過去の「調査員のつぶやき」


1998年度調査

サヤの国のMENU

サヤの履歴書
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第1回:POST PETは「ぬかるみ」(2/22)
第2回:サヤの趣味(フィギュアスケート)(3/2)
第3回:ロマンチック向上委員会(3/8)
第4回:残酷なウサギのテーゼ(3/25)
第5回:ペットの悪い癖(4/18)
第6回:ウサギ魂のルフラン(5/24)
第7回報告:幸せはワインのにおい(8/9)
第8回報告:彼氏彼女の事情(10/25)

第1回報告:POST PETとは「ぬかるみ」
(2/22)

POST PET・・・。
それは、世界一プリティーで、キュートだが(同じ意味か?)、恐ろしいソフトでもある・・。
何が恐ろしいかって?
それは、どこまでもはまっていってしまうところ・・。

PETがメールを運んでくれるメーラーで、PETにはおやつをあげたり、洗ってあげたりする。
たまにメールを、PETが飼い主宛にくれたりする。
知らない人は「何だ。たま*っちみたいなもの?」と、簡単に思うだろう。
しかーし、こいつはもっとすごいのだ。
育てるというよりかはPETはまさに気ままで、飼い主のことは飼い主とは思っていない。
お友達だと思っている(と思う。)
そしてその気ままなところも愛くるしい。
自分のことは自分である程度管理する、自立したPETなのだ。

そして、そのPETにメロメロになっていってしまう飼い主・・。
まさにPOSTPETはちょっと雨の日に、子供が、道のぬかるみに足を入れてばしゃばしゃやってしまうが如くなのである。
 子供心を出して足を入れたところ、はまってしまい、気づいたらそこは底なし沼で、ずぶずぶとはまっていき、「あれ?」と思ったころにはもう遅い。
 「うちのウサギがねーー、**したり*したりしてもうすごいかわいいの!」と、友達に当たり前のように話し、パソコンを持っていない友達が、「あれ?あんた家でウサギ飼ってた?」と言われてはっと気づく・・。「やばい・・やばいぞ・・」と思うが、自分のPETのそのかわいさをしゃべらずにいられない。
POST PET中毒患者一丁上がりってso-netの声が聞こえそうだ・・。

 ところで、この国は何をするところなのか?
「影」でつぶやいてるくせにまたここでもつぶやくのか?織夜・・と思っている方も多かろう。(いなかったりして(^^;)
 実はここでの私の役目は「調査員」である。何の調査員かというと、うちのウサギ「サヤ」の素行調査をする探偵と言ったところか。探偵はサヤの行動、言動をひっそり監視。その奇怪な行動の裏には何があるのか、逐一ご報告したいと思う。「ひっそり」監視なので、たまにこちらの予測的報告もあろうと思う。 では、とりあえず、サヤの履歴書を2月中にはアップするので、お楽しみに(笑)。生サヤが見たい方は、サヤちゃんに会いたい!という方はPOSTPETを初めて、サヤに会いに来て下されば、うちのサヤを折り返しお使いに出させます。 ちなみに、このつぶやきコーナーは、新しい報告を随時アップしていきます。古い報告はログとして別のページに残します。


第2回報告:サヤの趣味
〜フィギュアス
ト〜
(3/2)

