誰か待ってるってことだし、たかきちゃんがたもなにかお手伝い？があるそうなんで、いつものように階段に並ぶことにする。ちょうど地下一階の扉の所、どんどん音楽が聞こえるし、ばたっとドアが開いたら外人の踊り子さん風のおねーちゃんが見えたりして、男としては気になりますねぇ。それにしても並んでるの少ない〜〜。
この前の９月頃は上まで並んでいたような気もするんだけど(・_・？)ハテまあ、かなり先に入ってるのあるんだろうけど、上までいかないってのは初めてかな？
さていつものように、斎藤さんの横を通ってロフト内部に、私の場合あんまり近いと写真が上手くアップにならないので、いつもの真ん中あたりの席に着席。結構空いてるので、隣の席に荷物置いたりしてました。
と、すでに飯野先生がステージにいて前には酒瓶があってごきげんのご様子(・・;) 大丈夫っすか？
いや、別に先生が楽しくお酒飲むのは構わないんですけど、見てて体の方がちょっと心配になるときがあるんで。
さて、その後いつものように、菊地先生と外谷さんが入場されて、トークライブの開始です。
さてと、今日の特集は「イタリア筋肉番付」ということで、半裸のマッチョな外人さんが腰みの一つで乱舞するという、その手の女性にとっては、よだれが垂れそうな企画、まあ、逆に男にとっては両手で目を覆いたくような企画ともいえなくはないです（笑）菊地先生もビデオの編集をしながら、ふと何やってるんだろうと疑問に思うことがあったとか。
今回、どこかでメモ用紙買おうかと思って、忘れてたので映画の記憶はうろ覚え、そのへんはおにく大好きのたかきちゃんとこのレポがとても参考になると思います。あとでリンクするかもしれません。
とりあえず、豪雄ゴライアスという映画ですが、映画が始まるといきなりポージング（笑）、でも、このころのマッスルボディたしかに筋肉は一杯付いているんですが、今のボディビルの世界大会などのように、言い方は変だけど、薬や何かで変に付いたような筋肉じゃなくって、わりと見やすいです。
むきむきの男の話は、てきとーに流してます、だって、なかやまきんにくんはきらいだもん（笑）
イタリアでは６０年代の一時期、ギリシャ神話に題をとった神話映画の製作が流行になっていたようで、多数の映画が作られたそうです。この男たちは筋骨隆々、すべてのことを力で解決しちゃうという、一種わかりやすいといえばわかりやすいお話ですね。
（ロボットアニメでいうと、鉄人２８号とか巨神ゴーグってタイプですか）
巨大な岩を投げて人や怪物を潰しちゃったり、牙のあるゴリラと格闘したり、ドラゴンやケルベロスと戦ったりします。このドラゴンの頭の造形が笑いをさそいますねぇ、まさに張りぼて（笑）、ケルベロスという三つ頭のある火を吐く地獄の番犬とも戦うんですがこっちも情けない、それによく見ると鎖に繋がれてるじゃないですかほっといていけばいいのにって、菊地先生。
それにしてもこの男たち明らかに強さにむらがある、さっきゴリラと戦って勝った男がふつーの人間とごろごろ格闘したり、あっさり捕まったりと、まあそうしないと話が成り立たないんだろうけど。
地底人に、月世界人、あ、地底人の死刑の方法って、檻に入れて太陽光線にさらすってもの、インタビューウィズヴァンパイアでもそんなシーンがあったなぁとふと思い出す、脳味噌筋肉質のおばか映画でもなにかは残って行くんだなぁとちょっと感心する（笑）
後は力任せのシーン。何十人もが回してい回転する軸の力を一人で止めちゃったり、重い石をどんどん上に積まれたのを支えたりします。
この重い石の拷問？では石の下に刃が付いていて、支えきれなくなると下に縛られている友達の体に刃が刺さってしまうようになっています。だから死力をふるって支え続けるわけですね。（私は、おー北斗の拳じゃぁ、聖帝十字稜じゃぁと騒いでました（笑）） で、なんで助かるかというと、その姿（筋肉）に女王がすきーんと来て、助けちゃったんですね（笑） でも、まじめに北斗の拳って、このへんの映画の影響あると思うです。
イメージとしてはこういう感じで、真ん中で主人公がグリコか
重量挙げ風で踏ん張ってないと刃が落ちて来ちゃうのですね。
筋骨粒々の男に女性は胸ときめくのかを何度も会場にお聞きになる飯野先生、やっぱり全員じゃないにしろマニアな方はいらっしゃるようでした。今回は下ネタはあんまりなかったような？フェラクレスってのはあったですねぇ（笑）
そうそう、ヘラクレスはギリシャ名で、英名だとハーキュリーになります。違う英雄じゃありませんからご注意を。ポセイドンがネプチューンになったり、ヘルメスがマーキュリーになったり、神様の名前の表記も難しいですね。
ところで、菊地先生の本の中でもギリシャの神が主人公のがあります、さてなんでしょう？（正解は一番下）
