おもしろければ役に立つ箱庭療法

 内側がブルーに塗られた縦57㎝横72㎝高さ7㎝の砂の入った木箱のなかで砂で造形したり、またはおもちゃの建造物や動物、植物、他の様々なアイテムを好きなように置いたり、作ったりして遊びます。

箱庭療法

 幾度かそうして遊んでいくうちに心の深層の調整が進んで元気になってきます。

 実は私は箱庭の勉強はかなりやりましたが、どこかシックリ来ないところがあってあんまり得意ではありませんでした。けれども最近中道泰子先生の『箱庭療法の心層』という本を読んで箱庭療法が好きになってきたのです。

 中道先生のその著書には水で湿らせた砂で造形することを中心とした箱庭療法に関する考察がいろいろなされてあって、そこのところからインパクトを得て私の長年のモヤモヤがサッパリと解消されたのでした。やっとですが、今では箱庭療法がおもしろくて大切なものとなっています。

 箱庭療法には心の深層にあって言葉ではなかなか表現できないようなものが表現されることがあります。それはもう一目瞭然で、見れば即こちらに伝わってくるのです。ですから例えば話すのが苦手な人に役立つ場合もあります。

 作ればよいだろうとばかりに無理に意識的に作ってもほとんど役には立ちません。でもとにかく面白く興味を持って、できるだけ自分の感じにシックリ、ピッタリくるように砂をいじったり、アイテムを置いたりできたなら必ず役立ちます。

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