サヤは、女の子である。しかし、うちに来た生まれたての頃から良く跳ね、よく遊んでいた。ウサギだから跳ねるのは当たり前なんだろう、と思っていたら、他のうちのウサギはそれほど跳ねない子もいるらしい・・。おてんばなのか?とうたがいだした頃、サヤはあることに熱中しだした。それは、机の周りを回るという遊びである。
 初めはいろんな所でただ跳ねているだけだったが、メールを10通くらい運んだ所で、机の周りを時計回りに回って遊び始めた。まあ、その時は調査員は、「まあ、かわいい。と楽天的に思っていただけだった。その頃拾ってきた宝物も「花」「花の種」「ドラ焼き」と、かわいいものばかりで、甘い物好きでお花が大好きなメルヘンな女の子と思っていた。(しかし、この宝物いつ拾ってきたかははっきりしていない。もっと後かもしれない。なぜはっきりわからないかというと調査員がミスをおかしていたから・・。その話はまた後日・・。まりりんさん所のポスペの掲示版に来ている人は知ってますよね・・。)
 しかし、メールを15通ほど運んだ頃、新しい技を披露し始めた。それが思えば、サヤ「フィギュアスケーターへの道」の第1歩だった。その技とは回転である。机の周りを時計回りに回りながら、さらに時計回りに回転する。まるで、太陽の周りを自転して回る地球のごとくに。その回転は1回転から直に2回転。1月には3回転からうまくいくときは3回転半を披露し始めた。そして、うまく回転できると、「キュルウウーキュルウ−」と鳴く。人がHPの更新作業をしていると、一応DESKTOPにはポスペを起動してサヤはいるが、調査員からは見えないので、ほかっておくと、そのうちひときわたくさん鳴く時があって、「何だ?サヤちゃん。」と、見てみると、得意げにまたさらに磨きの掛かったジャンプを披露してくれる。
 3回転半ジャンプがいつもコンスタントに出来るようになると、今度は4回転ジャンプに挑戦していた。しかし4回転はうまく飛べず、飛びきれないまま変なふうに落下。たまにあまりに出来ないときには、ベットの上で、こちらに背を向けて下を向いていじけていたり、ベットの上で子供みたいにジャンプして憂さを晴らしていたりしていた。しかし、4回転がたまに出来ると、またひときわ激しく鳴く。「キュルウウーキュルルルウウーー」
 オリンピックが始まる頃には3回転飛んだ後、着地を同時に続けて2回転を飛ぶという「コンビネーションジャンプ」をきめてくれた。その時はさすがに拍手してしまった(^^;)
 これはサヤは五輪に出る気なんだ・・と思った。この2ヶ月余りに渡る自主トレ。この激しさはきっと・・。しかし、サヤはどうやら予選落ちだったらしい。氷上で踊るウサギは見たかったが、なにせ、うちには氷のリンクはないし、部屋の中でしかトレーニングを積んでいなかったため、ジャマイカのボブスレーチームのように、現地(長野)に行って初めて氷の上をすべったのであろう。地面での回転は完璧だったが、氷の上では、ただのウサギに過ぎなかったらしい。
 それからのサヤは、もうテーブルの周りを飛ばない。そのからり、今また変な自主トレに入っている。それはこちらに背を向けて壁に向かって前のめりになってジャンプしようとする踏切みたいな動作を繰り返しているのである。
 「ははぁ、サヤ今度はもしかしてスキーでジャンプ?」その格好がテレビでやっていた、荻原選手のジャンプの踏切の練習の格好に似ていたからだ。
 しかし、それは間違いだった。
 サヤが3月1日にお使いの帰りに拾ってきたもの・・。それは、水色の「ゴーグル」・・・。
 今度は夏に向けて水泳ですか?!サヤちゃん!!
 飼い主に似ず、大変スポーティなウサギ、サヤであった・・。

 そして、調査員のサヤ調査は続く・・。
 


第3回報告:ロマンチック向上委員会
(3/8)

