あらすじナビ:ニンジッピ
シルバー王女のお鼻には、
ピンクのホント桜の花びらが付いたままっぴ。
王女は恥ずかしがって早く取りたいと思っているっぴ。
でもでも・・・・。
僕はトマトマトとウメケロ婆さんが心配で
シルバー王女のお鼻の花びらなんて、後回しにして欲しいって言ったっぴ。
トーフモンじいさんも賛成してくれたっぴ。
みんなはいつもトマトマトに怒られている僕が
トマトマトを助けたがるなんて不思議って言ったけど、
トマトマトはみんなの見てないところでは
優しくっていつも僕を励ましてくれてたっぴ。
だから・・だから・・僕はトマトマトが大好きだっぴ。
おにぎり国とハンバーガー国との睨み合いは
国境付近で緊迫した感じだっぴ。
アラエッサは4月の花札に決まっている「八雲峠のしだれ桜」は、
ハンバーガー国とおにぎり国の国境の近くにあって
もし戦争が始まれば、しだれ桜も失われてしまうかもしれないっぴ。
おにぎり国との同盟国「うどん国」が、
八雲峠に向かっていて、戦争に本当になりそうっぴ。
そうして僕らが旅路を急いでいると
道行く人がくすくすわらうっぴ。
はじめはシルバー王女のお鼻を見て笑ってるのかと思うと
うどん国の将軍「べーつる様」が、
馬の上で居眠りをしてうどんの頭がゆらゆら揺れて
そのうち馬から落ちてしまったっぴ。
べーつる様とシルバー王女は顔見知りみたいで
団子屋で、お話を聞くと
カメレオン総理からの要請で
おにぎり国に戦争をやめるように進言しに来たそうだっぴ。
べーつる様!おにぎり国へ行くなら
僕も一緒に連れていって欲しいっぴ!!
僕はそう、勇気を出してお願いしたっぴ。
べーつる様は優しくて、僕を
トマトマトの捕まっているおにぎり国へ
一緒に連れていってくれることになったっぴ!!
僕・・トマトマトが助けられるようにがんばるっぴ!
王女達はウメケロ婆さんの方を頼むっぴ。
シルバー王女達がハンバーガー国の砦に近づくと
クラウドがこの砦はフィレオが指揮をとっているっぴから
シルバー王女が頼めばウメケロ婆さんを解放してくれるかもと
言うけど、シルバー王女はフィレオ王子に会いたくないっぴ。
でもウメケロ婆さんは捕虜にしては元気がよくって
うるさいので、おにぎりの兵隊さんもほとほと困っているみたいっぴ。
花札の目的の八雲峠のしだれ桜は
カメラに収めたけれど、
桜の花から花へ何か飛ぶものがいるっぴ。
ハンバーガーのぬいぐるみを来て兵士になりすまして
シルバー王女が忍び込んで得た情報によると
フィレオ王子はそのしだれ桜の花の間を飛ぶ物体を
オバケと思っていて、怖がって部屋からでれなくなってるっぴ。
「これは使える・・」とネギックがつぶやいたっぴ。
夜になってネギックが考えついたアイデアで
シルバー王女とストンストンは
オバケに変装してフィレオ王子の寝室へ・・。
「言うこと聞かないと祟るぞーーー!」
これは僕でも怖いっぴ。二人ともはまりすぎだっぴ。
脅しは成功してハンバーガー国から
ウメケロ婆さんを救出できたっぴ。
一方、僕とべーつる様のおにぎり国の方は
はじめはトマトマトをスパイと思いこんでいるおにぎり王は
渋い顔をしていたけど、
僕のトマトマトとの思い出を聞いて
感動して解放してくれたっぴ。
トマトマトは、いつも、12人兄弟の末っ子で存在感のない僕を
「この世の中にいなくてもいい物はない」
って励ましてくれたっぴ。
僕だっていてもいいんだって、トマトマトの言葉で
僕は僕の存在場所をもらったような気がしたっぴ。
だからトマトマトを無事助けられて本当によかったっぴ。
あの八雲峠のしだれ桜も
戦争になったら、誰もあの見事な桜に目もくれず
なぎ倒されてしまうっぴ。
命の伊吹の美しさも戦争という物の前では
何の意味もないっぴ?
それっておかしいっぴ。
だって何もこの世の中で不必要な物はないっぴ。
それを誰かの手で無意味に壊していいはずがないっぴ。
戦争しても何もいいことないって
早く両国の王様が気づいて
戦争をしないようになるといいっぴ・・。