言えないことは もう あなたのことごと黙らせて この指 そっと 閉ざした唇確かめる 温もりを どれだけ数えて 飽きた 雪の欠片は 夢の残りのよう 溶けるように消えていく 春 目醒めて 忘れる 冷たさ 言えないことは もう あなたのことごと黙らせて この指 どうぞ 閉ざした唇おしあてる 言いたいことは もう 形を無くして溢れ出す この指 そっと 優しい頬から受け取った 温もりを 何度も見た夢 霞んで透けゆくまで 残った光は 包むほどに溶けゆく 春 目醒めて 気付けば 雫 言いたいことを どうぞ 心を添わせて近付いて 今なら どうぞ 閉ざした唇の代わりに 言えないことを 「どうぞ」 2人を繋いだ絆ごと この指 そっと 閉ざした唇おしあてた 震えてる 言えないことは もう あなたのことごと黙らせて この指 そっと 優しい温もり確かめる 濡れながら