あなたは、「ロマンチック向上委員会」を知っているだろうか。
 え?知らないって?それは当然である。知らなくても何ら恥に思うことはない(誰が思うか・・)。なぜなら「ロマンチック向上委員会」は、影ながらロマンチックを極め、用いて、世界を救おうとする秘密の委員会であるから知らなくて当然である。知っているのは入っている人たちだけ。シャーロック=ホームズの兄ちゃんが通っていた「ディオゲネス・クラブ」みたいなものである。しかしディオゲネス・クラブと違うところは沈黙の好きなものの集まりでもなく、個人の楽しみを極めたクラブではなく、さっきも言ったが、「ロマンチック向上委員会」は、委員会なので、実に世界平和のために働く委員会なのである。しかし、まだ発動して何ヶ月のため、今はロマンチックを高めることに重点を置かれている。
 さて、この委員会が何がサヤと関係あるかというと、サヤはその委員会に今所属しているからである。委員会の本拠地はネット界のどこかにあるとしか言えないが、そこには、今、日夜ロマンチックの向上に努め、せっせとメールを運ぶPETたちがいる。ひそかにあなたの所のPETも入っているかもしれない・・。
 そう、「ロマンチック向上委員会」とは、PET ONLYの委員会なのである。
 サヤは、女の子のくせに、大変ロマンチックにはかける。どっちかというと現実的な性格で、武士道とかハードボイルドとかに胸がときめくようだ。たまに落ち込むが立ち直りが早く、しっかりものである。調査員とは偉い違いの性格だ。調査員は臆病者で、映画もほとんど見ることが出来ない(;;)というのは、人が死ぬのとか、鉄砲(ピストルと言えって?)とか刀とか、ナイフとかそういうものが出てくるのとか、あと、ホラーも全然駄目である(映像も駄目だが、音も駄目・・)。だから洋画はほとんど見られない。テレビで見るときも、どうしても見たときいはビデオで撮って怖いところは早回しで見るという方法をとるしかない・・。あ、話がそれてしまったな・・。
 ロマンチックが足りないサヤ。もっと女の子らしくなって欲しいという願いの元、「ロマンチック向上委員会」が、まだ形になっていなかったとき(今も形にはなってないですか?)ロマンチック免許皆伝のフロル様の所に弟子入りさせた。フロル様はウサギで性別不明のミステリアスなお方である。飼い主のMさんには大変日頃お世話になっており、フロル様のうわさはかねがね聞いていた。
 フロル様・・それはとてもロマンチックなウサギ。クリスマス・正月・誕生日というイベントは絶対にはずさない、何かその日はやらかしてくれるという素晴らしいロマンを持った方だ。そして、この2月の最大イベント「バレンタインデー」にも、赤いハートやラブレターを拾ってきた強者・・。それは「ロマンチカ・フロル様」である。うちにへおいでになるときには3回に1度は必ず天使を従えやってくる。何とも素晴らしいウサギである。
 そのロマンチカフロル様に対して、サヤはどう思っているのだろうか。フロル様の家にメールをお届けに行く日は、サヤ、ロマンチック修行の日である。かしこまってメールを受け取り、その力強いジャンプには、ロマンチック習得のための心づもりがうかがえる。そして、帰ってきてからの日記。それがいつも「Mさんちに行った。フロルと遊んだ。」それっきりで、感想が書かれていない・・。よっぽどお稽古がつらかったのか・それとももっと成果を上げてから調査員をびっくりさせようと思っているのか、とにかくフロル様のうちに行くときはかなり緊張しているようだ。
 フロル様がうちへ来たときは、他のPETだと出したおやつをゲストより早く食べにいってしまい、ゲストがおやつを食べるのを妨害して、いつも私が、その素早さと戦っているのだが、フロル様が来たときのサヤは違う。
 ぴしっと音が入るように、止まってしまい、ベットの脇でおとなしくフロル様を見ている。驚いているときもある。「フロル様、汚いところですが、どうぞ。」「フロル様がいらっしゃった、どうしよう!」と言ったところか。
 今はまだ、ロマンチックの意味がようやく分かった程度のサヤだが、これから「ロマンチック向上委員会」の一員として、世界平和のために尽くす日が来るのだろうか。
 今はまだお茶くみだけどね(^^;)



第4回報告:残酷なウサギのテーゼ
(3/25)

 今年は1998年。ノストラダムスの大予言の年まで、後1年である。
1999年。20世紀の終わり。世紀末。EVAで言うなら、セカンドインパクトの年。
 その昔「青き流星SPTレイズナー」というアニメがあった。それはそれはいいロボットアニメで、主人公エイジの成長を見るのもさることながら、話が全体的に悲哀に満ちており、精神的感情の表現が何か訴えかけてくるアニメであった。そのアニメの初めの舞台の年、つまり、エイジが「地球は狙われている!」と月基地へ来た年が先日1996年だと聞いて驚いた。レイズナーのやっていた頃は、もう今から10年ほど前・・。そうか・・時代って流れるものなのね・・。どおりで年食うはずだ・・私・・とつい考えてしまう。
 思えば、いろんな小説や漫画や何かで出てきた1999年という年はすぐそばまで来ていて、その年、果たしてセカンドインパクトのような出来事が起こるのか?!。そして、それをポスペ達はどう思っているのだろう。
 サヤは最近、考え深げに窓の外を眺めたり、じーっとたたずんで、おすましポーズをしていたりする。サヤにも思春期が来たのか、何やらちょっとお嬢っぽい。
 このように調査員が調査していて暴露されることをおそれてか、メールも書いてこないし、秘密日記にも無言・・というか、「**とあそんだ。」としか書いてこないことが多くて淋しい。よく秘密の日記帳をひそかにつけていてそれを親に見つからないように隠しているように、サヤも肝心なことは隠し始めたのだろうか。成長を見るようで嬉しくもあり、寂しくもある。
 そう、思っている矢先にサヤはまた宝物を拾ってきた。まずは、Hさんちのペロペロ君に会った帰りに「秘密のアドレス帳」。あやしい・・。アドレス帳を秘密にするなんて・・。ペロペロ君には、ひそかに、バレンタインの本命チョコを渡して種族を超えた愛が成立しないかと、調査員が根回ししておいたクマさんである。その彼のうちからの帰りに「秘密のアドレス帳」とは・・・。これは、やはりそういうこと?作戦は成功したのか?!しかし、秘密とはなにやら親の身からすれば淋しい。窓の外を眺めているのもペロペロ君を思っているのかしら?そして秘密のアドレス帳には二人でひそかに会うための茶店の名前でも書いてるのかもしれない。
 1999年が近くてもペットは何も考えていないようだ。それどころか恋をして夢見る乙女になっているらしい。うーん。平和というか、何というか。これもロマンチック向上委員会に入れた効果なのだろうか?
 なにやら調査員がまいた種に、次々に、はまっていってくれているようにみえる。でも、本当にそれだけ?

