言葉を減らした 


控えめな午後に


焼け付く太陽


にわかな通り雨





湿った庭先で 誰かが汗ばんで


上がった呼吸捉え 風はざっと走り去った





言葉を失くして 


途切れそうな夜


蒸し込んだ部屋で 


そっと流した





乾いていく涙さえ


僕が君を想う証





ひらひらと零れる時の中で


二度とない1秒過ごそう 「おはよう」


きらきらと輝く夢の場所へ


二度とない1秒重ねて近付こう





終わり切れなかった 


沢山に今でも


絡まるような足 


耳をすまして





乾かないで涙だけ


ずっと胸で溢れていて





ゆらゆらと彷徨う旅の途中


重ねた分増える想い出 痛み


引き摺ってた沢山が音を立てて


いつから僕の背を押してた 風のように





ひらひらと零れる時の中で


二度とない1秒過ごした 「さよなら」


きらきらと輝く夢の場所は


二度とない1秒重ねた君のもの





上がった呼吸のまま呼んだ名前


恋としか思えない1秒 「   」


染まった空に響くあなたの声


忘れてしまうまで1秒 重ねてく





picture : REEZ様...Heaven's Garden