朝 起きられない理由をゴネて


夜更かしして書いた 物語は途中で挫折した


まだ 気付いてない事に埋もれて


馬鹿みたいに見える幸せ 浪費して愚痴ってる





開いた窓から差し込んだ


冷たい光と温もりは


まるで別の世界を示して


僕は行けない? すぐに行ける?


1人呟いた横顔


物語の彼は旅人


辿り着く場所はまだ白紙で


彼は行けない? 座り込んだまま





夜 寝られない理由はないけど


何か綴ろうと並べた 言葉は星になる


また 気付いた事に刺されて


馬鹿みたいに傷付いては 悲嘆に暮れながら





閉ざした窓から眺めて


小さい光に夢を見た


遠い別の世界に今も


僕は行けない? すぐに行ける?


細く呟く目の前


物語の中の星空


戻り道はいつの間に消えて


暗闇に泣く光の粉々





昨日 明日


昨日 明日





1人呟いた横顔


物語の僕は旅人


辿り着く場所はまた明日で


僕は行けない? それとも今





細く呟き立ち上がる


物語の外の星空


窓の枠はいつの間に消えて


暗闇に咲く光の花々





そっと立つのが精一杯で


歩き出す事も出来ないで


震える手 ただ翳しながら


感じている 今日の今を





後悔を乗せた昨日が


期待を背負った明日が


今日の頁と繋がるなら


物語の 途切れた続きを





この手だけが 描ける続きを






picture : REEZ様...Heaven's Garden