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登場人物

主な内容
バレエをモチーフにした、ファンタジックストーリー。
ヨーロッパを何度も旅し、その風景に感動した伊藤郁子先生が、ヨーロッパの町並み(ドイツ)のイメージを作品に取り入れている。

主人公は、あひるちゃん。
ノスタルジックでファンタステックな世界で、あひるは、湖に住むアヒル。湖の畔に姿を見せるあこがれのみゅうとと踊るために、不思議な老人ドロセルマイヤーから不思議なルビーの首飾りをもらい、人間の姿を手に入れる。金冠学園で普通の人間の女の子としてネコ先生のバレエを習い、プリマドンナをめざすが、みゅうとは心を失っていて・・・。

夢のような世界の中に、現実の残酷性、シュールさも詰め込んだ、まさに童話の世界。
はてさて、あひるちゃんは王子様(みゅうと)と踊ることができるのか。


主な登場人物
*多少のネタばれを含みます。
【10/15】
あひる
(プリンセス・チュチュ)

【声:加藤奈々絵 】
主人公。
ドロッTルマイヤーに与えられたルビーのネックレスで池のアヒルから人間の女の子の姿になる。そばかすと長い1本おさげがかわいい女の子。
夢の中に出てくる白の王子様とそっくりな「みゅうと」先輩とパ・ド・ドゥを踊るため、金冠学園でプリマドンナをめざす。でも今はバレエは下手っぴ。
心を失ったみゅうとのために、プリンセスチュチュになり心のかけらを探す。
みゅうと
(白の王子様)

【声:矢薙直樹 】
白い髪のかわいらしい感じの綺麗な男の子。金冠学園では一二を争うバレエの名手。
綺麗で優しげな容姿に反し、無口で何に対しても「別に・・。」という無関心ぶり。行動は無意識に近い感じの印象。
心を失っていて、笑わない。物語の中の王子様?
ふぁきあ
(黒の王子様)

【声:櫻井孝宏 】
黒い髪のちょっとクールな感じの男の子。
みゅうととは寮の同室で、なにかしらみゅうとに執着している様子。言葉はきついが、みゅうとに対してはぶっきらぼうながら優しい言葉をかけたりもする。
みゅうとをみんなから遠ざけたがっている。みゅうとに感心を持つあひるを毛嫌いしている。
みゅうとと並ぶほどのバレエの腕前で、そのなぞめいた様子から後輩の女の子達にひそかに人気がある。
ドロッセルマイヤー
【声:三谷昇 】
長い髪の大きなぎょろ目の不気味な老人。
年老いてもなお、死を拒んだ物書き。自分の書けなかった物語の続きを、王子が黒ガラスを封印した金冠町の中で実現させようとしている。
「D」と書いた懐中時計を振り子のように動かしながら登場する。
るう
【声:水樹奈々】
赤いバラの似合うくるくるした黒髪の女の子。
金冠学園一の踊り手で、学園で5人しか選ばれない「特別クラス」のトップ。
上品で知的な印象。みゅうととは学園の生徒の間では公認のお似合いカップル。
ネコ先生
【声:松本保典 】
あひるのバレエの先生。ネコ。
生徒が言うことをきかないと「結婚してもらいますよ!」と結婚を迫る。(笑)
しかし、みんなの反応がいやそうなので、冷や汗をかいたり、顔を洗ったり、キシャーッとしたりして、動揺する。
ぴけ
【声:
松本さち 】
あひるの友達。赤い髪の元気いっぱいな常識人。
あひるが失敗するのを心配したり、つっこみをいれたりしている。
りりえ
【声:白鳥由里】
あひるの友達。金髪でお嬢様な感じのほんわか美人。
でも性格が変わっていて、あひるの失敗する姿や落ち込む姿が大好物。
今日もあひるが失敗することを考えるとワクワクして夢見心地である。
そして、失敗し落ち込むあひるを慰めるのも楽しみの一つ。
アリクイ美
(2.AKT登場)
【声:神田朱美】
アリクイの女の子。るうに対抗意識を燃やすあまり、なんでもるうのまねをしようとして、るうの恋人であるみゅうとに近づき、おつきあいを申し込み、OKされる。しかし、自分らしく生きることを最後には選択する。
えびね
(3.AKT登場)
【声:石塚理恵】
レストラン「EBINE」のオーナー。
夫を亡くした悲しみから立ち直る事ができず、あたたかい料理を作っても氷のように冷たくなってしまう。
ウイリの乙女(4.AKT登場)
【声:朴 ろ美】
恋人に裏切られ自殺した女性の霊。
みゅうとを連れ去れなかった恋人の代わりにあの世に連れ去ろうとローズマリーを差し出す。
ランプの精
(5.AKT登場)
【声:沢城みゆき】
古くなったランプが捨てられ、精霊になった姿。
ただ人を照らしたいだけなのに捨てられ、忘れられて悲しみにくれている。
金冠町の地下に眠って、誰か自分を必要としてくれる人を待っていた。

めにゅー