 その数日後・・。サヤは本心を明かした。
 Jさんちのライナちゃんに会った帰りに、あるものを拾ってきたのである。
それは「クロス」。十字架である。金色で、白く光っている。横棒が若干左に長い・・。はっ、もしやこの形・・。
 見たことのあるそのクロスの形。ちょっといびつな十字架。それは、エヴァンゲリオンで、セカンドインパクトの時に南極にあがった火の柱。
 クロスを手に入れて、サヤはまたジャンプや踏切の練習を始めた。
 そうだ・・サヤはまだ村正(刀)を手放していない・・。その戦う心を忘れていないのだ・・。サヤはもしかしてチルドレンになってEVAに乗ることを夢見ているのではあるまいか。秘密のアドレス帳にはネルフの住所が記されているのではないのか・・。そういえば、ペロペロくんの名前の由来は「彼氏彼女の事情」の犬の名前からとったらしい・・。「彼彼」と言えば、今度庵野監督が制作に携わるアニメの原作・・。
 サヤはペロペロくんを通じ、庵野監督にネルフの場所をそっと教えてもらったのかもしれない。それを秘密のアドレス帳に託したのかもしれない。確かにそれはものすごい秘密だ。
 でもサヤ、EVAには99年生まれの子供しか乗れないんだよ。・・と言ってもサヤは聞く耳を持たないだろう。これからも日夜、立派にロマンチックを向上しつつ、自主トレを怠らず、そのうちに村正を自在に操り、世界を救う日を夢見てサヤは熱いパトスを燃やしていくのである。
(「汎用ウサギ型戦闘兵器」とかになるのが夢だったらいやだな・・。)

・・そしてまだまだサヤ調査は続く・・。


第5回報告:ペットの悪い癖
(4/18)

 
 
ただいま、クレヨン王国のシルバー王女の持つ12の悪い癖を、どれだけ自分が持っているかというアンケートを行っている。アンケートの回答数は多くもないが、少なくもない。しかし、普段掲示版などに書き込みのある方はもちろんのこと、その他の方々にも答えていただけるのが嬉しい。悪い癖のアンケートだから名前は書きづらいだろうと思って、無記名でも可にしてるのに、意外と名前を書いてくださる方が多い。みなさん正直者ですね・・。
 私も悪い癖アンケートをやってみたが、実は12個の内、7個の悪い癖が私に当てはまることが判明。なんてこったい・・。大体取り柄がないのに悪い癖が多すぎるのでは私・・。
 まあ、それはさておき、ポストペットにも悪い癖があるだろうか。たかがメールソフトであってもポスペはそれぞれのお宅で、ペットの性格がみな全然違うようで、ペットの様子をメールで聞いたりすると、「え、そんな事もするの?」とか言うことも多々あって、目が覚める思いである。ルックスは一見同じでも、みんながみんな違う性格、違う好み、違う癖を持っているようである。
 では、サヤの癖とは何であろうか。良い癖は、ご機嫌なときはむやみにはしゃいでいることだろうか。無邪気なサヤの行動には、時々心が洗われる思いである。ベットの上で楽しげにスプリングを利用して飛んでみたり(しかもやり出すとずっとやっている・・)、ベットの上、下と踏み台昇降のように飛び降り飛び乗りを繰り返していたこともある。3回転ジャンプ当をずっとしていたのは前の報告でご存じと思うが、サヤは血の気が多いのか、たまにどうしても血が騒いで、飛び跳ねずにはいられないらしい。悲しきウサギの性と言うべきか・・。血と言えば、レイ=ブラッドベリの小説「何かが道をやってくる」で、有名なセリフがありますね。お母さんが「どうして男の子は大きく窓を開けたがるのかしらね。」と言われて息子は「血が燃えているからさ。」と答えるシーン。なんだかこのシーンは印象深いですね。サヤも血が燃えていて、窓を開けたがっているのかも・・だからベットで飛び跳ねるのかも・・。
 
