夢も見れない真昼に降り出した雨が


濡らす そこら中 はにかんで開いた花





夢に消えたあかいめのねこの言葉


誰か 言って 忘れるばかりの胸に





強まる雨足 逃げ出したいこの足


動かない理由 与えられたい





泣け その花束枯れるまで


想いに差さないと決めた傘


忘れては結ぶ 約束は いつだって嘘色の本気だった





君を忘れるのにどれくらい?


あかいめのねこは あぁ 微笑んで


咲き誇る花を 見せつけた 柔らかな光にくるんで





涙の向こう 彼方の太陽









明日に願う力さえ尽きた夜に


照らす 声は 今だって同じ音





失ったなんて 何か奪われた感じ?


手放したなんて 言い切らないで





泣け その花束枯れた後


想いも乾いてしまうまで


届けないままの 愛しさは どれだけしぶとい本気でしょう





深い海の底で 2人して泣いた


紡ぐ言葉は 泡になったから





閉ざした扉は開かない


鍵穴にそっと差す一輪が


届けられない 愛しさの 一番優しい本音なら





泣け この花束咲き誇れ


なみだめのねこは また 微笑んで


見せつけるように ジャンプした 柔らかな光を目指して





想いの向こう 笑顔の太陽









picture : REEZ様...Heaven's Garden