放送日:1998年3月15日
あらすじナビ:シルバー王女
丘を越えてゆくと、そこには街があったわ。
かわいい建物ばかりでなんだか楽しそう!
アラエッサ、ストンストン。私あそこへ寄って行くわね。
門を入ろうとすると2人のおばさんが
アラエッサとストンストンを捕まえたわ。
何するのー?二人が何したっていうのよー。
え?ここは女だけの街ですって?
男は戦争のこととか考えるから平和に仲良くやっていく
女だけの街をつくったですって?
それは一理あるわ。それにこの街の楽しそうなこと!
じゃ、アラエッサ、ストンストン。
私はここで遊んで行くからあなた達は待っててね。
噴水の周りではみんな楽しそうに囲炉端会議してるわ。
それに何?
劇場では「ミュージカル武烈女王と死神」
本屋には「武烈女王様の本」がずらり。
至る所に武烈女王グッズ!
なによーぅ。この街は!
素敵すぎるわー。
あっちを向いても、こっちを見ても
どこをとっても武烈女王フィーバー!
流行に敏感な女の子達はみんな
武烈女王に夢中。
まあ、私のご先祖は武烈女王様なわけだしー、
私は何たって武烈女王様も愛用した王女の証も持ってるのよー。
あら?自慢癖で、証がたてられないー。
みんな、しらけてどっかにいっちゃた・・。
いいもん。
野菜の精達を呼ぶから。
そうして出てきたのはウメケロ婆さんとゴマータ。
二人に見物につきあってもらいながら
街を歩いていくとなんだかお腹がすいてきたわ。
あら?あの「楽しい家」って言うのがレストラン?
なんだかあやしいわねー。
だって、こんな広い部屋にぽつんとテーブルが一個だけなんて
おかしいじゃない。
胡散臭そうにポットのふたを覗いたら
床が反転。私達は真っ逆さま!
いやーーん。
急な滑り台を降りて風船の部屋へ。
何ここは?!
まるで、遊園地の「からくり屋敷」みたいね。
鏡の部屋やぐるぐる回る部屋や妙に長い廊下に
時計の間。
誰よ!こんな凝った館を作ったのはー!
出口はどこかしらー。
その頃、外ではお腹をすかしたストンストンとアラエッサが
道ばたで寝ころんで時間をつぶしていたわ。
そこへ、クラウドがやってきたの。
え?この女だけの街におかしな雲が見えるって?
それって・・、まさか・・。
時計の間は時計ばかりある部屋。
たくさんの時計がちくたくちくたく音を立てて時をきざんでいるわ。
一番大きいからくり時計の扉が開いて
お人形がお辞儀をしてるわ。
かわいいーー。
と思ったらその裏には死神が!
やーっぱりこんな変な仕組みの館あんたが作ったのねー。
3週間かけて作ったですって?!
バカじゃないの!?何考えてんのよーー!!
「お鏡の儀式で武烈女王を呼び出すと約束するなら助けてやる」ですって?!
そんな約束あんたとするもんですか。
私は、その武烈女王の子孫なのよ!
死神は私達をおいてどこかへいってしまった。
私達は出口を探したわ。
さっき死神が出てきた時計に裏はすごく明るくて
いかにも出口っぽいけど、あの死神が
わかりやすい出口を作ってあるとは考えにくいわ。
じゃあ、こっちの暗い方へ行ってみましょう。
きゃーー。階段が滑り台になって私達はまた真っ逆さま!
クラウド達3人は男の恰好では街に入れないから
みんな女装して街に入ってきていたわ。
そして黒い雲が渦巻いているこの「楽しい家」を見つけたの。
3人がちょうど家の中へ入ってきたところで、私達は天井から落下。
ちょうど3人がクッションになってくれて助かったわ。
はーぁ。楽しかったけど、なんだか疲れちゃった。
でもクラウド?
「王女が無事ならそれでいい」って、
何か女装して言ってくれるのも何だけど、
ちょっとどきっとしちゃた・・。
一体どういう意味なの?