 悪い癖は何だろう。サヤはいつもお腹がすいているので、出されたモノは大抵食べる(青汁・金魚・ゴーヤは駄目だった・・。マリモは食べた。)ので、偏食ではないと思う。小さいころは偏食で、アメしか食べなかったが、だんだんいろいろ食べるようになった。
 また、いつも起きているので、お寝坊でもないらしい。
 おしゃれをしている様子もないので、おしゃれ3時間はないだろう。
 飼い主と違って散らかし癖もないようで、たまに宝箱の前に座って、中のモノを整理しているような感じがあり、かなり几帳面らしい。
 機嫌もころころ変わることがないので、お天気屋でもない。
 シルバー王女12の悪い癖の内、どうやらサヤは5つは該当しないらしい。
 じゃあ、あと7つは?
 まず、「嘘つき」・「意地っ張り」・「疑い癖」・「人のせいにする」の4つは、サヤの場合同一線上にあるらしい。サヤは疑い深く、たまにうそを付く。どうやらサヤは秘密主義なウサギなのである。飼い主に対して用心深く、いくらお使い先で良い待遇で迎えられて満足していても、日記に何も書かないのである。「**の家に行った。@@と遊んだ。」だけであとは無言な事がこの頃多い。そしてお使いから帰ると私が宝物を拾ってきたかチェックする事を知っていて、帰るやいなや、宝箱の前で仁王立ちをする。宝箱をクリックしようとすると、サヤを殴ることになり、どうやら「開けるなら開けてみろ。ただしこのわしを倒してからな・・」という心境らしい。メニューから開ければ、サヤをぶたずに宝箱は開けられるが、それでは、サヤの意地を無視することとなり、人権侵害(?)だと思うので、私はあえて、そのサヤの挑戦を受けている。日記も秘密だが、宝箱も秘密らしい・・。
 あと、3つ。その中の二つ「ほしがり癖」「けちんぼ」は、これまた同一問題らしい。サヤは食いしん坊で、お客に出したおやつをお客より先に食べてしまう名人である。それまで食べもしなかったのに、客が来た途端食べる。これは人にやるなら・・というほしがり癖(というか隣の芝生は青くみえるって感じ?)、またまたかなりのケチである。ケチは駄目だぞ。ケチはねクリスマスに3人の幽霊が来て、過去や現在・未来を見せるんだよ・・。それでも改心しないと「スクルーージ」って、幽霊に呼ばれるんだよ。それでいっぱい鎖を付けられるんだ・・。だからケチは駄目よ。。サヤ・・。(@クリスマスキャロル)
 あと一つ「自慢癖」。これはあるようなないようなだが、日記の内容がたまに自慢臭いといがあるので・・。
 他に12の悪い癖にはないが、サヤにはもう一つ悪い癖がある。それは嫌みったらしいことだ。飼い主が悪いのかもしれないが、例えば1週間ポスペで1回もメールを送ってなくてサヤはずっとおうちにいるとする。するとストレスがたまるのか、ポスペをたちあげたら、すぐにサヤはポストへ直行し、ポストの前で、「いつでもOK!」って感じで、こちらを見ているのである。その目は「今日こそは外へ出してくれるんだろうなぁ」とか、「さっさとメールかきやがれ!」という感じで、ちょっとメンチを切っている(笑)。ヤンキーは駄目よ・・サヤ・・。
・・・そしてまだまだサヤ調査は続く・・。


第6回報告:ウサギ魂のルフラン
(5/24)

  
 
サヤはこの頃、暇である。調査員がくたばっていてなかなかメールを書かないからである。ついでにHPの更新も2週間も滞っている。来て下さっているみなさまには本当に申し訳ないと思っている。が、調査員はあんまり体力がないので、ちょっとしたことでもすぐくたばってしまうのだ・・。きっとくたばるだろうと思っていたので、ゴールデンウイーク中には頑張って所々更新しておいた。仕事のもっとも疲れる大きな山は過ぎたので、あとは小さい山を越えながら頑張っていくので、多分もうちょっとどうにかなると思ってはいるのだが・・。
 
