
漫画「BASARA」1巻:
緋の章1「運命の少年」から緋の章2「タタラの影」67ページまで


20世紀末、度重なる天変地異で人類の科学文明は滅び、
日本、特に四国中国九州は砂漠化が進んだ。
その後わずかに残った人々は、現れた暴君によって支配され、
悪政に苦しんでいた。
300年が過ぎて後、山陽の白虎の村に、双子の子供が産まれる。
兄の名をタタラ、妹の名を更紗。
兄・タタラは予言者ナギによって、この日本を変える「運命の子供」と
告げられ、大切に育てられる。
妹・更紗は、ナギの元、砂漠を緑の森にするために
せっせと砂の上に植物を植える。
タタラは村の中だけでなく、運命の子供として近隣の村からも期待され、
それをよしとしなかった、愚王の末の息子「赤の王」に度々命を狙われる。

同時に生まれながら、大事にされるタタラと、
全く相手にされない更紗。
更紗は幼い頃から、私はタタラのおまけなの?」と悩んできた。
しかし、タタラ・更紗が15の頃、
再び赤の王の軍が攻めてきて、タタラは首を取られてしまう。
同時に白虎の村の長、更紗の父も打たれ、
村は火を放たれて、村ごと全滅か?!というパニック状態の時、
更紗は兄タタラの言葉を思い出す。
「私がいないときはお前が代わって村のみんなを守るんだよ。」
更紗は自分も悲しみの中をおぼれながらも、
ナイフで、とっさに髪を切り、
タタラの服を着て、タタラとして村人の前に現れた。
「タタラは生きている!殺されたのは妹の更紗!」
その時から更紗は、更紗ではなくなり、
更紗はタタラとなった。

第2話「宿敵!赤の王」
漫画「BASARA」1巻:
緋の章2「タタラの影」から
緋の章3「邂逅」まで


村人を逃がすために、タタラの愛馬夜刀に乗って、正面突破を試みる更紗。
赤の王の軍がタタラに気を取られているうちに
村人は裏の山から逃げ、また、山に仕掛けた爆薬を爆発させて
村を赤の王の兵隊もろとも埋めてしまった。
一瞬にして故郷・白虎の村は砂漠の中に・・。

悲しみもつかの間、逃げた村人と更紗達は砂漠でキャンプをはって、
タタラの首を取り返すべく作戦を練った。
タタラの首は宝刀「白虎」と共に、大昔の競技場跡地の真ん中に
さらし者にされている。
更紗は強い味方揚羽の協力を得て、
牛を1000頭用意してもらい、赤の王の隙をつく作戦にでた。
作戦は成功し、白虎の刀は取り返したが、
更紗は赤の王が放った矢が脇腹にささり、
怪我をする。
矢が刺さりながら、牛の腹にしがみつくようにして
ナギ達の元へ帰ってくる更紗。
「タタラはやったでしょう!?」
作戦に成功して、少し自信を付けた更紗。
しかし、怪我をしたことで、無理が利かなくなった。

タタラが怪我をしたことで、何か役に立ちたいと願う村人達。
水や食糧も補給するために柚か柚香たちは旅に出るが・・。

更紗は傷を早く治すために岩の間からわき出ている温泉へ。
そこへ、一人の男が馬をつれて現れる。
朱里だ。
朱里はプレイボーイ風で、女の扱いには慣れているお坊ちゃんという感じだ。
しかしその目は野性的で強い光を持っている。
更紗は近寄ってくる朱里にパンチを食らわせながらも
朱里にひかれていく。

しかしその朱里こそが、兄タタラと、父を殺し、
村を焼いたあの「赤の王」だったのである。


第3話「襲撃」
漫画「BASARA」第1巻:
緋の章4「桜幻想」から
2巻:藍の章1「旅立ち」20ページまで


更紗の母は、赤の王の手下にとらわれていた。
母はタタラを殺した錵山将軍を目の前にして自害を試みるが
タタラが生きていると聞かされ、更紗が立ったことを知る。

一方タタラ達は、柚香たちが赤の王の群に人足として捕らわれたのを知り、
わずか20名足らずで、助けに行くことを決意する。
「自分は間違っていない」と確信するタタラ。
しかしそれは己の弱い心に言い聞かせるようでもあった。
途中、お墓を作り続ける老婆と出会い、
まーくんのおばさんは更紗の墓を作りだす。
「本当にみんな、私が更紗と気付かないのだろうか?」
更紗はそうしたタタラに対する人々の期待を
不安で受け止めるしかなかった。
しかし今は信じることを突き進めて行くしかない。

途中井戸を探していると朱里と出会う。
朱里は首にかけていた植物の種をお守りにした袋を
更紗にくれた。
「緑豊かな国を作りたい。」
そう願う心は朱里も更紗も一緒。でも二人はお互いの正体を知らない・・。

更紗はおじいちゃんに4本の宝刀の話を聞かされる。
4本の宝刀が揃うとき、それと伴った人の心が大きな力になるという。

柚香達の人足の列に紛れ込むタタラ達。
しかし赤の王を目の前にして、タタラは焦り、斬りつけるが、
それは影武者だった。
絶体絶命のタタラ。しかし混乱して冷静でなくなっている。
錵山将軍に斬りつけられそうになり、タタラをかばった柚香は代わりに切られる。
ますます混乱するタタラ。
自分が焦ったために仲間の命が消えていく。
柚香・そして、吊り橋を身をもって切った祖父。
そして吊り橋から落ちてしまう角じい。
自分の弱さが仲間を殺す。

傷心の更紗は、自分はみんなと一緒にいてはいけないと
一人九州へ旅立とうとする。
しかし、九州は遠いのであった。
蘇芳の都の検問に引っかかりそうになり「マダムバタフライ」の一行に助けられる。
その中の美女「帰蝶」は、実は揚羽だった。


第4話「試練の闇」
漫画「BASARA」第2巻:
藍の章1「旅立ち」21ページから
藍の章2「関門トンネル」60ページまで


九州を守る四道。人は彼を「仏の四道」とよぶ。
普段は優しい仏様のような四道だが、ひとたび戦となれば、仏の山を築く残酷さを持つ。
その四道は赤の王のいとこだという。
そしてかつて揚羽を奴隷として使っていた家の息子だったのだ。

更紗は揚羽の飼っているフクロウの蜻蛉(かげろう)の子供、
「新橋」をもらう。
新橋は体が弱く餌にありつけない、みそっかすなフクロウだった。
更紗は新橋に自分の姿を重ね、育てることを決意する。
 
更紗をタタラと呼んでいるところをマリオは見ており、
マリオは町の人に自慢げに言いふらす。
そのせいでマダムバタフライの一行は疑われ、
揚羽は更紗を踊り子にさせて、暗転の隙に逃げるように手はずを整える。
作戦どおり暗転に抜けだし、夜刀と新橋と共に
かつての「関門トンネル」に向かう。
そこはトンネルとは名ばかりの洞窟と化していた。
一本道のはずのトンネルは幾筋も道が分かれており、
罠が張りめぐらしてある。
床に何気なく触れば、やりや石が落ちてくる。
マダムバタフライにもらったろうそくの明かりを頼りに足をすすめる更紗。

その頃揚羽は不審な人物更紗について白状させるために
四道に捕まり、拷問を受けていた。


*これからのタイトル*

第5話「朱雀の羅生」
第6話「紅蓮の羅生」


BASARA*DATA*
BASARAの基本データ。漫画、アニメのスタッフ・声優・ラジオ番組等のデータ(4/13)


BASARAの国掲示版(4/13開始)
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