「クッキー配り」


たまうしゃぎ「何で俺がこんなこと・・・」
しろうしゃぎ「もう最後ですよっ(小声で)ほら、たまうしゃっ!列の整理してきて下さいよっ」
野良うしゃぎ「あそこのばーちゃん、優しいなあ」
野良うしゃぎ「クリスマスかあ」
野良うしゃぎ「食べ物くれるなら何でもいいよ(苦笑)」
しろうしゃぎ「はーい、並んで下さいね〜」
たまうしゃぎ「・・・そこ、割り込むな(ぎろり)。そこ、喧嘩するな(ぎろり)・・・我ながら陰気なサンタだ・・・」
しろうしゃぎ「(にこやかに)メリークリスマス♪」
たまうしゃぎ「(華やかな声を出しているしろうしゃぎをちらっと振り返りながら)・・・まさかああいうキャラだとは思わなかった・・・( ̄_ ̄;)ふう・・・ん?」
ちびうしゃぎ「(たまうしゃぎを見上げて何か言いたそう)あの・・・あの・・・(緊張)」
チビうしゃぎ「えっと、その・・・(こっちも緊張)」
たまうしゃぎ「・・・どっかで見たようなサイズのコンビだな( ̄_ ̄;)。まあ、態度が大分違いそうだが。どうした?クッキーは・・・貰ってるみだいだな」
ちびうしゃぎ「あっ、あの、えっと」
チビうしゃぎ「その、だから」
たまうしゃぎ「・・・・・」
ちびうしゃぎ「えっと・・・(泣きそう)」
たまうしゃぎ「少し待ってろ(言い残してしろうしゃぎの元へ)」
ちびうしゃぎ「あ・・・」
チビうしゃぎ「待ってろって・・・」
たまうしゃぎ「おい・・・(しろうしゃぎに声をかけようとする、が)」
しろうしゃぎ「はい、はい、どうぞ( ̄▽ ̄;)、はい、えっと、こっち(色違いがいいと言われて)?あ、はい、待って下さいね、はい、ちゃんとありますから・・・」
たまうしゃぎ「・・・・・・( ̄_ ̄;)」
チビうしゃぎ「あ、戻ってきたっ」
たまうしゃぎ「・・・俺で我慢しろ。」
ちびうしゃぎ「???あの」
チビうしゃぎ「そっ、そのボーシ、欲しいんだ」
たまうしゃぎ「????」
チビうしゃぎ「だめか?」
たまうしゃぎ「(絶対に被りたくないので手に握ったままのボーシを見て)借り物、だからなあ」
チビうしゃぎ「もうそんなくしゃくしゃじゃん・・・」
たまうしゃぎ「こんなもの被れるかっ」
チビうしゃぎ「ならくれたっていーじゃんかっ」
たまうしゃぎ「だんだん慣れてきたなお前( ̄_ ̄;)。何でこんなもの欲しいんだ?」
チビうしゃぎ「何でって・・・・」
たまうしゃぎ「もともと俺のものじゃないからな。勝手にはやれん」
ちびうしゃぎ「あのっ」
たまうしゃぎ「うん?」
ちびうしゃぎ「・・・おとーとや、いもーとに、サンタ、見せたいなって思って・・・」
たまうしゃぎ「ここには来てないのか」
チビうしゃぎ「ちっせーんだもん、まだ」
たまうしゃぎ「・・・・・・」
しろうしゃぎ「もーたまうしゃっ!何やってんですかっっ!!(配り終えて空っぽの段ボール荷車をひきずってやって来る)ちゃんと整理してくれてないから・・・ん?」
ちびうしゃぎ「あ・・・ごめんなさい」
チビうしゃぎ「俺達が・・・」
たまうしゃぎ「・・・しろうしゃ、そのボーシくれるか?」
しろうしゃぎ「ん?ん〜まあ、お役目終了ですからね♪おばあちゃんには後で謝りましょう♪」
たまうしゃぎ「ほら(二匹にそれぞれ帽子を差しだす)」
ちびうしゃぎ「うあ・・・」
チビうしゃぎ「良かったなあっっ!」
たまうしゃぎ「ほら、早く帰れ」
しろうしゃぎ「落とさないように、手で持って帰ってね」
ちびうしゃぎ・チビうしゃぎ「うんっありがとうっ!!」
しろうしゃぎ「あは、可愛いですね♪」
たまうしゃぎ「子供は苦手だ(苦)ところで、俺達はクッキーなしか?」
しろうしゃぎ「・・・バレました(笑)?」
たまうしゃぎ「本物のサンタ並みだな( ̄_ ̄;)」
しろうしゃぎ「靴下じゃなくて帽子ですけどね♪あ、でも一枚だけ(がさごそ)」
たまうしゃぎ「ん?(しろうしゃぎの方を向くと、クッキーが半分差し出されている)」
しろうしゃぎ「(口もごもごしながら)半分こって事で♪」
たまうしゃぎ「(何か言おうとするが、諦めて、ぱくん)・・・・うまいな」
しろうしゃぎ「サンタのクッキーですから(笑)♪」
たまうしゃぎ「・・・さっきのやつら、帽子の中身落としてないといいけどな」
しろうしゃぎ「あは・・・落としたみたいですよ(遠くに見えるちびうしゃぎ達が懸命に手を振っているのを指差して)ほら」
たまうしゃぎ「( ̄_ ̄;)・・・振り返した方がいいのか?」
しろうしゃぎ「正義のサンタとしてはねえ(苦笑)。」
たまうしゃぎ「・・・・(背伸びのような、よく分からない動き・爆)」
しろうしゃぎ「・・・・( ̄▽ ̄;)」
たまうしゃぎ「帰るぞっっっっ(恥)(怒)」
しろうしゃぎ「はいはい(笑いを必死に堪えている)・・・あ、たまうしゃ」
たまうしゃぎ「何だっ」
しろうしゃぎ「あれって・・・ふゆうしゃですよね( ̄▽ ̄;)」
たまうしゃぎ「ああ?(見上げると、土手の上から必死に手を振っているふゆうしゃぎ)」


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