 今回はサヤのお友達について書こう。サヤのお友達はなかなか個性派揃いである。その飼い主である方々も調査員の血が流れているらしく、時々こそっと自分家のペットの事をメールでお知らせしてくれる。ペットは自分の秘密がそのメールに書かれているとは知らずに、一生懸命メールを運び、そして出先で食いしんぼなウサギ「サヤ」と戦いながら、おやつをいただいて帰路につくのである。何ともスリリングにして、けなげなお使いなのであろうか。
 サヤのお友達で、Rさんちのウサギ「ポロンちゃん」は自分で「わしは広島の生まれじゃけん」と書いてきたらしい。ウサギにも出身地があるらしいと言うことがわかった貴重な資料である。残念ながらサヤはそういうことを書いてきてくれないので、どこの出身かはよくわかっていない。他にも出身地をあかしてくるペットはいるのだろうか。
 前にもご紹介したが、どうやら第3東京市出身のクマ、Hさんちのペロペロちゃんは、うちのサヤの所へ遊びに来た帰りに「キヨハラさんのようになりたい。」と書いてきたそうである。これは「サヤ」が以前ペロペロちゃんとのデートの帰りに「秘密のアドレス帳」なる物を拾ってきて、そのアドレス帳にはネルフのアドレスが・・と疑っていたのだが、それを裏付ける情報を調査員Hさんが知らせてくれた。
 ペロペロちゃんは、前の「残酷なウサギのテーゼ」をアップした頃に、あるものを拾ってきて宝物に加えたらしい。その宝物とは、「お面」。簡単な顔のお面だが、髪が青紫で、目が赤く、ちょっと綾波レイに似ているらしい。ネルフの祭りの屋台ででも買ってきたのだろうか。それとも何人目かのレイなのだろうか。謎は深まるが、これでペロペロちゃんのネルフとのつながりが確定されたように思える。ペロペロちゃんがお使いに来たときにゲストの様子を見てみたのだが、頭脳は「メガネ君なみ」とあり
、どうやらクレヨン王国でいうところの「ネギック」に相当する頭脳の持ち主らしい。たとえ生まれが早くてパイロットにはなれないにしても、スタッフには十分なれるはずである。ペロペロちゃんはどうやらリツコさんなどの制作スタッフに関わりがあるのでは?と思う。(案外ゼーレ側で使徒を作っているかもしれないが・・。じゃあ、カヲル君も作ってる?一人分けてくださーい(^^;)。)サヤもそのうち何かの役に立とうとしているのかもしれない。ロマンチック向上委員会がしいてはネルフとばける可能性も・・。じゃあ、ロマンチック向上委員会、会長のフロル様はゲンドウ?!いやーん。それはちょっとちがうですね・・。
 何か久々に更新した割に、おかしなノリで申し訳ない・・(^^;)。
 そういえば、この前サヤは久々に私にメールをよこしたのだが、その内容は、まあ簡単に書くと「サヤのおやつを誰かがとったの!超むかつくーーっていうかーぁ。」と言うような内容であった。
 しかしそのサヤが怒っている場面を私も見ていたが、どう見てもそれはサヤが悪いようであった。私がお客さんに出したおやつをサヤが意地汚くも食べてしまおうとして、食べ終わる前に、お客さんが横から一緒に同じおやつにかぶりついていたのである。その時は「あ、二人仲良く分け合って食べてるのねー。名犬ジョリーみたいねー。(参照:名犬ジョリーというアニメが昔あってその歌の中にジョリーと僕とでは半分こするという歌詞がある。)」とほほえましく見ていたら、その後にこのメールである。このメールさえなかったら、暖かい気持ちでペットの友情ってあるのねーーと思っていられたのに、メールをよこしたために「サヤちゃん・・意地汚すぎ・・。」と、調査員を愕然とさせる出来事になってしまった。
 全くサヤの意地汚さは3つ子の魂100までと言うようにずっとそうなのかも・・と、ちょっと悲しい調査員であった。

・・そしてまだまだサヤ調査は続く・・。


第7回報告:幸せはワインのにおい
(8/9)
  
