POST PET 「サヤ」の国へようこそ

この国の最終更新日:99年4月15日


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サヤの履歴書(99.4/15)
サヤの部屋の変遷(99.4/15)
過去の調査員のつぶやき

*****調査員のつぶやき*****

第9回報告:おもちゃのチャ・チャ・チャ
(1/8)
 

 年が明けて、今年は1999年。1999年か・・・。新居昭乃さんの歌にこの題名の曲があるな・・などと、誰もわからなさそうなことをつぶやきながら、今年も続けるサヤの調査。
 12月14日頃に「POST PET2001」のスペシャルパッケージを予約購入していたのだが、年末は色々忙しく、バージョンアップすると他の仕事が手に着かなくなりそうだったので、じっと我慢していましたが、1月3日にバージョンアップしました。いつもは上書きすればいいだけのバージョンアップも、今回2001は大幅に変わると言うことで、ファイルを新しいフォルダに移植する方法なので、宝物とか設定とか動かしてるときには、ちょっとブラックジャックな気分・・。(大げさ) 
 無事機械の体を手に入れた(?)サヤは、ますます無敵な感じで、毎日モモぬい(クマのぬいぐるみ)で遊んでいます・・。もうそれは楽しそうに・・。
 今回、前回の調査から間がたくさんあいたために、「母を訪ねて三千里」とか「砂遊び」とか、ネタがいっぱいありすぎてまとまらないのですが、まあ、時期ネタと言うことで「POSTPET2001」になってからのサヤの様子をご報告したいと思う。
 2001になってサヤはちょっと変わったかもしれない。
 この年末、忙しかったためにうっかりポスペパークの「年忘れカラオケ大会」にも行かせてやれず、お使いにもあまり行かせなかったため、すっかり私のことをポストの影から
「恨んでやるーー。サヤ、本当はお城の舞踏会(注:カラオケ大会)に行きたかったのに・・。行ったらサヤは一躍シンデレラで、こんな家おさらばして王子様とお城で暮らせたのに・・。恨んでやるわーーー。」
とガンを飛ばしていて、調査員とサヤとの間に深い溝が出来かけていたのだ。
 対策として、クリスマスに恋人ペロペロちゃん所に遊びに行かせて機嫌を取ってみたのだが、
「それとこれとは話が別だわ。」
とばかりにつーんとしていたのだ。
 しかし2001になってから、なにやら上機嫌である。メールをよこしたと思えば、その昔宝箱の前ででんと構えて私に宝箱内を見せないようにガードしていたドケチだったのに、
「サヤの宝箱の中ねぇ、織夜は見てもいいよ。欲しかったら一つあげてもいいよ。」
なんてかわいらしいメールを書いてくるし、先ほど書いたようにモモぬいがいたくお気に入りで、だしてあげるともうそれはおはしゃぎ。ラブラブ光線全開で、部屋中をスキップして、さらに大人になってからやらなくなった「3回転ジャンプ」を、クマを持ちながらやるのだ。童心に帰るサヤ・・。なんかなんかすごくかわいい!
 調査員はさらに気をよくして他のおもちゃを与えてみた。
 おもちゃその1「バナナの皮」・・・1秒で却下。
「誰よ!部屋の中にゴミ置いた人は!」
とばかりに、蹴り上げて部屋の外に出してしまうのだ。その剣幕がすごく、置いてやると、もう、ばーーーっと走ってきて、まるでぼのぼののアライグマくんのキックみたいに、すごい勢いで蹴って捨ててしまう。
 おもちゃその2「レコードプレイヤー」。レコードプレイヤーを置くと、サヤはレコードプレーヤーを布団のように体にかぶり、激しく首を振る。はじめは「リズムにのっているの?」と思ったのだが、どうやらそれは激しく嫌がっているらしく、時折白目をむいて怖い・・。どうやら聞きたくないのにプレイヤーに近寄ったら最後、そのプレーヤーは呪われたプレーヤーで、サヤにくっついて離れなくなるらしい・・。 
 一度などはプレイヤーを長く出しすぎて疲れたらしく、片づけた後、サヤは影だけになってしまった。飛んだり動いたりするけれど、サヤは真っ黒。立体的ではない平面の影になって動いている。これを見たときは「げっ!」と本当にぎょっとした。思わず「クレヨン王国の白い渚」の影達を思い出してしまうほどであった。サヤの夢は「はかり」にかけられて、夢と引き替えに、安住の家をもらい、影に命を奪われるのだろうか。驚いてポスペを終了させ、再起動させたら何ともなかったが、これは可哀想だ。
 どうやら与えて喜ぶおもちゃは「モモぬい(モモのぬいぐるみ)」だけらしい。しかもぬいぐるみに対してはもう異様なほどに喜ぶ。おもちゃの「うんちく」を見ると、「飼い主がペットをかわいがっているとおもちゃもかわいがる。」とあった。
 そうか。サヤは私のこのあふれんばかりの愛を、目に入れても全然痛くないほどにサヤを大事にしていることをわかてくれていたのね!お母さん、そんな他人に優しくできるいい子に育ってくれて嬉しい!それにぬいぐるみにラブラブだなんてようやく女の子らしくなったわね!そう手放しに喜んでいた。
 だが・・・しかし。
 やはりさすがサヤであった。サヤもおもちゃと遊んでお腹がすいてくる。「さあ、おやつをあげようね。」とおやつをあげる。するとどうだ。サヤはモモぬいを持ってストーブの所までゆき、微妙に位置を調整して、モモぬいをストーブの脇に隠し、私に見えないようにするではないか。・・もしかして私がモモぬいを取るとでも思っているのだろうか・・。サヤがおやつを食べている間に、私がモモぬいを取ると?・・・ちょっとまた溝ができそうになった私達であったが、そのあたりは、隠すところの「この辺だったら見えないかしら。」と調整しているかわいさでぐっとこらえることができた。
 そしてこの頃、とみにする行動で、モモぬいを持って玄関まで行き、外にでたそうにしているのに気づいた調査員は、はたと考えた。
 もしかしてサヤは、モモぬいが好きなのではなく、クマが好きなのではないだろうか。クマ・・と言えば、サヤの恋人ペロペロちゃん・・。もしかしてサヤはただ単にペロペロちゃん愛しさに、ぬいぐるみをかわいがっていて、それを連れて外で遊びたいと思っているのでは・・。それなら何となく説明がつくような気がする。ストーブの後ろに思わず隠すのはもしかしてそういう意味で、私がペロペロちゃんをとると思っているのかも・・。
 前にペロペロちゃんは私に「たずねびと」のメールをくれたことがある。
「ママを捜しています。H(ペロペロちゃんの親)は違うような気がします。もしかして織夜がママではないですか?」
という内容のメールである。それをもらったことをサヤは知っていて、私のことをライバル視しているのかもしれない。馬鹿ネェ。サヤちゃん。私はそのメールもらったとき、
「あら、ペロペロちゃん、婿養子に来てくれるの?」と思ったというのに。
 まあ、サヤが私のことをどう思っていようとかまわない・・。やっぱり、モモぬいにラブラブなサヤを見ていると、お使いに出したくなくなるほどかわいい(おい)。2001になって鳴き声も変わったが、その声もかわいい・・。
 何か2001になって幸せなのは、その実、調査員の方であるかもしれない。こんな楽しいバージョンアップ、やっぱり去年しなくて良かった。こんなの去年してたら、原稿手に着かなかったよ(^^;)。・・そんなわけで99年になっても、サヤ調査は進む・・。

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鍵言葉「バナナの皮」
問題「アラエッサの大好物は?」
次のヒント:期待の新作・あひる


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