picture : act様...BLUE MELODY


分かりやすい好意や、親切。

相手を見て思いやる事、気遣う事。

呆れながら笑える顔。

痛みながら許せる傷。


教えてくれたのは、綺麗な、生き物。



やまと   :わふっ♪


悪魔うしゃぎ:。。。やっぱお前か。


やまと   :おん?


悪魔うしゃぎ:わーかわいー。。。何で今度は犬?


やまと   :いざとなったら噛み殺せるかと♪


悪魔うしゃぎ:飛んで逃げるかもー


やまと   :お前だけならね


悪魔うしゃぎ:。。。


やまと   :お前だけならね


悪魔うしゃぎ:繰り返すなっ!


やまと   :返事がないからー。


悪魔うしゃぎ:。。。何て言えって


やまと   :聞くからには言う通りに


悪魔うしゃぎ:すいません、聞きません。


やまと   :ちっ


悪魔うしゃぎ:相変わらず見張ってんのな


やまと   :人を暇みたいに言うな


悪魔うしゃぎ:人じゃないけど暇だろ


やまと   :人じゃないけど暇だな。延々お前しか見るものがない。


悪魔うしゃぎ:悪かったな


やまと   :あぁ、でも。。。


悪魔うしゃぎ:あ?


やまと   :いや、いい。でだ。お前。


悪魔うしゃぎ:言いたきゃ言えって。。。どーでもいーけど


やまと   :言うつもりも無いが、どうでもいい呼ばわりされるのは


悪魔うしゃぎ:わーかった、分かった。で、俺だろ?


やまと   :そうだ、お前。。。お前だよ。。。ったく。。。


悪魔うしゃぎ:何か前より砕けてね?


やまと   :。。。お前に言われたくない。


悪魔うしゃぎ:。。。なあ?


やまと   :。。。。。。。。


悪魔うしゃぎ:。。。。。。。。


やまと   :。。。。いーとこだな、此処は。


悪魔うしゃぎ:。。。。。。。


やまと   :あの子も柔らかくてあったかかったし(*ノノ)


悪魔うしゃぎ:(-_-)


やまと   :冗談に敵意を向けるな


悪魔うしゃぎ:。。。『同じ匂い』か。当たり前だな


やまと   :もとは一匹だからなw


悪魔うしゃぎ:さすがだなー、あいつ。。。


やまと   :でも、それは外れなかった。


悪魔うしゃぎ:。。。。。。。


やまと   :その鎖がある限り、俺らはこのままだ。


悪魔うしゃぎ:。。。。。。。


やまと   :。。。このまま、だ。。。


悪魔うしゃぎ:お日様の匂い、なんだとさ。


やまと   :?


悪魔うしゃぎ:俺はただ空ばっか飛んでるからだと思ってた。


やまと   :うん。


悪魔うしゃぎ:でもお前は違うよな。翼が俺の方にくっついて。

       それからずっと、お前は色んなものに形も変わって。


やまと   :。。。。。


悪魔うしゃぎ:なのにお前も俺も同じ、お日様の匂いなんだと。


やまと   :。。。。。


悪魔うしゃぎ:あったかいんだ、あいつ。

       この鎖のお陰でずっと寒かったってのに。

       あいつが傍にいたら。。。。


やまと   :。。。。。。。


悪魔うしゃぎ:分かってるから。ちゃんと、この鎖、外して。

       お前と元通り、一匹になるってことも。

       此処でそれが無理なら、いつまでも居られないってことも。


やまと   :。。。。。。あんまり物分かり良くなるな。


悪魔うしゃぎ:。。。そだな。らしくねぇ。


やまと   :。。。。そうじゃない。(立


悪魔うしゃぎ:お?


やまと   :俺も、ずっと寒かった。ずっと。。。気付いてなかったけどな。


悪魔うしゃぎ:何で、気付いた?


やまと   :。。。。。。。。。あったかいのは、うしゃぎだけじゃないって事だろ。


悪魔うしゃぎ:??


やまと   :じゃな。


悪魔うしゃぎ:おい。


やまと   :しばらく遊んどけ。


悪魔うしゃぎ:お前は?


やまと   :俺も。。。しばらく、遊ぶことにする。


悪魔うしゃぎ:遊ぶって。。。大人な遊び?


やまと   :(-_-)


悪魔うしゃぎ:嘘だよ、冗談に敵意を。。。ってをいっ!




ふゆうしゃぎ:あくーしゃー、やーまとー?あれ?


悪魔うしゃぎ:『ふゆーっ?助けろーーーっ』


やまと   :モゴモゴ♪


悪魔うしゃぎ:『てめーこのやろっモゴモゴすんなぁーっ』


ふゆうしゃぎ:いーないーなっ!ふゆも入るーーーっっっ(>_<)


悪魔うしゃぎ:『羨ましがるなっ』


みしろ   :やまとー、そろそろお買い物行こっかー。


やまと   :(ぺっ)おん♪


悪魔うしゃぎ:おー、やっと出れた。って、ぺって何だ、ぺって!


みしろ   :あ。。。?

       やまと、二人?


やまと   :。。。。。


悪魔うしゃぎ:。。。ぉ。。。?


ふゆうしゃぎ:ふたり?


みしろ   :んー。。。一人?分かんない。。。


悪魔うしゃぎ:。。。。。


やまと   :おん。


みしろ   :うん、お買い物。。。行く。


ふゆうしゃぎ:また遊ぼーね、みしろ、やまと(*^^*)


みしろ   :うん、またねー(*^^*)


やまと   :おん♪


悪魔うしゃぎ:(小声)うしゃぎ以外であったかそーな奴。。。な。



「いっそ直接、心を鎖で縛れたらどんなに楽だろう。

 身動き一つ取れないで、ひたすら冷し続けて。

 完全に痺れてしまったら、俺は自分すら感じ無くなれるだろう。。。」


この鎖が、心まで届いていなくて良かった。

身動き一つ取れたから、ひたすら足掻き続けて。

完全に痺れてしまう前に、俺は自分より大事なものを感じられる。


教えてくれたのは、綺麗な、生き物。




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