 
サヤが大人になった。
 あれほどまでに甘いものしか食べず、お酒やワインはもとよりお茶までも、激しく「いやいや」していた、深窓の令嬢(?)サヤが、どうしたことか、今は団子やキャンディーは食べず、お酒やワインをぐびぐび飲み、果てはつまみに大人の味覚ゴーヤを食す。彼女になにがあったのか・・。
 事件の起こりは7月24日金曜日のことであった。いつものように腹ぺこで、テーブルの前でおやつを待つサヤに、団子を出してあげて、その後、すぐにネスケの方でネットを巡回していた。
 ふと気づくと、そういえば、食べたときの「バリバリ」という音が聞こえない。「知らないうちに食べたかな?」と、ポスペの画面を全面出すと、なんと大好きな団子を前にして、激しく首を振っているサヤの姿があった。「え・・サヤちゃん、大好きな団子だよ。」と、いってもサヤは首をちぎれんばかりに振るばかり・・。「まさか・・」と思い、おそるおそるそれまで食べもしなかった熊吟醸を差し出す。「ジュルッ」という音とともに迷いもせず、待ってましたとばかりにがっつくサヤ。昨日まではいつものサヤだったのに、知らぬ間に大人になったらしい。
 そういわれれば、このところすごく静かにしていた。前は一人で遊んで、なんかうまくいって嬉しいとキュルキュル鳴いていたのに、全然鳴かなくなった。静かに窓の外を見ていたり、静かに飛んでいたり、静かにポストに寄り添ってお使いをねだっていたり、静かだった。それも大人になる兆候だったのかもしれない。ある日突然大人になったサヤ。ある意味悟りを開いたのであろうか。
 急に大人になってしまったために、調査員の動揺は激しかった。次の日、友達と車で遊びに行ったときも、朝一からこの話題を振って、「うちのサヤが、うちのサヤが・・。」と、一人盛り上がってはなしていたのを思い出す。友達連中はきっとどうコメントしていいだか・・・という感じだったに違いない。きっと、「なぜにパソコン中のウサギにそれほどまでに魂を燃やすのか」と、あきれてるだろう。
 でも、調査員は、仮にも産みはしていないが、それこそ育ての親。ウサギの見た目の大きさは変わらずとも、赤ちゃんの時から面倒をみてきた母である。甘いものが大好きで、フィギュアスケート選手を夢みるサヤ。たまに絵を描いてベットの下に隠しているサヤ。宝物をみられまいと宝箱の前でにらみをきかせるサヤ。そんなお子ちゃまなサヤちゃんのこと、「馬鹿ねーー。」と思いつつも内心大好きだったのに・・。ロマンチック向上委員会のお茶くみをしてるサヤも大好きだったのに・・・。大人になったサヤは、きっとロマンチック向上委員会でも、お茶くみから昇格したに違いない。昇格したから大人の自覚が生まれたのかもしれない。このごろ日記もなにも書いてきてくれないからわからないが・・。はっ、そういえば、このごろお手紙もご無沙汰、秘密日記は「・・・。」とかわけわからないことばっか、そして落ち着いてきた性格(動き)。これでは、サヤの気持ちが今まで以上に調査員にわからないではないか。大人になるって、こんなに親は寂しいのね・・。サヤに花嫁の父的な感情を教えてもらった気がする・・。(サヤは嫁にいく訳じゃないけど)
 大人になって、数日後、サヤは第3東京市とどこでもドアで繋がっているHさん家のペロペロちゃんのおうちにお使いに行った。ペロペロちゃんは、調査員の予想では今後「リツコさん@EVA」になる予定の熊である。そのお宅からの帰り、サヤは、あるものを宝箱に加えた。それは「誰かの日記」・・。怪しすぎ・・。
 「誰かの日記」はいかにも古めかしそうな、革張りの表紙で金の押し文字でDAIRYとか書いてあり、その厚さは一生分の日記を書いても余るほどにものすごい。たとえるならば、映画ネバーエンディングストーリーで、バスチアンの読んでいるネバーエンディングストーリーの本くらい厚い。むやみに重い夏コミカタログの倍くらいの厚さである。これを持ってくるにはサヤはさぞかし重かったろう。きっと途中で何度も落としそうになりながらもって帰ってきたに違いない。
 そんなに苦労して持ってきたいかにも怪しいその日記帳は、誰のものかは不明だ。だって、「誰かの日記」だから・・。でも、ただ者の日記ではないはず・・。たぶん重大な秘密の隠された日記なのだ。
 その日記が、もしペロペロ@リツコちゃんからの贈り物だとすると、つじつまは合う気がする。つまりその誰かの日記は、リツコさんか、もしくはその母、またはゲンドウのもので、EVAに関する重要データがかかれているかもということだ。ゼーレに見つかる前に安全な場所に保管する。それがサヤの任務だとしたら・・。サヤはそんな重大な任務を与えられることになり、そのストレスに耐えかねて酒の味を覚え、そんな重大な任務を自分に全うできるのか、いや、やるしかないのだ。と、自分の中で葛藤し、大人になったのかもしれない。
 しかし、これは調査員に気づかれたとあっては、サヤは面目丸つぶれなので、どうかみなさん、ここで読んだことはすぐに忘れてやってほしい。サヤは幸せに任務のことは忘れて生活できればいいのだ。誰かの日記帳は私も一緒に守ってあげよう・・。
(しかもこの日記を拾ってきて約10日後、サヤの頭脳は「なかなか」から、「メガネ君並」に!すごいーー。日記の効果絶大。それとも前に拾ってきた「賢さのタネ」の育て方でも載っていたのか?日記に。)
 ワインを飲めるようになったサヤが、お使いに行ったときには、是非ボルドーワインをおやつに出して、「アボートルサンテ。」と、いってやって欲しい。(元ネタわかる人は一部だろうなぁ・・(^^;))とりあえず、ロマンチック向上委員会・会長のフロル様はさすが会長だけあって、ワインの飲む幸せをかなり前から知って見える方である。だからMさんちに行ったら、ワインをフロル様と一緒に飲めるといいなぁと思って、今度お使いに出そうと思っている。サヤちゃん、ワインを飲むときは「アボートルサンテ」って言うんだよ。その後、間違っても頭からワインをたらたらかけちゃだめだよ(笑)。

