†


みしろの家。

玄関横の居間でみしろとふゆうしゃが並んで寝転がっている。



みしろ:んー。。。(ひなたぼっこ)


ふゆうしゃ:んー。。。(並んでひなたぼっこ)


みしろ:あったかいねぇ。。。(寝)


ふゆうしゃ:ねぇ。。。(寝)




†



みしろの家の玄関先。

悪魔うしゃぎと話している、やまと(黒犬)。



やまと:人聞き悪い事言うな、この間しばらく遊ぶって言ったろうが。


悪魔うしゃぎ:じゃなんであいつが此処にいんだよ


やまと:知るか。みしろが拾って来たんだ


悪魔うしゃぎ:その辺に落ちてたみたいに…いや、その


やまと:落ちてるなって思ったろ、今


悪魔うしゃぎ:…とにかく


やまと:何がとにかくだ。シタ朝に逃げられたからって


悪魔うしゃぎ:まだ何もしてないっ


やまと:…


悪魔うしゃぎ:犬の顔で妙に笑うなっ


やまと:しーーー。みしろが起き…


ゆきうしゃぎ:おったぁ!悪魔ぁ!!


やまと:…(口開く)


悪魔うしゃぎ:毛玉?


ゆきうしゃぎ:え?う『わーっ何でーっ』


悪魔うしゃぎ:はい、移動ー


ゆきうしゃぎ:『出してくれーっ』



†



公園に歩いてくる悪魔うしゃぎ、ゆきうしゃぎ、やまと。



悪魔うしゃぎ:結局いつもこの公園なんだよな。いいぞ。


ゆきうしゃぎ:(やまとの口から吐き出される)
        ぶはっ!お前なあ、朝に魚食べたやろっ


やまと:おん?


悪魔うしゃぎ:で?


ゆきうしゃぎ:あ?


悪魔うしゃぎ:人(兎)の事悪魔呼ばわりするって事は、何か願い事だろ。


ゆきうしゃぎ:…(自身を指差して)何匹目?


悪魔うしゃぎ:数えるか。でもたまに居んだ、この羽根にこの名前だもんな。


やまと:おん。


ゆきうしゃぎ:で、ズバリ…


悪魔うしゃぎ:魂なんて喰えるか、馬鹿。


ゆきうしゃぎ:やわなぁ…


悪魔うしゃぎ:(ゆきうしゃぎを眺めて)何か本気?


ゆきうしゃぎ:…まーな


やまと:おん。


悪魔うしゃぎ:あぁ?(ゆきうしゃぎに)…言ってみろってさ。


ゆきうしゃぎ:それが?(思わずやまとを指差す)


やまと:(口を開く)


悪魔うしゃぎ:人(犬)を指差すなと言ってる。


ゆきうしゃぎ:(ぱっと指を下げて)え、お前犬と喋れんの?


悪魔うしゃぎ:一応悪魔だからな(違うけど)


ゆきうしゃぎ:ほえー…小技は使えんねんなぁ。


悪魔うしゃぎ:何を使って欲しかったんだ。


ゆきうしゃぎ:そらお前…まあ、ゆうてもしゃあないけど。


やまと:おん。


悪魔うしゃぎ:本気だったら投げやるなってさ。


ゆきうしゃぎ:おん、の二文字の割にちゃんと喋ってるなあ。


悪魔うしゃぎ:で何。


ゆきうしゃぎ:…で…こう、心とか読んでくれへん?


悪魔うしゃぎ:あ?


ゆきうしゃぎ:ちょっと、こう、恥ずかしいってゆうか…


悪魔うしゃぎ:…(面倒)…分かった、ちょっと待ってろ(飛


ゆきうしゃぎ:へ?


悪魔うしゃぎ:道具がいんだよ、取ってくる


やまと:おん


悪魔うしゃぎ:当たり、だから相手しとけ。じゃな。


ゆきうしゃぎ:…へ?(隣を見る)


やまと:おん


ゆきうしゃぎ:(小声で)何か、めっちゃ気まずいんやけど…



†



みしろの家の玄関に立っているふゆこ。



ふゆこ:こんにちはー…こーんにーちはー…留守?
    でも鍵開いてたしなぁ…みしろー?


ふゆ:(寝ぼけたまま)ふんふんふん…ご主人…?


みしろ:ん?誰か…


ふゆこの声:みしろー、来たよー?


みしろ:あーいーよー


ふゆこの声:何それは上がっていいって事なの?(汗
      相変わらず…(居間に入ってくる)


みしろ:今ね、お昼寝してた


ふゆこ:玄関の鍵は閉めようね。と、電話ありがと。
    (転がって寝ているふゆを見る)


みしろ:何か落ちてたから


ふゆこ:春先になると多くて(汗


みしろ:仕方ないよね、気持ちいーもん…(_ _).。o○


ふゆこ:あれ、あの黒い犬は?


みしろ:やまと?あれ、お散歩かな。


ふゆこ:犬だけで?


みしろ:んー、犬とうしゃぎと…


ふゆこ:それは大丈夫なの?(汗


みしろ:んー多分…剛君と寝た?


ふゆこ:待って、みしろのそれは、お布団でほんとにすやすや眠る事だよね?(滝汗


みしろ:違うの?


ふゆこ:違くない違くない、それで合ってる。羽羽にはそれで合ってる(汗


みしろ:ふゆこ暑いの?


ふゆこ:うちのうしゃぎ達が話の始めからシタのしないのって騒ぐから…


みしろ:シタ?


ふゆこ:してないっ


みしろ:剛君と?


ふゆこ:お願いだから話を混ぜないで…(涙


みしろ:シタんだ。


ふゆこ:その片仮名何か嫌っしてないからっ


ふゆうしゃぎ:ご主人?


みしろ:あ、起きちゃった


ふゆこ:わっ、ごめん…おはよ、ふゆ。


ふゆうしゃぎ:おはよぉ。あれ?


みしろ:私ん家。


ふゆうしゃぎ:ご主人と来たの?


ふゆこ:んーん、みしろに拾われたの。お礼言ってね。


ふゆうしゃぎ:ありがとお?


みしろ:あったかそーに寝てたけど、車に轢かれそうだったから。


ふゆこ:気を付けなきゃダメだよ、ふゆ。


ふゆうしゃぎ:ん、ごめんなさい。


剛の声:こんにちはー。


みしろ:あ?


ふゆこ:あ、来た。私が呼んだんだ。


みしろ:えーと…じゃあ、ごゆっくり…(出て行こうとする)


ふゆこ:(捕まえる)こらこらこらこら違う。ふゆ、お迎え行ける?


ふゆうしゃぎ:はーいっ!あ、でも…いいやっ


ふゆこ:ふゆ?


みしろ:お腹すいた…



†



玄関で困った様子の剛。



剛:えっと…


ふゆうしゃぎ:(飛び出してくる)お客さんっ


剛:あ…


ふゆうしゃぎ:剛っ


剛:覚えててくれたんだ。あの、ふゆこさん来てるよね?


ふゆうしゃぎ:部屋でみしろ捕まえてる。


剛:ええっ?


ふゆうしゃぎ:あっ


剛:えっ?


ふゆうしゃぎ:ご飯の匂いっ(剛の荷物に飛びつく)


剛:わわっ、えっと、とりあえずお邪魔します…




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