（休憩時間中のちょっと危ないトークの場面、真ん中の方は実は・・）
そーいえば、映画の途中で、先週の尼崎のトークの話で、映画館のとなりの風俗にいっちゃったでしょうとか、飯野先生の突っ込みが入りました。たしかに会場は風俗街から道一つへだてたところだし、ラブホもまわりに林立していました。
あ、それと大阪っていっておられましたが、尼崎はいちおう兵庫県っす、そのへんお間違えのないように
尼崎のトーク相手の石田先生の部屋って、リーさんとかいろんな俳優のライフマスクがぞろーっと並んでいたり、宇宙水爆戦のメタルーナミュータントの頭があったりとなかなかホラーやＳＦの色の濃い部屋だそうです。うらやましいけど、ライフマスクはちょっとなぁ。
外谷さんコーナーでは、Ｓ社の編集のＹさんが舞台に登場、このころには飯野先生は熟睡されていたのかな。作家と編集さんの微妙な駆け引きの話などの編集裏話が面白かったですね。〆切が近づくと、姿を消したりとか、各社の担当で居場所の情報を交換みたりとか。どちらもここまでならなんとか印刷に間に合うという時期を熟知してるので、ぎりぎりのせめぎ合いがつづくそうです。
あと、この前の魔王眼の後書きの各社の編集の忘年会ですが、ああいう場所を選んでるのはけっして菊地先生の趣味ではないとは断言しておきましょう（笑）
魔人同盟の表紙ができあがったそうです、表紙だけで中身は違う本、フラッシュたいたら反射してなんだかわからなくなりました(^-^; まんなかが学生服のせつらなんだけどね。
最近は本が売れなくって、昔なら新人さんでも３冊くらいは売れなくても我慢して本を出させて、一冊当ればいいかということもあったそうですが、今はそんな余裕はなくなってるというお寒い話もありましたね。一発勝負ってのはつらいよなぁ。
さて、今日は時間が無くなってきて、映画の最後のやつはお流れになりました。たぶん、マチステシリーズの何かだったのかもしれません。
（ジャンケンの賞品の本を持つ菊地先生、皆の垂涎の眼が集中）
突然のジャンケン大会の賞品 まだ発行していない「Ｄー妖兵街道」の本を５冊プレゼント。
しかし尼崎に続いて、私にはジャンケン運はないようです(^-^; 一回も勝たずに敗退。
なんと朝暮三文先生がゲットされましたが、ご厚意で返してもらったので再ジャンケン、当った方よかったですねぇ。
その後は質問コーナー、菊地先生が仕切って、菊地先生が応えられるので、テンポの早いこと早いこと（笑）
えーかける範囲では、日本では見事にこけた某アニメ、海外からいくつか引き合いが来ているそうです。
恒例の「闇の恋歌」の質問では７月くらいを目標に？ということは、夏に各地でサイン会なのかな？
さて、５月はＳＦですって、もともとＳＦから小説に入った私としては見逃せないなぁ。菊地先生も３週続けてのイベントお疲れさまでした。
エピローグ・閑話休題・ETC
ライブが終わって、ぴんかちゃんがＤの愛蔵本にサインしてもらうのを待ってから出るけど寒い(^-^;、結局出待ちしないでいつものマクドナルドに避難。すぐ後からこられた皆さんも宴会でエネルギー使ったのか、眼が死んでます（爆）始発が動き出したらぼろぼろと減っていきますねぇ。私も区役所前のミスドまではいったんですが７時過ぎに出ましたよ。新宿から横浜の妹の所によるつもりで、とりあえず東京駅まで寝ていこうと環状線に・・・３０分くらい寝ようと思って座って気が付いたら、「次は目黒〜〜」っていってました、ほとんど１周してたか(^-^; 結局新宿まで戻って湘南ライナーに乗り換えました。
そーいえば筋肉ものって、最初に見たのはプロレスじゃなくって、アニメの「マイティ・ハーキュリー」明治乳業提供で、７時前の５分くらいやっていたアニメで地上では本来の力が封印されているんですが、Ｈのマークのついた指輪を天にかざすと、力が出て悪人を一気に倒すという単純明快なものです。声の吹き替えは、アパラパ！の大魔王シャザーンと同じく小林清志氏、後年の、ルパンの次元大介といったら、意外に思う人もいるかもね。
さて、５月は侵略宇宙人特集とのこと、ブラボー火星人に、クォーターマス、インベーダー、盗まれた村、侵略物に情けない宇宙人は山ほどあるでしょうけど、遊星よりの物体Ｘとか光る眼、定番の他に何が来るか、菊地先生ならではの珍しいビデオを期待してます(^o^) 本当はロボット特集やってほしいんですよね。禁断の惑星のロビーとか世界が静止する日のゴート、偉大なるトボーと・・・・・
（文責 劉貴）
☆正解は「マンハッタン聖魔伝」ですね。登場するへらはゼウスの妻の女神ヘラです。地獄の番犬ケルベロスを倒す男もでてきますよ。ヘラクレスが三吉になっちゃってるんですが（笑）