放送日:1998年3月22日
あらすじナビ:ウメケロ婆さん
季節は春真っ盛りだケロ。
春は桜茶を飲みながら、日向ぼっこが最高に贅沢な時間だケロ・・。
シルバー王女達もレンゲ畑で寝転がって大変楽しそうケロ。
そこへ、ぼろぼろの折り鶴が飛んでいって、突風にあおられて
墜落してしまったケロ。
びっくりしたシルバー王女達は駆け寄ったケロ。
するとその折り鶴は匂いちり紙で出来た鶴だったケロ。
墜落した途端ぼろぼろに崩れていく折り鶴は
シルバー王女に伝言を託したケロ。
「ナメクジウオに聞け」とフラミンゴの大将に・・、と・。
そこへ、フラミンゴが3人飛んできたケロ。
その内の一人のフラミンゴはいかにも偉い人っぽいケロ。
聞いてみるとそのフラミンゴが「フラミンゴの大将」だったケロ。
シルバー王女が伝言を伝えると、
フラミンゴの大将はフラミンゴの国ではやっている
怖ろしい病のことを話してくれたケロ。
何でもフラミンゴ国では「嘘つき病」がはやっていて、
一見風邪のように、くしゃみ、熱が続き、直ったようにみえたときには、
すでに嘘つき病にかかってしまっているケロ。
お姫様も、その「嘘つき病」にかかってしまい、
その嘘つき病を直す特効薬「ホント桜」の花びらを探すために
折り鶴達は旅をしていたらしいケロ。
とりあえず、手がかりは「ナメクジウオ」だけケロ。
ナメクジウオを探すために人手がいると言うことでわしら野菜の精
ネギック・トマトマト・ノビルジャーとわしが呼ばれたケロ。
ナメクジウオを探しに行こうとしていた時、
丘の向こうで騒がしい声がしたケロ。
おにぎり国とハンバーガー国の喧嘩だケロ。
低レベルな喧嘩を繰り返す両国をいさめに行く、シルバー王女達だったケロが、
怒りにまかせた両国の兵隊は
こっちのメンバーに、トマトマトやわしがいることを見て、
ハンバーガー国は梅干しがいるからおにぎり国のスパイだと言い、
おにぎり国はトマトマトがいるから、ハンバーガー国のスパイだというケロ。
おかげで乱闘になり、フラミンゴの大将が助けてくれたものの、
わしとトマトマトは乗ることが出来ずに
両国の捕虜になってしまったケロ・・。
ああ、なんてこったケロ・・・・・。
シルバー王女達はわしらのことを心配してくれていたけれど、
今戻っても全員捕まるだけだと判断して
とりあえず、ホント桜を探すことにしたケロ。
山の上に桜がいっぱい植わっている「桜公園」を見つけたケロ。
そこには小鳥がいっぱいいて歌を歌って楽しそうにしているケロ。
小鳥達にナメクジウオのことを聞くと
「西の海の入り江にナメクジウオはいるよ」というケロ。
フラミンゴの大将達はその言葉通り西の海へ向かい、
シルバー王女達はわしらを助けるために
東の海から近道することにしたケロ。
それもそのかわいい小鳥に聞いて、
「新しい船は泥の船。古い船の方に乗らなきゃならないよ」と
教えてもらったけろ。
言うとおりに古い船に乗ったシルバー王女達だったケロが
実はそれは真っ赤な嘘で、船は直に沈没したケロ。
やっとの思いで、海の真ん中の岩にすがりつくシルバー王女達。
でもそこは満潮になると沈む小さな岩だったケロ。
シオマネキ(蟹)さんがいて、ナメクジウオを紹介してもらって
海の向こうへ渡してもらうことにしたケロ。
ナメクジウオに出会えたシルバー王女達はホント桜の事をきいたケロ。
するとあの桜公園にあるって言うケロ!!
あの小鳥達!!嘘言ったケロ!?
きけばあの鳥は「ウソ」という鳥ケロ。
ホント桜は嘘つき病にはきくけど、
本当の嘘つきには散らされるとまずい桜だそうだケロ。
だから嘘つきのウソは桜が散らないようにしているケロ。
シルバー王女達は早速あの桜公園にいってみたケロ。
するとフラミンゴの大将達もウソの付いた嘘のせいで
大変な目にあっていたらしいケロ。
ウソが嘘を付くことを利用してシルバー王女は
本物のホント桜の場所を突き止めたケロ。
ホント桜を散らそうとするとウソ達は必死に他の桜を散らせて
ホント桜に近寄れないようにしたケロ。
でも隙を見てノビルジャーが突破して、ホント桜をどすこいして散らせたケロ。
ホント桜は嘘つきのウソ達の胸にぴったり付いて
ウソ達はびっくりして逃げていったケロ。
フラミンゴの大将達は早速ホント桜の花びらをいっぱい拾い、
国へ持ち帰ったケロ。
ホント桜の花びらがひらひら舞って、シルバー王女の鼻にくっついたケロ!
どんなに引っ張っても取れない桜の花びら。
ああ、シルバー王女・・12の悪い癖の一つ「嘘つき」が直ってなかったせいで
哀れ花ビラの付いた鼻のまま旅をすることに・・。
悲しんでいると桜の精が
「4月の里の青井青太」だけがその花びらを取れると教えてくれたケロ。
おにぎり国とハンバーガー国に捕まったわしらも
4月の里につれて行かれたから
みんなで早く助けに来てくれケロ!!!
