あらすじナビ:キャーベッタ
おにぎり国とハンバーガー国は、着々と戦争の準備をしていますわ。
シルバー王女達は、とにかく行方不明の
サラド姫とグッド王子を捜さないとと言うことで、
クラウドとアラエッサ組・王女とストンストン組と
別れて捜索することにしたんですわ。
そこで、人手が欲しいと言うことで、
私キャーベッタと、ソソソナス、ノビルジャーが
呼ばれたのですけど、
その後、王女は捜索どころか、やっかいなことに巻き込まれるのですわ。
私達のグッド王子達の捜索の旅は
すぐに挫折も迎えましたわ。
途中で茶店があって、そこの草餅を食べようと言うことになったんですの。
そこで出逢った、ウグイスの女の子は
シルバー王女のホント桜の花びらの付いた鼻を見て
くすくすくすくす、それは感じ悪く笑うものですから、
王女はすっかり腹が立って、
そのウグイスの女の子と張り合うように草餅をどんどんどんどん食べ始めたのですわ。
どんどん食べていくうちにウグイスの子は
食べ過ぎで息が詰まって、倒れてしまいましたの。
まあ、大変。
急いで病院につれていって、命に別状はなかったものの、
1週間入院ということになって、
ウグイスの子「小鳥サエコ」が看板歌姫をしているサーカスの青大将の団長さんは、
「どうしてくれるペロ!」と、赤い舌をぺろぺろ出して、
すごい剣幕で怒るんですの。
そうして、私か王女のどちらかに身代わりをつとめろと言うのですわ。
まあーーー!歌姫の身代わりなら、わたくし、キャーベッタで決まりでしょう?
だって私は女優。スポットライトを浴び続ける運命なのですもの。
このサーカスの団長さんはラッキーですわ。
私のような素晴らしい女優をサーカスで使えるのですもの。
・・ま・・、グッド王子達を見つけないといけないけど・・
しょうがないですわよね!それにウグイスさんが直るまでのことですもの。
私はキャーベッタは歌姫。
ストンストンとソソソナス・ノビルジャーは3人一組で芸をして
サーカスを盛り上げましたわ。
シルバー王女は、お鼻に花びらが付いていて、変だから、
雑用係になってしまいましたの。
でも、ライトの係りをやらせれば、全然私の動きと違う方向に
ライトをあてたり、いやいやなんですの。
外に出ればサインを求められ、
ファンレターは毎日何十通も来る歌姫キャーベッタ。
そんな私にシルバー王女は嫉妬して、わがままばかり言うのですわ。
あまりにどうしようもないので、
青大将のサーカスの団長さんは、
シルバー王女にも「ピエロ」の役をあげましたの。
王女のホント桜の付いたおかしな鼻に
メジロが豆を100積み上げ、その上に団長さんが
うまいこと乗るという芸をするのですわ。
王女はただじっと動かないで立っているだけだけど、
それはもう見ていて冷や冷やしますわ。
だって少しでも動いたら本当に駄目なんですもの。
でもそのすごい芸とシルバー王女の愛らしいピエロ姿で
一躍私と並ぶ「2大スター」になったシルバー王女は
私とファンレターの数を競ったり、看板にもピエロのシルバーも
大きく書かないといやだとか言いだして、
また、今度はピエロになったらなったで
色々わがままを言うんですの。
いい加減、ちょっと王女の「自慢癖」に辟易していたころ、
入院していたウグイスのサエコさんが帰ってみえたんですわ。
これ幸いと、そのサーカスをやめてグッド王子達を捜す旅に戻ろうと
言う私達に対して、王女は意地になって、サーカスに残ると言い出して、
もう私達別行動をとることにしましたの。
でもその後、シルバー王女は豆を乗せる芸の時に
くしゃみをしてしまい、失敗してしまいますの。
豆の上に乗っていた団長は王女の鼻めがけて落ちてきて、
王女の鼻のホント桜にぶつかりましたの。
そうしたら、なんと、ホント桜の花びらがポロリと・・。
そう、その団長さんこそ、捜していた「青井青太」その人でしたの。
花びらのとれた喜びに舞い踊る王女でしたが、
その花びらのとれた王女のお顔に一目惚れした団長は
しつこく王女に結婚を迫って、
王女は大変なことに!
そこへ、途中で心配になった私達が駆けつけまして、
無事に王女を団長の手から奪い返しましたわ。
王女もさすがに今回の一件で、
ご自分のうぬぼれ癖や自慢癖を反省した様子・・。
まあ、当然ですわね・。
でも今回、私も結構わがままでしたわ・・。
私もうぬぼれてたのかもしれませんわ・・。
反省・・。
その後アラエッサと、白馬のペガサス「ディック」が、
私達の前に現れて、
グッド王子とサラド姫がいるかもしれないという、
「郵便の村」に直行することに。
これは戦争開始に間に合うように急がなくては!ですわ!!