テレビアニメ「夢のクレヨン王国」
第26話「3月の旅V 」


放送日:1998年3月15日


あらすじナビ:シルバー王女


丘を越えてゆくと、そこには街があったわ。
かわいい建物ばかりでなんだか楽しそう!
アラエッサ、ストンストン。私あそこへ寄って行くわね。
門を入ろうとすると2人のおばさんが
アラエッサとストンストンを捕まえたわ。
何するのー?二人が何したっていうのよー。
え?ここは女だけの街ですって?
男は戦争のこととか考えるから平和に仲良くやっていく
女だけの街をつくったですって?
それは一理あるわ。それにこの街の楽しそうなこと!
じゃ、アラエッサ、ストンストン。
私はここで遊んで行くからあなた達は待っててね。

噴水の周りではみんな楽しそうに囲炉端会議してるわ。
それに何?
劇場では「ミュージカル武烈女王と死神」
本屋には「武烈女王様の本」がずらり。
至る所に武烈女王グッズ!
なによーぅ。この街は!
素敵すぎるわー。
あっちを向いても、こっちを見ても
どこをとっても武烈女王フィーバー!
流行に敏感な女の子達はみんな
武烈女王に夢中。
まあ、私のご先祖は武烈女王様なわけだしー、
私は何たって武烈女王様も愛用した王女の証も持ってるのよー。
あら?自慢癖で、証がたてられないー。
みんな、しらけてどっかにいっちゃた・・。
いいもん。
野菜の精達を呼ぶから。

そうして出てきたのはウメケロ婆さんとゴマータ。
二人に見物につきあってもらいながら
街を歩いていくとなんだかお腹がすいてきたわ。
あら?あの「楽しい家」って言うのがレストラン?
なんだかあやしいわねー。
だって、こんな広い部屋にぽつんとテーブルが一個だけなんて
おかしいじゃない。
胡散臭そうにポットのふたを覗いたら
床が反転。私達は真っ逆さま!
いやーーん。
急な滑り台を降りて風船の部屋へ。
何ここは?!
まるで、遊園地の「からくり屋敷」みたいね。
鏡の部屋やぐるぐる回る部屋や妙に長い廊下に
時計の間。
誰よ!こんな凝った館を作ったのはー!
出口はどこかしらー。

その頃、外ではお腹をすかしたストンストンとアラエッサが
道ばたで寝ころんで時間をつぶしていたわ。
そこへ、クラウドがやってきたの。
え?この女だけの街におかしな雲が見えるって?
それって・・、まさか・・。

時計の間は時計ばかりある部屋。
たくさんの時計がちくたくちくたく音を立てて時をきざんでいるわ。
一番大きいからくり時計の扉が開いて
お人形がお辞儀をしてるわ。
かわいいーー。
と思ったらその裏には死神が!
やーっぱりこんな変な仕組みの館あんたが作ったのねー。
3週間かけて作ったですって?!
バカじゃないの!?何考えてんのよーー!!
「お鏡の儀式で武烈女王を呼び出すと約束するなら助けてやる」ですって?!
そんな約束あんたとするもんですか。
私は、その武烈女王の子孫なのよ!
死神は私達をおいてどこかへいってしまった。
私達は出口を探したわ。
さっき死神が出てきた時計に裏はすごく明るくて
いかにも出口っぽいけど、あの死神が
わかりやすい出口を作ってあるとは考えにくいわ。
じゃあ、こっちの暗い方へ行ってみましょう。
きゃーー。階段が滑り台になって私達はまた真っ逆さま!

クラウド達3人は男の恰好では街に入れないから
みんな女装して街に入ってきていたわ。
そして黒い雲が渦巻いているこの「楽しい家」を見つけたの。
3人がちょうど家の中へ入ってきたところで、私達は天井から落下。
ちょうど3人がクッションになってくれて助かったわ。
はーぁ。楽しかったけど、なんだか疲れちゃった。

でもクラウド?
「王女が無事ならそれでいい」って、
何か女装して言ってくれるのも何だけど、
ちょっとどきっとしちゃた・・。
一体どういう意味なの?

今回の野菜の精
ウメケロ婆さん・ゴマータ
今回のキーワード
女だけの町・武烈女王ブーム・楽しい家・ティポット・からくり時計・女装
今回の原作からの出典
今回はオリジナルな話でした





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