☆ 箱庭療法とは

箱庭療法は、内側がブルーに塗られた木箱に砂が入れてあるので、その中で砂で造形したり、おもちゃの建物や動物、植物、他の様々なアイテムを置きたいように置いてみたりして遊べばよいのです。

箱庭療法の写真

心理面接のその時々に、そのように箱庭でなにか作って遊んでいくうちに、心の深層の調整も進んでいきます。

日本で一番最初にスイスでユング分析心理学の資格を取得してきた故河合隼雄先生が、そのスイスでドラ・カルフ女史がサンドセラピーといってやっていたのをこれは日本人向けだとひらめいて、日本で箱庭療法と名付けて広めました。

今では日本中に広く行き渡っている心理療法となっています。児童相談所などには必ずといっていいほど箱庭とそれに用いるアイテム各種が設置されているはずです。

箱庭は無理に作れば良くなる、というものではないし、綺麗に作るものでもありません。自分の感じにシックリくるようにアイテムを置いたり作ったりすることが大切です。おもしろいもので実際作っていると、自然にそんな風に自分のイメージにピッタリするように置きたくなってきます。

会話しながら作っても良いわけですが、話をしなくても作ればよいので、話すのが苦手な人にもやりやすい心理療法です。


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