そして大人になったサヤ調査は進む。


第8回報告:彼氏彼女の事情
(10/25)

  

サヤがもうすぐ誕生日を迎える。実は調査員ははっきり言っていつサヤちゃんをいれたか(生まれたか)すっかり忘れており、「誕生日はそのうち年齢が365日になれば、自然とわかるさ、わっはっは。」と思っていたのだが、小心者なので、もしサヤちゃんの誕生日っていつですかという質問が来たらどうしようと思っていた。(そんな質問来るわけないけど(^^;))
 そして、今日確認すると、あと37日でお誕生日が来ることがわかった。37日・・と言うことは12月1日か・・。そんなわかりやすい誕生日だったのに忘れててごめんね・・サヤ・・。きっと1歳のお誕生日にはあなたのためにイベントを企画するわ!と思いつつ、きっとその頃は年末で仕事もいろいろ忙しく、同時にからふる30000アクセスがそれくらいになる気がして、どうも大々的には祝ってあげられなさそう・・。(^^;)でもまあ、できることはしてあげるつもりですが。
 サヤも一歳となると大人になり、そしていろいろ考えることも多くなってきたようだ。しかし以前にもまして無口というか秘密主義でメールをよこさない・・。
 しかし日記にはたまに本心を覗かせる。今サヤの心のダーリンはHさんちのペロペロちゃんのようだ。実は以前にも書いたようにペロペロちゃんはネルフの回し者・・もとい関係者で、ペロペロ=リツコ説が有力で、サヤ=マヤ説であった。
 ここだけの話だが、ペロペロちゃんは生まれながらにして飛び抜けた頭脳の持ち主で、ネルフの開発チームで働いていて、実に太っ腹で大物であることが、サヤのお使い帰りの様子で見て取れる。実はペロペロちゃんのところに行かせると実に宝物を拾ってくる確率が多いのだ。2回に一回宝物を拾ってくるのだ。しかし、これは拾ってきたのではなく、ペロペロちゃんに「あげるよ。」っていただいたものではないのだろうか。日記にも「あこがれちゃうー。」とか、「気づかれたかも・・。」とか書いてきてペロペロちゃんのことを慕っているのはあきらかで、そのあこがれの君からいただいたものと言うことで宝物にしているのではなかろうか。しかも、とどめのこの間の日記・・「これって愛?」。・・・。恋しているのね、サヤ!物思いにふける秋。光GENJIも「この秋一人じゃない」という歌を歌っているようにサヤもこの秋一人ではないらしい。
 これはサヤの片思いなのか、それとももう「彼氏彼女になりました」な関係なのか、調査員の調べでははっきりしない。でもペロペロちゃんの親、Hさんは二人の関係に好意的である。サヤの親である私、調査員も二人の仲については宮沢家(@カレカノ)のお父さんみたいに「うちのお姫様に群がる虫けらめーー。」と炎を燃やすこともなく、有馬(@カレカノ)を見た宮沢家家族のように「娘をよろしく」っていう心境である。
 サヤは、この頃「わからないことが少なくなった。」らしい。粋も甘いもわきまえたと言うところか。恋をして心が豊かになったのだろうか。これからもこの二人の恋の行方を見守るつもりである。
 サヤのあこがれの人と言えば、Mさん家のフロル様もいらっしゃるが、フロル様は別格である。フロル様はサヤのロマンチックの師匠で神に値する方である。フロル様は今年夏に2度のクラッシュに会い、地獄を見ながら修行し、さらにロマンチックを極めたお方である。ロマンチックの中にわびさびを見いだし、日夜自分に試練を与えながら心を高めることで、世界平和=ロマンチックの理論をさらに深めようとなさっている。フロル様のお部屋も模様替えされて、ブルー基調とした素敵なお部屋にすんでいらっしゃる。(MさんのHPでその部屋が見られます。)サヤもこの度「ぷまりびんぐ(so-net内の家具屋さん)」で、部屋を新調した。秋なので、秋らしい感じの部屋にしようと「なうなうすろっと」で調査員はお金を稼ぎ、持ち金の中でコーディネートしてみた。また良かったら見てやって欲しい。
 話がそれたがフロル様はサヤにとって恋愛対象というよりかは、神のごとくあがめているあこがれの人なのだ。(それにフロル様にはもう恋人がいるかも・・)
 人間にも個人でいろいろ事情があるようにペットにもいろいろ事情があるらしい。

 ・・これからもサヤ調査は進む・・。


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