あらすじナビ:ニンジッピ
シルバー王女のお鼻には、
ピンクのホント桜の花びらが付いたままっぴ。
王女は恥ずかしがって早く取りたいと思っているっぴ。
でもでも・・・・。
僕はトマトマトとウメケロ婆さんが心配で
シルバー王女のお鼻の花びらなんて、後回しにして欲しいって言ったっぴ。
トーフモンじいさんも賛成してくれたっぴ。
みんなはいつもトマトマトに怒られている僕が
トマトマトを助けたがるなんて不思議って言ったけど、
トマトマトはみんなの見てないところでは
優しくっていつも僕を励ましてくれてたっぴ。
だから・・だから・・僕はトマトマトが大好きだっぴ。
おにぎり国とハンバーガー国との睨み合いは
国境付近で緊迫した感じだっぴ。
アラエッサは4月の花札に決まっている「八雲峠のしだれ桜」は、
ハンバーガー国とおにぎり国の国境の近くにあって
もし戦争が始まれば、しだれ桜も失われてしまうかもしれないっぴ。
おにぎり国との同盟国「うどん国」が、
八雲峠に向かっていて、戦争に本当になりそうっぴ。
そうして僕らが旅路を急いでいると
道行く人がくすくすわらうっぴ。
はじめはシルバー王女のお鼻を見て笑ってるのかと思うと
うどん国の将軍「べーつる様」が、
馬の上で居眠りをしてうどんの頭がゆらゆら揺れて
そのうち馬から落ちてしまったっぴ。
べーつる様とシルバー王女は顔見知りみたいで
団子屋で、お話を聞くと
カメレオン総理からの要請で
おにぎり国に戦争をやめるように進言しに来たそうだっぴ。
べーつる様!おにぎり国へ行くなら
僕も一緒に連れていって欲しいっぴ!!
僕はそう、勇気を出してお願いしたっぴ。
べーつる様は優しくて、僕を
トマトマトの捕まっているおにぎり国へ
一緒に連れていってくれることになったっぴ!!
僕・・トマトマトが助けられるようにがんばるっぴ!
王女達はウメケロ婆さんの方を頼むっぴ。
シルバー王女達がハンバーガー国の砦に近づくと
クラウドがこの砦はフィレオが指揮をとっているっぴから
シルバー王女が頼めばウメケロ婆さんを解放してくれるかもと
言うけど、シルバー王女はフィレオ王子に会いたくないっぴ。
でもウメケロ婆さんは捕虜にしては元気がよくって
うるさいので、おにぎりの兵隊さんもほとほと困っているみたいっぴ。
花札の目的の八雲峠のしだれ桜は
カメラに収めたけれど、
桜の花から花へ何か飛ぶものがいるっぴ。
ハンバーガーのぬいぐるみを来て兵士になりすまして
シルバー王女が忍び込んで得た情報によると
フィレオ王子はそのしだれ桜の花の間を飛ぶ物体を
オバケと思っていて、怖がって部屋からでれなくなってるっぴ。
「これは使える・・」とネギックがつぶやいたっぴ。
夜になってネギックが考えついたアイデアで
シルバー王女とストンストンは
オバケに変装してフィレオ王子の寝室へ・・。
「言うこと聞かないと祟るぞーーー!」
これは僕でも怖いっぴ。二人ともはまりすぎだっぴ。
脅しは成功してハンバーガー国から
ウメケロ婆さんを救出できたっぴ。
一方、僕とべーつる様のおにぎり国の方は
はじめはトマトマトをスパイと思いこんでいるおにぎり王は
渋い顔をしていたけど、
僕のトマトマトとの思い出を聞いて
感動して解放してくれたっぴ。
トマトマトは、いつも、12人兄弟の末っ子で存在感のない僕を
「この世の中にいなくてもいい物はない」
って励ましてくれたっぴ。
僕だっていてもいいんだって、トマトマトの言葉で
僕は僕の存在場所をもらったような気がしたっぴ。
だからトマトマトを無事助けられて本当によかったっぴ。
あの八雲峠のしだれ桜も
戦争になったら、誰もあの見事な桜に目もくれず
なぎ倒されてしまうっぴ。
命の伊吹の美しさも戦争という物の前では
何の意味もないっぴ?
