テレビアニメ「夢のクレヨン王国」
第12話「11月の旅W」



放送日:1997年12月7日


あらすじナビ:トモロコフスキー

やあ。待たせたね。お嬢さん方。
僕が2話以来全然出てこないから、全国の3千万人のトモロコフスキーファンを
心配させてしまったね。ごめんよ、ベイビィ。
僕は、トウモロコシの精、トモロコフスキーさ。
ずっと、デートの予約がいっぱいでねぇ、王女の手助けは出来なかったのさ。
でもたまには、役目も果たさないと、他の野菜の精達に、
申し訳ないしね。本当に優しい男さ、僕って男は。

秋晴れでいいお天気だ。
アラエッサは、夢中で写真を撮るうちに、サルのガイド「ジロウ」につかまった。
このサルのいる「イージャス市」には、見事なイチョウの並木があるらしい。
アラエッサは、イチョウの写真撮りたさに、
ストンストンは、名物のイチョウ焼きを食べたいばっかりに、
王女に目配せする。

イージャス市へついた3人は、早速「イチョウ焼き」を注文。
でもそれはただの焼き芋だった。イチョウ焼きはイチョウの葉で焼くのだけど、
今年は、「風」がみんな風邪をひいてしまって、
イチョウのはが落ちない。よって本当のイチョウ焼きは食べられないと言うわけ。
ストンストンは、焼き芋を食べながら、急に倒れる。
どうも、風のかかった、風邪が移ったらしい。
高熱のため、入院。でもおいしい物を食べさせれば、
一気に元気になりそうですねぇ。
全くこれだからブタは・・・。僕のようにエレガントにいかなければ、
乙女のハートは射止められませんよ。まあ、彼にはそれは必要ない心配のようだが。

もう一つの名物「キノコ」を取りに山へ入るシルバー王女達だったが、
そこで、キノコを管理している猿達と口論になる。
で、キノコを取る競争をするはめに・・・。
それで呼ばれたのが、この僕、トモロコフスキーと
トーフモンじいさんと、ホーレソレ。
キノコ刈りの手伝いをしろって?
トーフモンじいさんは、年の功の物知りさで、食べれるキノコと、
毒キノコを見分けると息巻いているが、
実際は、まったくあてにならない。
大丈夫と言っていたキノコを食べたせいで、
ホーレソレは、惚れキノコを食べて、トーフモンじいさんにメロメロ。
僕は、あんな投げやり娘は好みじゃないが、でもちょっとじいさんになびかれると、
プレイボーイのプライドが・・・。
そのトーフモンじいさんも、自分で確信を持ったキノコを食べて、
泣いて愚痴りだした。
僕もまちがって食べてしまって、急にドジョウすくいを踊ってしまった・・・。
くーー。女の子達の見ている前でなかったのがせめてもの救いか。

クマにおそわれたりしながら、シルバー王女達が大変な思いをしているところへ、
一人の猿が現れた。
隣村からこっそりキノコを取りに来ている猿で、
秘密の場所をシルバー王女に教えてくれると言う。
シルバー王女は、疑いながらも、ついていくと、
そこには、松茸が・・。たくさん取った、シルバーは、
その猿のさしだした、青い色のキノコを食べてしまう。
しかしそれは、死に神の通ったあとに生える「風熱シメジ」だったのだ。
風達の風邪もこのキノコの胞子が原因だったのだ!
食べてしまった、シルバー王女は、体の力が抜けて、絶体絶命。
その猿は、実は死に神が乗り移って操っていたのだ。
襲いかかる死に神。
おや、木の陰に、誰か入るぞ?あれはクラウドとかいう・・。
でも、アラエッサ達が助けに来たので、登場はしなかったが、
あいつ、いつもいいところで出ようとしてるような・・・。
うーん、乙女のハートをGETする術にたけているなぁ。
パワーキノコを食べて、パワーアップしたアラエッサは、死に神を見事やっつけ、
王女を病院へ。

王女が、風の風邪の原因を突き止めたおかげで、
風の風邪は治り、王女の風邪も治った。
今度はカメレオン総理が風邪で寝込んでいるようだが。
風は、お礼にあの文字の入った、意味不明な石をくれた。
今度の文字は「ダ」
これで、文字の石は「シ」「リ」「ダ」の3文字。
何の謎が隠されているんだ?
これか乙女のハートより謎が深そうだ。


今回の野菜の精
トモロコフスキー・ホーレソレ・トーフモンじいさん

今回のキーワード
イチョウ・イージャス市・猿・イチョウ焼き・風の風邪・キノコ狩り・風邪熱シメジ
今回の原作からの出典
「クレヨン王国シルバー王妃花の旅」





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