2021年




2017年11月23日

父の作品「虹色のタングステン」をシンボルマークにした
東京フィルメックス国際映画祭が今年も開催されています。
ここでしか上映されない作品もあり、どれも観てよっかったと
おもえる作品のラインナップで、
デイレクターの方々のセンスには毎回驚かされます。
今回のコンペティション作品「泳ぎすぎた夜」の五十嵐監督が
父の作品「泳ぎすぎた夜」の題名にインスパイアされてこのタイトルにした、
と聞き、ああそうか、とあらためて父の作品のタイトルの面白さも感じます。
以前、展覧会の出品作品リストを送ったら学芸員さんから
「作品名でないもののリストが来ましたが、、、」とお電話がありましたっけ。
きっと絵の作品にしたら不思議なタイトルもあったのでしょうね。

2017年10月21日
青梅市立美術館関連イベントの絵と詩からなる作品「海と風船」の朗読会に行ってきました。
美しいフルートの音にのって、各シーンの詩を情景豊かに語ります。
作品のその風景、陽射しや大気までも感じられるいい時間を
有難うございました。
この後に美術館の学芸員さんと、父のお話をさせていただきました。
父の作品が好きな方々、そして懐かしいお顔もみえて嬉しかったです。
雨の中、有難うございました。

2017年10月11日
豊島区の雑司が谷地域文化創造館が主催されている
「ちとせ橋コミュニティ塾」美術講座の皆様が来週、
谷内六郎館を尋ねられるため父の話をしてまいりました。
ライターの黒田順子さんとあれこれと父の思い出話をしたり
皆様からのご質問に答えたりしながらあっという間の1時間でした。
谷内六郎館で楽しいお時間をお過ごしください。

2016年

11月10日 くもり
沖縄県で初めての展覧会が開催されました。
沢山のファンの方々知人が集まってくださり歓迎してくれました。
沖縄の方々のやさしさと素晴らしい文化を知る滞在となりました。


2016年 1月15日 晴れ
友人から帰郷のお土産を頂きました。
四国のおうどんと一緒に「一六タルト」が入っていました。
「一六タルト~~」思い出されました。天野祐吉さんが父のエッセイ「北風とぬりえ」
を編集出版して下さり、表参道で展覧会を開催し、ギャラリートークの後来場者の皆さんと
「一六タルト」を頂いたことです。当時天野さんは松山市の正岡子規記念館の館長をされていて
六郎さんの六のにひっかけてと、市内の銘菓「一六タルト」を用意してくれたのです。
いつも「六郎さんの六」と、言われていました。
天野さんの声がお優しい姿がとおい夢のように思い出されました。
父のエッセイと天野さんと、切なくも幸せを感じたお菓子との再開でした。



2015年 5月
郷土ゆかりの作家として、富山県小矢部市にて谷内六郎展が開催されました。
小矢部市の北蟹谷村は祖父の出身地、本家があります。
北陸新幹線でびっくりするほど近くなった富山で下車、小学校のころ父と訪れた
父の壁画のあるビルを訪ねました。本屋さんでしたが、今は雑貨を扱う店になって
壁画は大切にされていました。
そして小矢部市へ。道の駅で開催されている展覧会は、盛況で町の方々にあらためて
つながりを喜んでいただき、展覧会後も作品は、市内の学校を巡回しています。

2014年

9/4記
虫の音に夏のざわめきは消え、
その向こうに秋の静けさを感じる頃となりました。
出版社からー『天野祐吉』経済大国に、野次をー、が送られて来ました。
天野さんがお好きだった父の夕焼けの絵があります。
行き交う赤とんぼに「天野だけど」とお電話の声が思い出され
なんとなく淋しい秋の訪れです。


7/4記
「世田谷区・千歳台小学校」35周年おめでとうございます。
この小学校の建物には三階までの高さの大きなモザイク壁画(写真)が有り
6月14日、お祝いの式典に招いていただきました。
壁画に添えられた詩「芽生え」を皆さんが歌い
そして全校生徒さんに、この壁画を制作する父の思い出をお話しました。

 ー1981年1月、雪が舞う寒い日でした。父の葬列はこの壁画の前で一旦止まり
  お別れのクラックションが鳴らされると、その音は寒空に長く静かに響きました。
父がこの壁画を大切に思っていたその気持ちをお伝えしたくこの事もお話致しました

 6/15記
「平成サウダージ」のお話会、長い時間取り留めもなく、休憩もなくお喋り、
皆さんのお顔を見ながらなんかお聞きしたかったなァと思っていました。
また、父の絵を通してたくさんの方々がお集まりくださったこととても嬉しかったです。
有難うございました。

そして「平成サウダージ」見てください&投票してくださ~いネ。

梅雨に入り東京はすごい雨です
まだ降りつづくようですが、ちょっとそこまでお散歩
いつの間にか紫陽花の花がすばらしく綺麗に咲いています。

トップページでご紹介しています「平成サウダージ」の制作で
現代詩の文月さん、しばらくぶりに作家の方とお話・お会いでき
言葉があふれる、アイデアがあふれる、
どんどん湧いてくる感覚を感じ心地よかったです。
制作の方々も熱心に丁寧に制作されてとてもよく出来ました。

なんだか夜中もすごい雨音で、梅雨の時期の父の様子などが
すーと思い出され、懐かしくも寂しいような雨の夜です。   

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