それっておかしいっぴ。
だって何もこの世の中で不必要な物はないっぴ。
それを誰かの手で無意味に壊していいはずがないっぴ。
戦争しても何もいいことないって
早く両国の王様が気づいて
戦争をしないようになるといいっぴ・・。
今回の野菜の精
ウメケロ婆さん・トマトマト・ネギック・ニンジッピ・トーフモンじいさん・ホーレソレ
今回のキーワード
うどん国の軍隊・べーつる将軍・八雲峠のしだれ桜・幽霊
放送日:1998年4月12日
あらすじナビ:キャーベッタ
おにぎり国とハンバーガー国は、着々と戦争の準備をしていますわ。
シルバー王女達は、とにかく行方不明の
サラド姫とグッド王子を捜さないとと言うことで、
クラウドとアラエッサ組・王女とストンストン組と
別れて捜索することにしたんですわ。
そこで、人手が欲しいと言うことで、
私キャーベッタと、ソソソナス、ノビルジャーが
呼ばれたのですけど、
その後、王女は捜索どころか、やっかいなことに巻き込まれるのですわ。
私達のグッド王子達の捜索の旅は
すぐに挫折も迎えましたわ。
途中で茶店があって、そこの草餅を食べようと言うことになったんですの。
そこで出逢った、ウグイスの女の子は
シルバー王女のホント桜の花びらの付いた鼻を見て
くすくすくすくす、それは感じ悪く笑うものですから、
王女はすっかり腹が立って、
そのウグイスの女の子と張り合うように草餅をどんどんどんどん食べ始めたのですわ。
どんどん食べていくうちにウグイスの子は
食べ過ぎで息が詰まって、倒れてしまいましたの。
まあ、大変。
急いで病院につれていって、命に別状はなかったものの、
1週間入院ということになって、
ウグイスの子「小鳥サエコ」が看板歌姫をしているサーカスの青大将の団長さんは、
「どうしてくれるペロ!」と、赤い舌をぺろぺろ出して、
すごい剣幕で怒るんですの。
そうして、私か王女のどちらかに身代わりをつとめろと言うのですわ。
まあーーー!歌姫の身代わりなら、わたくし、キャーベッタで決まりでしょう?
だって私は女優。スポットライトを浴び続ける運命なのですもの。
このサーカスの団長さんはラッキーですわ。
私のような素晴らしい女優をサーカスで使えるのですもの。
・・ま・・、グッド王子達を見つけないといけないけど・・
しょうがないですわよね!それにウグイスさんが直るまでのことですもの。
私はキャーベッタは歌姫。
ストンストンとソソソナス・ノビルジャーは3人一組で芸をして
サーカスを盛り上げましたわ。
シルバー王女は、お鼻に花びらが付いていて、変だから、
雑用係になってしまいましたの。
でも、ライトの係りをやらせれば、全然私の動きと違う方向に
ライトをあてたり、いやいやなんですの。
外に出ればサインを求められ、
ファンレターは毎日何十通も来る歌姫キャーベッタ。
そんな私にシルバー王女は嫉妬して、わがままばかり言うのですわ。
あまりにどうしようもないので、
青大将のサーカスの団長さんは、
シルバー王女にも「ピエロ」の役をあげましたの。
王女のホント桜の付いたおかしな鼻に
メジロが豆を100積み上げ、その上に団長さんが
うまいこと乗るという芸をするのですわ。
王女はただじっと動かないで立っているだけだけど、
それはもう見ていて冷や冷やしますわ。
だって少しでも動いたら本当に駄目なんですもの。
でもそのすごい芸とシルバー王女の愛らしいピエロ姿で
一躍私と並ぶ「2大スター」になったシルバー王女は
私とファンレターの数を競ったり、看板にもピエロのシルバーも
大きく書かないといやだとか言いだして、
また、今度はピエロになったらなったで
色々わがままを言うんですの。
いい加減、ちょっと王女の「自慢癖」に辟易していたころ、
入院していたウグイスのサエコさんが帰ってみえたんですわ。
これ幸いと、そのサーカスをやめてグッド王子達を捜す旅に戻ろうと
言う私達に対して、王女は意地になって、サーカスに残ると言い出して、
もう私達別行動をとることにしましたの。
でもその後、シルバー王女は豆を乗せる芸の時に
くしゃみをしてしまい、失敗してしまいますの。
豆の上に乗っていた団長は王女の鼻めがけて落ちてきて、
王女の鼻のホント桜にぶつかりましたの。
そうしたら、なんと、ホント桜の花びらがポロリと・・。
そう、その団長さんこそ、捜していた「青井青太」その人でしたの。
花びらのとれた喜びに舞い踊る王女でしたが、
その花びらのとれた王女のお顔に一目惚れした団長は
しつこく王女に結婚を迫って、
王女は大変なことに!
そこへ、途中で心配になった私達が駆けつけまして、
無事に王女を団長の手から奪い返しましたわ。
王女もさすがに今回の一件で、
ご自分のうぬぼれ癖や自慢癖を反省した様子・・。
まあ、当然ですわね・。
でも今回、私も結構わがままでしたわ・・。
私もうぬぼれてたのかもしれませんわ・・。
反省・・。
その後アラエッサと、白馬のペガサス「ディック」が、
私達の前に現れて、
グッド王子とサラド姫がいるかもしれないという、
「郵便の村」に直行することに。
これは戦争開始に間に合うように急がなくては!ですわ!!