本のご紹介
小説・古典他

「海がきこえる」
「海がきこえるII アイがあるから」
氷室冴子著 徳間書店刊

土佐と東京を舞台にした小説。スタジオジブリのアニメにもなり、武田真治主演のドラマにもなったから、そちらで記憶にある人もいらっしゃると思います。とても自然なストーリーで、大好きな作品です。
こんなふうに文章が書けたらいいなあ、すごいなあ、と、尊敬しちゃってる一冊です。
イラストもとてもきれいです。著作権の関係で、リンク先もカバーの写真がないのが残念。

本当は、最初に出たハードカバー(っていうのかな)の方が綺麗でおすすめなんですが、今は手に入りにくいかもしれません。


「なんて素敵にジャパネスク」 氷室冴子著 コバルト文庫
「ざ・ちぇんじ!」 氷室冴子著 コバルト文庫

氷室冴子さんの時代物はとても楽しいです。ジャパネスクシリーズは10冊もあって、しかも「アンコール」を出した後、また本編がはじまってるあたり、すごいと思う。読み出したら止まらないのです。ちょっと古い本だけど、入手できるかな?


「とりかへばや、男と女」 河合隼雄著 新潮社
この本は、心理療法家の河合隼雄先生が、古典の「とりかへばや物語」を例に出して、「男」と「女」について考えるという内容ですが、堅苦しい古典の現代語訳を読むよりよっぽどおもしろく「とりかえばや物語」を読めるという点でもオススメです(笑)。
「とりかえばや物語」は、男と女が入れ替わって生きていく、滑稽なお話です。(上に紹介した、氷室冴子さんの「ざ・ちぇんじ!」は、これを元にかかれています。)女の人なんか、男として結婚までしてしまう!!うーーむ。すごすぎる。

ちなみに、きちんとした古典として読みたい方には、講談社学術文庫から桑原博史さん全注訳の全4巻が出ています。原文と訳文がきちんと書いてあるので、訳文だけ読んでもいいかも。面白いよ〜〜〜。


「ハリーポッター」
むちゃむちゃハマっているというわけではないけれど、次の4巻を首を長ーくして待っている!! ついつい映画も観に行ってしまいましたよ。


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