テレビアニメ「夢のクレヨン王国」
第4話「9月の旅V」
放送日:1997年9月28日
あらすじナビ:ウメケロ婆さん
まあ、年寄り2人を呼び出すとは。息が切れてかなわんケロ。
ああ、自己紹介が遅れたケロ。わしはウメケロ婆さんだケロ。
長年つけ込んだ、シソの赤みですっかり紫色のしわしわのうまい梅干しだケロ。
さて、今日は、とんでもないところを呼び出されたケロ。トウフモン爺さんと二人呼ばれたのだけど、
そこは今にも沈もうかというカヌーの上。呼び出されて、いきなり水泳は年寄りにはきついケロ。
必死に泳いで岸に渡ったと思ったら、今度は、「六法全書」の登場だケロ。
なに?わしらが、刑務所所有のトルコ石採掘場に不法侵入しただと?
そんな事知らないケロ。そして、わしらは、9月刑務所に。
シルバー王女も、わしと一緒の房に入れられたケロ。服も、鞄もとられて、水色のしまの囚人服で。
ストンストンやアラエッサ、トウフモン爺さんは、男だから違う房に入ったケロ。
毎日、トルコ石の採掘場で、囚人として働く日々。誰が、こんな年老いてから、
囚人になんかなると思ったケロ。わしは、けちで、がめついが、まっとうな人生を歩いてきたケロ。
それというのも、あの時、シルバー王女が、金をケチらずに、モーターボートを買えばよかったケロ。
わしもけちだが、王女は、もっとけちケロ。そして、その上を行くのがこの刑務所の所長だケロ。
囚人達がとった、トルコ石はみんな我がものにし、囚人達に来る、家族からの仕送りも
こっそりピンハネしてるでケロ。けちもここまで来ると、犯罪ケロ。
わしらは、シルバー王女の作戦に基づき、その所長の病気とも言えるけちを利用したケロ。
さすが、「けちのことはけちに聞け」だケロ。けちの気持ちは一番けちが分かるケロ。
「切手の上に押すスタンプを消す薬を発明した。そのためには「おおみずあお」の羽が必要」
「おおみずあおなら腐るほどいる。これで、切手がもう一度使える。」と所長はうきうきだケロ。
わしらは、うまいこと、所長を騙し、川まで来たケロ。
一度は失敗かと思ったケロ、何とか所長から逃げるのに成功したケロ。
しかし、川は滝にさしかかり、絶体絶命のピンチだケロ。
そこへ、おおみずあおの登場だケロ。いつも大量の仲間を私欲のために殺している所長を
わしらが痛めつけたから、わしらを助けてくれたケロ。
だいたい、所長は自分の欲のためにやりすぎたケロ。自然をなめるといかんケロ。
地球の生き物や、草花は誰のものでもないケロ。それを、私利私欲のため、たくさんいるじゃないかと
甘く見ちゃ、神様が怒るケロ。
わしらは、おおみずあおに助けられ、あの少年の死に神が行ったという10月の国へ行けそうだケロ。
ああ、今回の呼び出しは、結構スリリングじゃったわい。王女と一緒にいると刺激が多いケロ。
今回の教訓
けちと頭は使いよう
今回のキーワード
「けちん坊癖」「悪いことは人のせいにする癖」
9月刑務所・トルコ石・おおみずあお
今回の原作からの出典
「クレヨン王国の十二か月の旅」

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